当サイトの用語解説

このサイトに書かれているいろいろな説明の中に、一般の方には分かりにくい言葉や概念もあると思います。

症状の説明のところでは長文になりすぎるので、東洋医学の理論や骨格に対する当整骨院の認識・理解などは記述できないことがよくあります。

当整骨院での施術について十分にご理解いただくために詳しく解説するためのページを設けました。ご参照ください。

東洋医学での用語・理論

鍼灸

はり・おきゅうでの施術・処置のこと。

一般的には知られていませんが、日本の鍼灸術にもいろいろなものがあり、流派や施術スタイルが違うと同じ鍼灸師でも処置の内容がまったく違うこともあります。

当整骨院では古典的とも言える経絡治療という手法を用いています。

主に鍼灸の専門院で用いられている手法で、整骨院で用いているところはほとんどありません。

多くのの整骨院で行われている鍼灸術は「筋肉の緊張」に対してのアプローチで、筋肉を緩めることには有効ですが、その手法では臓器の回復は得られず、全身的なバランスも整わないので当整骨院では採用していません。

当整骨院での経絡治療は痛みや刺激のほとんどない方法なので、はりでの強い刺激をお求めの人は別の施術所に行かれることをお勧めします。

経絡

経絡とは体中にめぐっている「臓器のエネルギー(気)の流れ」のことで、目には見えないものですが、臓器に疲労や不調が生じたり、けがで筋肉や骨格を傷めると流れが滞る仕組みになっています。

痛みや不調・違和感は経絡の滞りと密接にかかわっているので、経絡へのアプローチにより滞りを解消することでこれらの症状を改善させることができます。

また、経絡を整えることが臓器の疲労や不調を回復させることにもつながるので、経絡治療とは症状の改善と臓器の回復を同時に成し遂げられる理想的ともいえる手法です。

整体での用語・理論

整体

マッサージやあんま、骨格矯正、カイロプラクティック、オステオパシーなど、「体を整える」ことを目的とした徒手療法をひっくるめた言葉。ひと昔前は骨格の矯正という意味合いが強かったのですが、最近では単なるマッサージも整体といわれるようになっている模様。

というのは、「マッサージ」という用語が本来はマッサージ師の国家資格保有者しか使えないものなので、法律に抵触することをさけるため整体と言い換えているという事情がある(当整骨院はマッサージの国家資格も保有)。

ただニュアンスとしては気持ちのよさを主眼としたものではなく、なんらかの意味で体の不調を改善させるという雰囲気をもっています。

当整骨院ではオステオパシーでの施術を分かりやすいように整体と説明していますが、逆に分かりにくいかもしれませんね。

オステオパシー

1874年にアメリカで生まれた治療法。

日本の整体法と違い、徹底して解剖学にもとづき治療哲学やテクニックが組み立てられています。

施術において特徴的なのは、体のエネルギーや組織の微細な動きなどを感じ取って判断材料にし、エネルギーの滞りのない流れや組織のゆったりとした大きな動きを回復させるという視点を重要視すること。

同じアメリカ由来の徒手療法であるカイロプラクティックが骨格の形を重視することとは対照的とも言えます。

リラクゼーション

リラクゼーションと治療の違いは、一言でいうと目的の違いです。リラクゼーションが癒しや息抜き、緊張の緩和を目的にすることに対して、治療とは症状を改善させることが目的です。

ですから同じマッサージという手法でも、目的によってリラクゼーションになったり、治療になったりします。

1番分かりやすい違いは、治療にはまず検査があり、その結果に対して適切と考えられる施術をし、そのあと効果の判定をするという一連の流れがあることに対して、リラクゼーションでは利用者の希望を中心に気持ちの良い施術はしますが、検査は通常ないことです。

もちろん質の高いリラクゼーションが痛みなどを大きく緩和することは十分ありえることですが、それはあくまで副産物のようなもので、目的が癒しならリラクゼーションというジャンルになるということです。

