手足のしびれはなぜ起きる?

ほとんどの人は、しびれは

「神経がどこかで圧迫されて」

おきていると考えているのではないでしょうか。

たしかにどこの医療機関でもそういった説明がなされていて、実際に神経が圧迫されておきているしびれもあります。

しかし、ほとんどのしびれはもっと他の要因で引き起こされていると当整骨院では考えています。

なぜなら、背骨のヘルニアといわれた人のしびれでも、意外に速やかに改善していくことが多いからです。

ヘルニアの改善にはもっと時間がかかると考えられます。

しびれのある人の体を検査すると、動きが正常ではない「隔膜」が複数あることがわかります。

「隔膜」というのは体の中を仕切っている膜で、もっとも大きなものは「横隔膜」です。

隔膜

この「隔膜」は全身に10程度あり、その動きが悪くなると、体液循環に大きな停滞が生じます。

体液のうち最も流れの遅いものはリンパですが、リンパは心臓から流れてくる血液の一部なので、前が停滞していても後ろからどんどん押し寄せてきます。

ですから、リンパ管のなかでおしくらまんじゅう状態になってしまいます。

この「前に進みたいのに進めなくて後ろから押される」状態が引き起こすのが多くのしびれの原因と考えられます。

また「隔膜」の動きの低下には臓器の疲れ・不調が大きく関わっているので、根本的には臓器のケアが大事な施術になります。

ぎっくり腰のように一気に解消してしまうのは難しい症状ですが、一定期間のケアで改善させることができます。

当整骨院ではお灸や手技で内臓ケアをすすめながら、隔膜の動きを回復させる直接的な施術をしていくことで、速やかな改善が期待できます。

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