背中の痛みについて

当整骨院はぎっくり腰で来院される方の多い治療院ですが、「背中が痛い、凝ってつらい」という方も実はとても多くいらっしゃいます。

背中の痛みにはもちろん筋肉の緊張なども原因になっていますが、スムーズに解決していくためには「背骨」「あばら骨」「内臓の疲労」などへのアプローチが必要です。

ページ内の目次

背骨の全体を動きやすくする

背骨

どんな症状に対しても背骨への施術は有効だと思われますが、背中の痛みの場合には必須といっても良い部位です。

当院で行う背骨へのアプローチは、痛みの出ている付近の背骨を調整するのではなく、背骨全体が一つのまとまった構造として動きやすくすることが目的です。

それがなぜかというと、全体の状態が良くなっていなければ、効果が持続しないからです。

ですから、仙骨~首の一番上の骨(頸椎1番)、さらにはその上に直接乗る後頭骨までを一つの構造として検査、調整します。

あばら骨が動いているかどうか確認する

背骨への施術はとても多くの治療院で行われていますが、あばら骨へのアプローチを行っているところはほとんどありません。

それは、どの骨が問題を抱えているのかが、背骨よりも判断しにくいからです。

しかし背骨の痛みに関しては、たった一本のあばら骨が正常に動いていないことで引き起こされている場合があるので、ぜひ調整しておきたい部位でもあります。

あばら骨の動きには、背骨と内臓の状態が密接な関係をもっているので、動いていないあばら骨があるときには、それらと相互関係も考慮しながら調整することになります。

内臓の疲労を回復させる

多くの他の痛みと同じですが、背中の痛みの場合にも内臓の疲れが関わっていることは非常に多く見られます。

背中の痛みにおいて特に関わりの大きいのは、胃・すい臓・肝臓など消化器系の臓器です。

これらの疲労にアプローチするかしないかで、改善までに必要となる期間が全く違ってきます。

当整骨院で背中の痛みが1回の施術で改善してしまうことも少なくないのは、内臓へのアプローチを施術に組み込んでいるからです。

スポーツでぶつかったり、日常生活でぶつけたりといった直接的な損傷がない場合、内臓疲労へのアプローチが最も重要になることはしばしばあります。

繰り返す背中の痛みの原因は何か

背中の痛みを何度も繰り返してしまう人の場合、慎重に原因を探していく必要があります。

人により原因は異なりますが、最も多いと思われるのは、普段から体液循環が十分でなく、夜間に疲れを解消できていないことです。

慢性的に疲れているため、少しでも体調が悪くなれば痛みが出てしまうといった、ぎりぎりのラインで生活している状況なのです。

こういった場合には、特に頭部・頚部の緊張を緩和して、ぐっすり眠れる体調を確保することが大切になります。

他の原因としては、どこかの骨の「骨自体の柔軟性」がかつての衝撃などにより低下していることがあります。

ページの先頭へ