症状についての用語・理論

ぎっくり腰

ぎっくり腰というのは俗名で、医学的には「急性腰痛症」といいます。

でも急になった腰痛が全部ぎっくり腰なのかと言われれば、イメージ的にそれも違うように思いますね。

当整骨院では急になった腰痛のうち、仕事やちょっとした運動にも支障があるくらいの比較的強い痛みのものをぎっくり腰と解釈しています。

医療での用語・理論

施術

施術というのは、マッサージやはり・きゅう、整体、ストレッチなど、患者さんの体を回復させることを目的として行われる行為を指す言葉。

もともとは手術を意味する言葉だったようですが、今はそういった使い方はあまりされていないようです。

医療行為とも似た用語ですが、薬物や医療機器を使わない手によるケアというくらいの意味合いで多くの場合使われています。

慢性・急性・亜急性

最近起こった痛みや症状が急性、以前から継続的にある痛みや症状が慢性。

症状が起きてからどのくらい経過すると慢性と認識されるのかは、はっきりとは定義されていないようです。

が!急性の痛みに対しての施術が長引くと、施術に対して支払われる報酬が減らされるので、厚生労働省としては、3~4ヶ月以内を急性と考えていると推測されます。

また、慢性には至っていないが急性でもないものを亜急性と言っていて、「徐々に痛くなってきた性質もの」くらいの意味合い。

柔道整復師免許にもとづいて整骨院で扱われる保険は、「急性の症状にのみ適応」という方向に進んでいて、これまで亜急性の症状に対してはグレーな扱いでしたが、医療費の増大とともに亜急性は保険適応外という認識が普通になりつつあります。(2018年時点)

一方はり・きゅうの保険では慢性・急性の区別なく適応することができます。

検査

整骨院や整体院、または鍼灸院で行われる検査には本当にいろいろなものがあり、どんな手技・手法を使うのかにより異なってきます。

鍼灸院では脈を診たり、舌を見たり、おなかを触ったりといった検査が行われることが多いことは、ご存知の方もおられると思います。

整骨院や整体院では、筋肉の硬さを確認したり、関節の動く範囲を確認したり、動きの際の痛みの度合いを確認したり、骨盤のゆがみがどうなっているのかなどの検査を行っているところが多いと思われます。

当整骨院は手法もかなり個性的なものになっているので、検査も独自なものになっています。

具体的には指のエネルギーの流れ方と頭蓋骨の骨の動き具合をみてどの臓器がつかれているか判断したり、動きの悪い背骨のなかで、1つだけケアすれば他の動きの悪い背骨が全部動くようになる最重要な骨を探したりします。

検査は施術を迷いなく進めていくためにとても大切で、より繊細なことまで明確に判断できる検査が良いとされます。

骨盤

骨盤

骨盤は図のとおりの構造で、ちょうどおしりの中にある骨格。

真ん中の仙骨と両側の腸骨との間の関節は仙腸関節と言われ、ここの動きを回復させると痛みの改善に大きな効果の出ることがしばしばあるので、骨格の調整を行う者にとってはとても重要な部位となっています。

また出産の際、恥骨結合などの部分が一度おおきく広がったあと、元に戻るときにきっちりとかみ合わないことで痛みがずっと解消しないケースもあり、トラブルの起きやすい場所といえるかもしれません。

よく耳にする骨盤矯正とは骨盤に生じた歪みを矯正することですが、骨盤の歪みが背骨の不調から起きていることがとても多いので、骨盤だけ矯正しても大きな成果は得られないと当整骨院では考えています。

背骨

背骨

背骨は図のような構造で、医学的には「脊椎」と言われます。

背骨一つ一つは「椎骨」と言われ、首・胸・腰に対応する脊椎をそれぞれ頚椎・胸椎・腰椎と言っています。

首・胸・腰のうち、痛みの出やすいのは首と腰ですが、これは胸椎にだけ肋骨(あばら骨)が接合していてひずみがおきにくいことによるものだと考えられます。

胸椎は歪みはでにくいながらも固まって動けなくなってしまうことが背骨のうち最も多いところで、その動きの悪さが他の骨に負担を強いるので、動きの出やすい首と腰の骨が大きくひずみ、痛みがでやすいことになります。

背骨において最も問題となるのは、ひずんでいる骨ではなくて、固まったようになって動かなくなっている骨です。

ですからひずみをを改善させていくときには、ひずんでいる部分ではなく、動けなくなっている(胸椎)にアプローチすべきケースがとても多いのです。

オステオパシーでは大きく歪んで横にでっぱったような骨を「ハイパーモビリティ=動きすぎ」ととらえ、その骨を直接矯正することは逆に背骨に不安定性を拡大させるものだとして否定的に考えています。

