産後の腱鞘炎
産後の症状の中でも、もっとも解決するまでに時間のかかる症状は腱鞘炎かもしれません。
腱鞘炎の場合、「腎臓の疲労」との関わりはとても強いですが、骨盤の状態とはあまり関わっていないこともあります。
その代わり胸郭、分かりやすく言うと「あばら骨」の動きにくさとの関わりが強いようです。
腎臓のエネルギーはあばら骨と胸の骨(胸骨)との関節のところを走行しています。
ですから腎臓に疲労がたまると、あばら骨の動きが制限されることが少なくないようです。
またあばら骨は呼吸の際に大きく動いているので、その動きが制限されることはあばら骨の間をつないでいる肋間筋を疲労させ、緊張させます。
その結果、胸全体が固まったようになってしまいます。
当整骨院ではあばら骨も含めた骨格の調整でこの状況を改善します。
「腎臓疲労の回復」と「骨格調整」を同時に施すことで、改善の難しい腱鞘炎もスムーズに解決します。