「無形エネルギー共鳴療法」の第1回のセミナーを受けてきてから、約3週間経ちました。
次回までに訓練しておかないといけないことがあるので、ちょっと焦ってきているのですが、この3週間でとてもたくさんの新しい発見がありました。
例えば背骨の不具合に関しては、「なんで今まで気が付かなかったんだろう?」と思うことがいくつも出てきています。
一言でいえば、前よりもより敏感になったのかもしれません。
そんな中でもとても驚いているのが「脳戸」というツボへのアプローチです。
脳戸とみけんの間にあるものは・・
脳戸というツボの名前を聞いたことのある人は少ないと思います。
が!その位置にはとても大きな意味合いがあったのです。
インドヨガでは眉間にあるエネルギーの出入り口を「アジナ」と呼んでいて、東洋医学では印堂と言います。
もっとなじみのありそうな表現は「第三の目」でしょうか。
この部位から頭のちょうど反対側に位置するのが脳戸なのです。
眉間と脳戸をつないだライン上にあるもの、それは「脳下垂体」です。
つまり第三の目による特殊能力はこの脳下垂体のパワーだと考えられています。
脳戸へのアプローチは脳下垂体を活性化する?
脳下垂体とはホルモンの中枢で、ホルモン系の器官では最重要ともいえる機能を果たしています。
ここで、脳下垂体に働きかけようとするとき、やはりみけんの方へアプローチした方が効きそうに思います。
なにしろメジャーなポイントですし。
でも、やってみるとそれほど大きな成果を得ることはできません。
そこで脳戸。
脳戸にでている反応を完全に解消するとなんと!
経絡の乱れや骨格の不具合なんかが全部なくなってしまいます!!
うーん、なんなんでしょうかね、これは。
初めて自分の脳戸で試した時は変化が大きすぎたのか、頭蓋骨が奇妙な感覚になりました。
しばらくその後、脳戸あたりが敏感になって、若干痛みもあったくらいです。
でも、なんとも言えない爽快感のようなものも感じたのです。
なぜそうなるのかは分かりませんが、脳戸の場所から考えて、脳下垂体の働きが上がったのだと推測されます。
体の不調は脳のパワーの不足
そもそも体は「自律神経」がまさに自動でコントロールしてくれているので、自律神経が完全に役割を果たしてくれているなら、どこにも不調はおこらないはずです。
しかし実際には痛くなったり、しんどくなったりします。
それはなぜかというと、体に加わっている負担に対して、自律神経の働きが及ばない、言い換えれば治癒力が足りていないからでしょう。
治癒力を指令するのはだれなのか?
やはり脳でしょう。
ということは、脳の力が上がれば、いろいろと起きている問題があっさり解決してしまうのかもしれません。
ですから、脳を十分に働かせればお灸なんかで内臓ケアをしたり、手で骨格の調整をしたりする必要がほとんどなくなってしまうかも・・。
それにしても、脳下垂体へのアプローチで自律神経の働きが大きくあがるとしたら、それもちょっと予想外。
自律神経の中枢といえば視床下部ですから、視床下部へのアプローチを模索していた時期もあったんですよねー。
脳戸の調整はちょっとこわい
少し試した感じでは、いきなり脳戸にでている反応を完全に取りきることは、体に大きな変化を引き起こしすぎるような感じがします。
ですからまず半分くらいだけ脳戸のケアをして、残った内臓の疲労などをお灸や手技でとることにしています。
半分の威力だけでも、かなり大きな変化を体にもたらしてくれて、施術が大きく簡略化できてしまいます。
今後しばらくの間、脳戸の使い方を考えて行くことになりそうです。