歪んでいる骨ではなく、動かなくなっている骨を動くように回復させると、歪んでいた骨は自ずと元に戻ってきます。

ただ一般的な整体の多くは、歪んでしまっている骨自体にアプローチしているのが現状です。

足首

足関節

足の構造は図のとおりですが、このうち足首の関節=足関節を構成しているのは脛骨・腓骨・距骨の3つです。

しかし、足関節の機能が十分に発揮できるかどうかは、足関節から足の指までの間にある骨の状態に大きく影響をうけます。

ですから足関節へのアプローチを行おうとすれば、結局はたくさんの骨全部の状態を把握し、調整する必要があります。

足の骨は小さいものも多いことから、足関節の調整はとても難しいといえます。

それでも足関節が人体で最も下に位置し、全体重がかかることを考慮すれば、調整する意味合がとても大きい事も間違いのないことです。

頭蓋骨

頭蓋骨

頭蓋骨の構造は図のとおりで、いくつもの骨が合わさって頭の形を作っています。

骨と骨との接合部は縫合や結合という名前がついています。

頭の形は一定のリズムで横に広がったり、縦に伸びたりを繰り返して変化していて、縫合や結合のあそび(可動性)がそれを可能にしています。

形の変化は頭の中にある水(脳脊髄液)の産生・排出とおおきく関わっています。

ですからもし縫合や結合がカチッとくっついてしまったら、動きにくいということになり、同時に水の流れが得られないということになります。

水の流れの低下が体力の低下、生命力の低下とイコールであることは、肺での呼吸の浅さが体力・生命力の低下に直結することと本質的に同じです。

ですから、頭蓋骨の形の変化と水の生産・排出を1次呼吸、胸の形の変化と空気の交換を2次呼吸と呼んでいます。

頭蓋骨の矯正や調整にはいろいろな手法がありますが、目的は頭の形の変化をしやすいようにして、水の産生と排出をダイナミックに行えるようにする、そして脳の機能が発揮しやすいようにするという目的は同じです。

ただ、頭蓋骨の状態と内臓や骨格の状態が相互に影響を与え合っているので、頭蓋骨を良い状態にしようとすれば、通常全身的なケアも必要となります。

頭蓋骨と内臓の関係は

後頭骨=小腸・脾臓 側頭骨=腎臓・膀胱 頭頂骨=肺・大腸 前頭骨=肝臓・胆のう 頬骨=すい臓・胃 蝶形骨=副腎・胸腺 上顎骨=心臓

という対応になっています。

この関係性についても、いくつかの説があるのですが、当整骨院ではこの指標にとても整合性があると実際に使っていて感じるので採用しています。

当整骨院ではこの関係性をもとに、頭蓋骨を検査してどこの臓器に疲れなどが生じているかを判定し、指の臓器との関係性を使った判定と比較検討し、施術に反映させています。

手首

手関節

手の構造は図のとおりです。

見てわかるように、小さな骨がたくさんあるので、痛めた時に

「どの骨に問題が生じたのか?」

ということを検査していくのは、結構大変、かつ難しいことです。

また図にはありませんが肘の不調から手首周辺の骨の問題が引き起こされることがよくあります。

そのケースではせっかく手首周辺の調整をしても肘の問題が残ったままになるので、手首の不調はまたすぐに生じてくることになります。

その他指の特性として、臓器との関連が非常に強いということがあります。

この特性は足の指においても同じです。

手の指の場合は、親指=肺 人差し指=大腸 中指=胸腺 薬指=副腎 小指=小腸・心臓 という対応になっています。

足の指の場合は、親指=膵臓・肝臓 人差し指=胃 中指=胃・胆のう 薬指=胆のう 小指=腎臓・膀胱という対応です。(東洋医学的知見)

