膝の痛みの原因

膝の痛みには、大きく分けて3つの種類があります。

  • 体重をかけているときに起こる痛み
  • 体重をかけていない状態、例えば就寝中に起こる痛み
  • 膝を大きく曲げたときに起こる痛み(正座できないなど)

痛みのでる状況が全く違うので、原因も当然違うということになります。

体重をかけているときに起こる痛みについて

体重をかけている状態ででる痛みは膝の関節がうまく噛み合っていないことが原因です。

関節がうまく噛み合わないのは、関節周辺の筋肉のバランスが崩れているから、あるいは昔のケガの後遺症です。、

各々の筋肉が適正に関節をひっぱっていればいいのですが、ゆるんで引っ張っていない筋肉があったり、逆に緊張が強くて引っ張りすぎる筋肉があると、噛み合うはずの上下の骨の位置関係がずれてしまうのです。

筋肉のバランスが崩れる理由は2つあり、「歩幅の減少」と「内臓の疲労や不調」です。

誰でも年齢とともに歩幅が短くなってきます。

すると、太ももの後ろ側の筋肉や、ふくらはぎの筋肉があまり使われなくなります。

足の前側の筋肉には変わらず負担があるので、徐々にバランスが悪くなってきます。

これが痛みの出やすい原因になります。

また筋肉の働きは内臓の元気よさと大きな関連があるので、特定の臓器の調子が悪くなったり疲労することが筋肉のバランスを崩すことになります。

ケガの後遺症というのは、例えば足首の捻挫で関節に機能の低下がある場合、その影響で膝が痛くなることがよくあります。

何十年もまえの捻挫でも、加齢とともに筋力の低下が起きてから影響が大きくなり、痛みの原因になるのです。

この場合、適切に触診すれば足首に問題があるかどうかすぐに分かります。

体重をかけていないときの痛み、うずきについて

例えば寝ているときに膝が痛いというケースはよくあります。

このケースの原因は主に、足のどこかの筋肉が過緊張の状態になっていることです。

この筋肉の過緊張は、関係する臓器の疲労や不調と大きく関わっています。

たとえば夜間のこむら返りには、胃や肝臓の不調が隠れているようです。

また、体液循環の不足も原因になります。

体液の中で最も停滞しやすいのはリンパの流れです。

リンパの流れに大きな関わりを持っているのは、「呼吸の際の胸の動き」です。

じっとしているとき、筋肉の動きでリンパを流すことができないので、誰でもリンパは滞りやすくなります。

それでも、呼吸が深ければ、膨らんでしぼむという胸の動きも大きく、そのポンプ作用でリンパの流れは維持されます。

呼吸が浅いとポンプ作用が弱くなり、全身のリンパは流れにくくなります。

その際、他の関節よりも膝のリンパの流れが悪ければ、そこで大きく停滞し、痛みやうずきがでてしまいます。

他の原因としては、脊椎などでの神経の圧迫の場合もあります。

膝を深く曲げるときにでる痛みについて

この痛みの原因は体重をかけているときに起こる痛みの原因と少し似ています。

何が似ているかというと、筋肉のバランスが崩れていることです。

ですから、両方の症状としてお持ちの方も少なくありません。

違うところは、膝関節の「滑り運動」に関わる筋肉のバランスが悪いというところです。

膝関節は曲がっていく最初のうちは、転がり運動といってドアが開け閉めするような運動で曲げられていきます。

しかし曲げる角度が深くなると、すべり運動といって太ももの骨とすねの骨の位置関係がずれるような運動も加わって曲げられていきます。

この際、すべりに関わる筋肉のバランスが崩れていると痛みが出てしまうのです、

ですからこの痛みを解消するには、膝を曲げていく過程の筋肉バランスをとればいいということになります。

膝の痛み、膝関節症について

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