先日、ある定食屋さんに久しぶりにいきました。
ワタクシはたくさん食べるほうなので、普通に定食を食べると量がたりないのでございます。
でも今回のお店なら大丈夫。
大盛メニューもありますし、ご飯はおかわり無料。
素晴らしい設定です。
さ、一杯目を食べて早速おかわりに!
と、おかまのあるところにいくと、何やら謎の文字列が。。
おかまはどこへ行ったんでございましょうか。
まさか、おかわり制度は廃止になったとか?
久々ですから、そんな慈悲のない仕打ちもありうるのかも、とおもって文字列を読んでいると、
「大丈夫ですか?」
と店員さんのヘルプが。
すると、あ!おかわりですね!と言ってワタクシのお茶碗を受け取り
「ドリンクバー」
だと思い込んでいた機械の前にセット。
中盛でいいですか?との問いにうなずくとスイッチON!
なんとそやつは「ごはん自動盛りマシン」
だったんでございます。
一瞬でおかわり完了。
はいどうぞ、と手渡され、しばらく身動きができないワタクシ。
「完全に時代に取り残されている」
そう思ったんでございますよ。
でも確かに、水につけてあるしゃもじで、水をきりつつご飯をつがえるのはちょっと微妙な感覚。一抹の不安あり、のワタクシでありました。
今回のマシンは。いろいろな心配を一掃してくれること間違いなしの優れものでございました。
それにしても、知らないうちに時代が変わっていっていると感じてしまいます。
はりきゅうなんて、中国3000年の歴史とか言ってる化石的手法をいまでも使っている訳ですが、いつかそんな手法は完全に時代に取り残される時も来るのでありましょうか。
でもま、逆に感性が悪くなっていっているかのような現代人でありまして、消臭剤やらをシューシューやっていて平気なくらいですから、エネルギーに敏感な者どもはまだしばらくの間必要だと安心しておるのでございます。
さて、表題の件ですが、世の中色々なセラピーがありますね。
骨格・筋肉・内臓・リンパ・自律神経・メンタル・霊・汚染など、ターゲットも様々です。
我々の業界はほぼ、筋肉と骨格をターゲットにしていることが多いのは、単に体の痛みの除去が患者さんのニーズであるからですね。
「体が痛いんだから体のどっかに異変があるに違いない!」
というのは、患者さんのごく当たり前の認識でございまして、先日も右足の痛い人の左足をいじくり回しておりましたら
「せんせ、そっちじゃないですよ。」
と、ご親切な指摘がございました。
「右足が痛いからケアするのも右足」
そんなことは当たり前中の当たり前でござんすね。
でも実は
「そんなことも・・ない」
のが真実でございまして、そのあたりのご説明はまこと困難でございます。
そんな中
「腰が痛い!」
という人に
「怒りの感情が腰に痛みを・・・」
なんて言ったら
「???」
となるか、もしくは
「こいつはやばい奴だ」
と思われるのがスタンダードな反応じゃないでしょうか。
でも世の中には、メンタルケアで痛みの改善をしている人たちも少なからずおられます。
メンタルケアで改善した痛みを、もし他のセラピーで対応していたらどんな結果になっていたでしょうか。
全然治らん!!このヘボが!!
恐ろしいですがありえる展開です。
ところで、国家資格保持者のやっている施術院で、痛みの主要な原因が
「リンパの滞りです」
という認識のところは天然記念物レベルの希少な存在かもしれません。
なぜって、リンパの滞りの原因は概ね内臓なので、リンパを意識するなら自ずと内臓ケアが主眼になるからです。
でも、施術の結果に納得のいかないワタクシは先日から、リンパも施術の候補として入れて検査をすることにしました。
すると!!
施術の最初にいきなりリンパをケアしろという反応が出ている人は今のところいませんが、1回の施術が終了するまでに、どこかしらのリンパをケアしろというサインがでることが、かなり高確率であるという結果になっています。
臓器が原因でリンパが停滞しているのに
「リンパ自体をケアしろ」
というサインが出てくることの意味合いは、一定期間悪い状態にあったリンパ管は、内臓ケアだけでは良い状態に戻ってくれないということでしょう。
あぁ~、そうでござんしたかぁ。
どーりで改善の進みにくい奥様やお嬢様がおられるはずでございますじゃー。
ということで、リンパマッサージの意義がようやく腑に落ちたワタクシでございます。
でもま、リンパマッサージは内臓ケアと組み合わせることが良、ではございますよ。
どんなセラピーにも、必要なタイミングというのがあると思います。
どんなセラピーにも、解決できる得意分野があります。
でも逆に、どんなセラピーにも、不得意な分野があります。
全部のセラピーで臨めば、ほとんどの問題を解決できるかもしれません。
そんなこんなで、いままでターゲットにしていなかった要素も、検査項目の中にいれていく必要性を感じます。
これからは、鍼灸とかオステオパシーとかの手法にこだわったやり方はなくなっていきそうです。
体が一番要求していることを、考えうる全部の要素から探し出せれば、必ず良いケアになります。
体のどんな要素に対してケアを行うのかを調べる、そんな検査はこれまで不可能でしたが、無形療法の習得により、徐々に可能になってきた模様。
あとは、例えばメンタルが問題ならそれに対応できる手法が必要ですが、今のところ
「アメリカ軍に竹やり」
くらいのお粗末さでありますから、そのあたり、またまた新たな研修で習得するのかできるのか。
乞うご期待。
ところで、連休後に新しい患者さんの初回の料金を上げさせて頂きました。
まだ周知できていませんので、うちに来られている患者さんからのご紹介の場合は、以前の料金のままになっていますが、まもなく全面的に切り替わってしまうと思われます。
おそらくは6月中に。
こちらの患者さんからご紹介いただいて、すでにご来院を検討されている方がおられましたらお急ぎください。
今ならまだ、すべりこみ、セーフ!でございます。