交通事故と頚椎(首)の関係について
なぜ、交通事故の際に首が痛んでしまうのか。これにはいくつかの要因がありますが- 人間が二足歩行になったため脳が発達し、結果頭部が重い
- 腰部や胸部と比べて、骨格的・筋肉的な構造が脆弱
- 交通事故の際、シートのどこにも接触させていない
などが大きな要因と考えられます。
頭部は、前側に60度、後ろ側に50度しか生理的可動域がありません。
ところが事故の際には、本来の可動域を超えて大きく前後に揺さぶられてしまうのでとてもおおきく損傷してしまいます。
ただ、実際には首だけでなく、背骨全体・全身的に損傷は及んでいます。
頭蓋骨なども含んだ全身的なケアが理想的です。