当整骨院ではこの対応をもとに指の検査でどの臓器に疲れ・不調が生じているかを判定して、頭蓋骨での判定とも比較検討して施術方針を決めています。

からだの仕組みの解説

ぎっくり腰になった当日

ぎっくり腰の原因のページで解説していますが、ぎっくり腰の原因の中で臓器の疲労が最も大きな要素です。

疲労した臓器と関係の深い筋肉はうまく働けなくなるので、ぎっくり腰が発症します。

ぎっくり腰になった当日、特に直後というのは、臓器の疲労が最大になっている時点と考えることができます。

そのあと時間が経つに従って、ある程度の臓器の回復が自然に進行していくことが普通です。

ですから、ぎっくり腰になって一日程度時間が経ってから施術すると、少し回復していた臓器をさらに回復させることになるので、効果は大きく出やすいということになります。

ただし、ぎっくり腰が少しでも早く良くなることを考えると、ぎっくり腰になった直後に施術するほうが良いことは確かです。

効果が実感しにくいというだけのことで、直後でも確実に体を回復させてはいるのです。

深刻に疲労した臓器が少し回復しても、筋肉の正常な機能を取り戻すまでには至らないので、痛みの減少として感じにくいのです。

臓器の深刻な疲労を一瞬でに回復させる方法は基本的にはありません。

ちなみに、足首の捻挫や交通事故での損傷などの場合は、施術は早ければ早いほど効果は大きく得られます。

それは、痛みの出現が外力による骨格へのダメージによるもので、臓器の疲労とは何の関係もないからです。

痛みが骨格の問題だけで出ている場合は、手技で痛んだところを調整できれば、まさに一瞬で痛みが減少します。

痛みに臓器の問題が関係しているかどうかで、施術の効果やそのあとの回復の仕方は変わるということですね。
冷たい物を好んで飲む習慣

胃腸の元気良さというのは、血流の多さと臓器の温度の高さと言い換えることができます。

また「エネルギー(気)の多さ」といっても良いでしょう。

食べものを臓器が消化するときエネルギーが消費されてしまうのですが、冷たいものの消化にはとても多くのエネルギーが必要です。

習慣的に冷たいものを飲む人は、普段から慢性的に胃が疲れている可能性があります。

胃腸がすごく疲れているのに、自分では気がついていない人はとても多いのです。

逆に、生まれつきとても胃腸の弱い人、体の弱い人が習慣として冷たいものを飲んでいることはあまりないようです。

冷たいものが体に良くはないということがなんとなく分かるのだと思います。

交通事故損傷の後遺症

どんな怪我でも、時間をおかずに処置するほうが良いということはよく知られています。

交通事故の場合は早い時期からのケアが特に大切ですが、それが何故なのかは整骨院や整体の業界でもあまり知られていません。


交通事故の場合のように体に大きなひずみが生じた場合、当然痛みも強くなります。

すぐにひずみを解消できればいいのですが、ケアを受ける時間がない場合、またはケアが適切ではない場合などは、ひずみが長期に渡ってそのままになることがあります。

しかし、それでも多少は痛みが減少してきますね。

それは体の回復力のおかげですが、その際に体では「ひずみの分散」が起きているのです。

体の一箇所に大きなひずみが生じた場合、痛みが強く、体にとっても大きな負担となるので、自然治癒の方向としてもっと広い範囲にひずみを広い範囲にばらまくことで、一か所に集中した大きなひずみをできるだけ減らそうとします。

体としては必然的な対応ですが、体のあちこちにひずみが生じてそれが定着してしまうと、大きなひずみの所だけをケアしてももはや十分な回復が得られなくなってしまいます。

体の治癒力によるひずみの分散というのは事故直後からスタートしていると考えられるので、できるだけ早くケアを開始したほうが簡単に回復させることができるのです。

当整骨院でもたくさんの交通事故損傷をみてきたのですが、ぶつけたりしていない頭蓋骨にもひずみがみられ、それを解消することで痛みが極端に減少したケースもあります。

ですから、できるだけ早くケアを開始するようにしましょう。

また後遺症が残ってしまったら、その時点では局所へのケアだけでは解消できない可能性も高くなっているので、全身的なケアのできる整骨院や医療機関にいくことが必要になると思われます。

脳を活性化

脳の元気良さというのは、血流の良さと言い換えることができます。

脳は体内の他のどの臓器・器官よりも骨格により強固に守られていることから、頭蓋骨の状態が脳の血流に与えるインパクトは決して小さくないと考えられます。

脳は直接頭蓋骨にくっついているわけではなく、脳を包む膜(軟膜・くも膜・硬膜)と膜の内側を満たした脳脊髄液により保護されています。

脳脊髄液は脳室というところで血液からごく少量づつ(1ml以下/分)作られている液体で、背骨の中にも流れ込んで、一定の循環をもっています。

この循環が滞ることで少しでも脳圧(脳脊髄液圧)があがれば当然血流は悪化すると考えられますが、逆に脳の血流が改善すれば症状の改善にも大きく関わることが分かっています。 その効果がとても大きいので、カイロプラクティックのSOTやオステオパシーの頭蓋仙骨療法といった手法による頭部への施術が日本でも珍しいものではなくなってきました。

東洋医学的には誰でも生まれつき弱い臓器はあると考えていますが、脳が生まれつき弱い、脳の血流が悪くなりやすい人もいると考えるのが妥当かもしれません。

ですから、うつなど精神疾患や認知症などになりやすいかどうかは、考え方や会話の頻度などだけではなく、生まれつきの脳の強さ、あるいは頭蓋骨の動きの良さも関わっているように思います。

そういう体質の人は定期的な頭蓋骨の調整が必要なのではないかと思われます。

ところで頭蓋骨の調整による脳脊髄液や脳へのアプローチは、日本の現代医学では頭蓋骨は動かないものだと認識されていることから、否定的に捉えられているか、あるいはほとんど認知されていないようです。

筋肉と臓器の関係

筋肉の機能と内臓の状態に大きな関わりがある事はあまり知られていません。

カイロプラクティックから生まれた「アプライドキネシオロジー(応用運動学)」という手法では、どの筋肉とどの臓器が関係を持っているかを明らかにしています。

筋肉に機能低下がみられるときや過緊張状態にあるとき、単純に緩めるだけでなく臓器の調子にも配慮することで、より大きな効果を得ることが期待できます。

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