膝の痛みの原因

膝の痛みには、大きく分けて3つの種類があります。

  • 体重をかけているときに起こる痛み
  • 体重をかけていない状態、例えば就寝中に起こる痛み
  • 膝を大きく曲げたときに起こる痛み(正座できないなど)

痛みのでる状況が全く違うので、原因も当然違うということになります。

体重をかけているときに起こる痛みについて

体重をかけている状態ででる痛みは膝の関節がうまく噛み合っていないことが原因です。

関節がうまく噛み合わないのは関節周辺の筋肉のバランスが崩れているからです。、

各々の筋肉が適正に関節をひっぱっていればいいのですが、ゆるんで引っ張っていない筋肉があったり、逆に緊張が強くて引っ張りすぎる筋肉があると、噛み合うはずの上下の骨の位置関係がずれてしまうのです。

筋肉のバランスが崩れる理由は2つあり、「歩幅の減少」と「内臓の疲労や不調」です。

誰でも年齢とともに歩幅が短くなってきます。

すると、太ももの後ろ側の筋肉や、ふくらはぎの筋肉があまり使われなくなります。

足の前側の筋肉には変わらず負担があるので、徐々にバランスが悪くなってきます。

これが痛みの出やすい原因になります。

また筋肉の働きは内臓の元気よさと大きな関連があるので、特定の臓器の調子が悪くなったり疲労することが筋肉のバランスを崩すことになります。

当整骨院での内臓の元気良さの測定では、胃と肝臓の元気が足りない時、膝の痛みの出る人が多いようです。

体重をかけていないときの痛み、うずきについて

この場合の痛みには、足の筋肉のバランスはあまり関係がありません。 体重がかかっていないので、筋肉も基本的に働いていないからです。

では何が問題になっているかというと、それはリンパの流れです。 リンパが正常に流れていれば、当然痛みやうずきはでることがありません。

リンパの流れに大きな関わりを持っているのは、「呼吸の際の胸の動き」と「肝臓」、そして「関節の機能」です。

じっとしているとき、筋肉の動きでリンパを流すことができないので、誰でもリンパは滞りやすくなります。

それでも、呼吸が深ければ、膨らんでしぼむという胸の動きも大きく、そのポンプ作用でリンパの流れは維持されます。

呼吸が浅いとポンプ作用が弱くなり、全身のリンパは流れにくくなります。

また肝臓はとても流れの悪くなりやすい臓器で、また全血流の25%が当てられているので、肝臓の血流の悪化は、全身の血流の悪化に直結します。

そしてまた、関節機能の低下はリンパ停滞しやすい状態でもあるので、痛みがでてしまうことになります。

膝を深く曲げるときにでる痛みについて

この痛みの原因は体重をかけているときに起こる痛みの原因と少し似ています。

何が似ているかというと、筋肉のバランスが崩れていることです。

ですから、両方の症状としてお持ちの方も少なくありません。

違うところは、膝関節の「滑り運動」に関わる筋肉のバランスが悪いというところです。

膝関節は曲がっていく最初のうちは、転がり運動といってドアが開け閉めするような運動で曲げられていきます。

しかし曲げる角度が深くなると、すべり運動といって太ももの骨とすねの骨の位置関係がずれるような運動も加わって曲げられていきます。

この際、すべりに関わる筋肉のバランスが崩れていると痛みが出てしまうのです、

ですからこの痛みを解消するには、膝を曲げていく過程の筋肉バランスをとればいいということになります。

膝の痛み、膝関節症について

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