施術の世界において、ある程度高度な内容のセミナーであれば、膠原病やらがんやら内臓疾患やら精神疾患への効果は、ごくあたりまえのように謳われています。
しかしながらそういったセミナーで指導されている施術でも、ごくありふれた痛み主体の症状と「難治疾患」への対応が、検査から施術、通院の間隔まで、なにも変わらないのであります。
ワタクシはいろいろな高度なスキルのセミナーにおいて、同じ質問をしてきました、
それは、「通常の症状と難病などはどういったところに違いがあって、引き起こされている症状が違っているのですか?」というものであります。
簡単に解決できてしまうような症状と、難治疾患では、何かが違っていて当たり前なはずであります。
でもこの単純な問いに対して、納得できる説明をしてくれた大先生が一人もおられませんでした。
よくわからない理論ではぐらかされたり、そういうことじゃないとか、あんたは何もわかっていないと逆に叱られたこともあるのであります。
まさにバカバカしいの極地であります。
もちろん施術の業界において、まれに奇跡的な成果がでていることもたしかであります。
でもそれらは心身の複雑さゆえに起こった、「意図していない」成果であります。
たまたま良くなったにすぎないというのが、本当のところです。
でも実際に、普通の症状と難治疾患とでは、何かが違うはずなのであります。
そして最近になって、それが分かったように感じているのであります。
ワタクシが現段階でできる、一番深い意識状態、完全な「無」の状態に一番近づいた状態で、四苦八苦しながら患者さんの身体を診ると、患者さんの潜在意識の深い部分がダイレクトに悪影響を与えている部位を見つけ出すことができ、概ねそれは1か所、多くて2か所しかでてこないことが分かりました。
潜在意識から最初に悪影響をうけている組織がどこなのか、ということと、その悪影響の強度の違いで、どんな症状が引き起こされるのかが変わってしまうように考えられます。
膠原病などの難病ではなくても、長年治らない首や腰の症状を持っている患者さんはとても多いです。
でもそれらの単にしつこい症状に潜在意識からの影響がある場合でも、最初に悪影響が作用している組織が筋肉や筋膜、胸郭にかかわる何らかの膜であったり、臓器や分泌腺の場合でも、作用の強度がそれほど強くなないようです。
それに比べ難病などの場合には、脊髄やその周りの硬膜、脳、ホルモン系の器官など重要な組織に強い作用が働いています。
ここに決定的な違いがあると強く推測されます。
ここまで分かれば、難病もそうでない症状も、治していく手法は同じで、潜在意識からダイレクトに悪影響を受けている部位に対して有効なケアの方法を探し出すだけです。
ここへの有効な方法は、こことダイレクトにつながっている潜在意識の問題にも大きく働きかけ、解消していくことができます。
弱い作用を与えている問題なら1~2回、強い場合でも5~10回で解消させることができるようです。
完全な「無」の意識状態に近づいてきたことで可能になった今回の方法。
真に希望に満ちた施術方法にまで、ようやくたどり着いたのでありましょうか。
もし今回の方法でまだ足りない部分があったとしても、もう核心にまでは、すぐそばまで来ていそうであります。
というわけで、今後もたのみますぞ、みくまりの神様、不動明王様、宇宙の本質殿!