ある番組で、自分の興味に従ったテーマについて、学校の勉強とは関係がない「自学」という学びを続ける中学生のドキュメントが放送されていました。

その中でその子のお母さんは、うちの子は

「明るくない、元気もない、積極的でもない、そしてコミュニケーション能力もない」

から学校の先生が好きな学生の真逆だと思います、といった旨の話をされていました。

 

聞いていて、泣きそうな気分になったのでございます。

ワタクシの子供のころは、まさに、先生の好きそうな学生だったからであります。

小学生のころは、先生が自分の事をとても好きでいてくれることに、何の疑問もなかったくらいなのでございます。

浅はかなワタクシは、そんな状況が誇らしいと思っておりました。

でも大学の時、体がメチャクチャになって、友達が自分を見ても自分とは判別できないような事態になってはじめて、当たり前だと思っていたことすべてが、実は己の力で獲得したものでもなければ、必然的に備わった性質でもなく、たまたまの恩恵によるものだと思い知らされたのであります。

ですから、自分を誇らしいと思っていたあの頃に、でかい顔をして生きていたワタクシがとても恥ずかしく思われます。

でもこの番組は、学校などの教育の方針や人物評価の方向性に疑問を投げかける内容ではなく、この少年が自分の取り組みによって、ゆるぎない道を進んでいっていることに焦点をあてたものであります。

この番組の中で、この少年も、そしてお母さんもとても好きだという

「ルリボシカミキリの青 福岡ハカセができるまで」

という本の一説が紹介されました。

「今、君が好きなことがそのまま職業に通じる必要は全くないんだ。

大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。

そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける」

 

あまりの素晴らしい言葉に、しばらく身動きができませんでした。

ワタクシも、「気功」と巡り会えたおかげで、なんとか生き延びていっているようにも思うからであります。

本当に好きなことが1つだけあれば、人生はそれで十分とも言えるかもしれません。

どんな人も、すごく好きなことにめぐりあえるよう、願っております。

 

さて、ワタクシの「エネルギー的・人体のしくみ」の解明への興味は、もちろん職業的なものでもあるのでありますが、それ以前に、大学時に壊滅的打撃を受けたワタクシの体を回復させたいことが最大の要因になっているのであります。

そんな状況になぜなったのかといえば

「どなたもワタクシを治してはくれないなんて、なんてヒドイ世界なの?」ということなんでございます。

はっきり言って、現代医学には失望しか感じないです。症状を緩和することに終始し、本当の原因を究明するスタンスをほとんど失っているとしか思えません。

 

一方で整体や東洋医学の世界はどうでしょうか。

業界内にいれば、腕利きの施術者にはいくらでも会うことができます。

それでも、患者目線から言って、本当にありがたいような存在には、ほとんどお目にかかったことがありません。

 

伝説的治療家とか言われながら、ご自分の症状を緩和はできても、根本解決できないような人たちばかりです。

画期的効果をだせるケースがあったとしても、意図せずたまたま得られた効果にすぎないのが本当のところなのであります。

よくそんなレベルでセミナーなど開催できるもんだと正直言って思ったりします。

 

患者目線からいえば、治せないなら全部「ヘボ」でござんしょう?

ワタクシの体から考えると、おそらく99.99%はヘボい施術者ということになるのでございましょうか。

とにかく「ヘボい」。

当然ワタクシも「ヘボい」状況であります。

 

ということで「ヘボ脱却」を果たし、難病級もポンポン回復させられるようになることが当面のワタクシの目標であります。

てか、当面の目標が施術者人生全部の目標になってしまわないよう、早めにクリアしたいところであります。

 

そしてクリアしましたら、恐縮ながら今より高額な料金になってしまうのであります、ムフフフ。

 

で、前置きが超ながぁくなっちまったのでありますが、免疫の話なのであります。

ようやく小腸殿の攻略も可能になり、これでいよいよ感動的回復を得られるはずだと思っていたのでありますが、そうは問屋が卸さない。

試しに自分の体に

「免疫は正常ですか?」

と聞いてみると

「異常」

ですって。

あなたは遠慮ってものがないの?

