「日日是好日」という映画をテレビでやっていたので、録画したものを見てみました。

冒頭、茶道の「作法」についての描写があり、こーゆーのって、超苦手ですワ、と思ってみていました。

とにかく「覚える」という作業がワタクシ的にダメですし、作法の理由も忘れ去られたかのような世界で、完全に理解不可能な領域。

でも、選び抜かれたセリフが茶道の本質を徐々に教えてくれるかのよう。

「考えないでやる」「体が覚えている」

あまりにも細かく決められた作法が、思考から離れることを目的として精密に組み立てられた「瞑想の歯車」のように感じられる。

なーるほどぉ、そういう世界だったのですかぁ、静謐が誘う触れえぬ園。

すばらしくお勉強になったでござんすね、とてもすがすがしい気分なのであります。

このような優れた文化をあまりあれこれと分析するのは軽薄とは思うのですが、表面的な心では感じ取れない、「物事や人生の本質」に迫ることのできる、ひとつの形のようであります。

そろそろ、ワタクシにも新しい先生が必要であるようです。

そんでもって、検査等も全部、一新してしまいたいような気がします。

もっと、どフィーリング、こんな感じ、みたいな方向が良いかも。

おぉー、新たなせかいよー、やってきておくれぇ。

それでおしまいかよ!? ですって、お前さん!

まーね、そういう記事も良しとしておくんなさい。何故にかセンチメンタルな秋のワタクシなのであります。