 

でもなぜなのか?

あれこれ調べていると、「セロトニン」が「ない」との体の意見。

「セロトニン」は精神安定などの役割を持つホルモンですが、調べたところ小腸で生産されているとのこと。

ほぉぉ、小腸、治したはずなんですけどぉぉ?

 

体に聞いたら、確かに小腸殿は大丈夫になっている。

仕方がないから、小腸のパーツごとに調べてみるでござんす。

 

すると、小腸全体としては悪くなくても、「粘膜やら絨毛やら」が「治りたくない」とごねているのだとか。

 

で、またまたそれはなんで?

と探ってみましたら、

心臓のそばにある「胸腺」の働きが異常であることの影響だとか。

 

胸腺は免疫の中枢の一つであります。

つまり、そこの異常を見落としていたのであります。

「免疫なんだから、先に胸腺は調べるよね、普通」

とかの後悔先に立たず。

 

人生後悔しないことが重要なのであります。

 

でもってケガの功名、免疫の暴走で小腸の粘膜やらがダメージを受けている事実も判明。

ということで、さしあたり胸腺の正常状態維持が大切ということで、これについては胸前面の肋間筋を指圧のように押して緩めとけば概ねOK。

胸腺がまともになった瞬間、「セロトニン」も「ある」という体の返事になるから、どうもちょっとばかし「胡散臭い検査」なのであります。

 

「ちょっとばかしじゃないだろ!」ですって?あなた!

 

そんなこと言われても、もっと胡散臭いのがごろごろあるので、その程度はぜんぜん大目にみるのであります。

 

つい先日も、首つり現場にそのまま留まっておられた幽霊どのの事を相談され、試しにやってみたら「ソーマ殿」で成仏させちゃったりとか・・。

その件ではワタクシ自身も「うっそ!?」と思っちまいましたですね、さすがに。

 

あっと、続きです。

 

それにしてもなぜそんなところが緊張するのかといえば、一番の原因は「食べすぎ」による消化器の疲労のよう。

 

食べ過ぎる→消化器が疲労する→肋間筋が緊張→胸腺の血流不良→免疫が不安定化→小腸の粘膜に異常発生→小腸の粘膜が荒れる→細分化されない食物が体内に→アレルギーや免疫異常が加速

 

前の記事で、「小腸がおかしいから免疫が異常になる」という結論を書いたように思われますが、間違いでした。

そのパターンもありえますが、先に免疫異常が起きて、それが小腸の粘膜を壊すというのが、もっとありふれた機序かと思われます。

 

それにしても、体を守るのも免疫なら、強烈に壊すにも免疫であります。

みなさまの体を調べておりますと、免疫疾患ではない人の場合でも、体調の悪い期間が長い場合には小腸でのトラブルはとても高い確率でおきているようであります。

 

加えて、免疫疾患をお持ちの方は、胸腺に高次元のエネルギーフィールドからの悪影響があるみたい。

もし小腸と胸腺の両方に悪影響があって弱くなりやすい人なら、とても高い確率で免疫疾患になるのかもしれないのであります。

 

「高次元のエネルギーフィールド」っていうのは、いくつか前の記事の「アストラル体・エーテル体・・」とかのやつであります。

で、それらのフィールドの問題は、過去・現在・過去生でのストレスやトラウマ、未来への不安が引き起こしているとのこと。

つーことで、感情の問題が一番こわいという、ちまたでしばしば耳にする結論と一致しちゃったのであります。

 

過去や過去生のトラウマは、掘って掘って掘り尽くせば、いつか全部なくなって、解決に至ると思われます。

 

が!現在進行形のストレスは、現在の懸案が解決しない限り、その場で緩和してもまたすぐに体を消耗させます。

なんとかして平穏無事な毎日にしていくのが肝要ということございました。

 

それにしても、「高次元のエネルギーフィールド」の問題にフラワーエッセンスやらソーマダインやらが効いてくれて助かっております。

特にソーマ殿はただの邪魔者から主役に変身してくれて、たたき売らなくて本当に良かったざんす。

 

ということで、今後も頼みますぞ!ソーマ殿!