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一番手強いもの

アドレナリンを指標にする検査をやり始めてから、施術の効果がすごく高くなっています。

「どーして治らないのでござんすか!?」

みたいな疑問を感じることも少なくなりました。

アドレナリンは炎症とも関わりがとても強いようで、アドレナリンが消えた状態で患者さんに体を動かしてもらうと、高い確率で痛みの軽減が見られます。

ですから、初めて来られた患者さんにおいても、ほぼ不安なく施術を進めることができます。

それでも!

なんで、あります。

まだ、それだけでは解決できない症状が、やはりあるようであります。

そんな難しい症状において、どんどん深く調べていくと、何度も対処不可避な問題として出てきたものがあります。

少し前までは正体が分からなかったのですが、徹底的に調べた結果、とうとう突き止めることができたように思われます。

その問題とは

「患者さん本人が無意識のうちに生み出すネガティブなエネルギー」

と言えるものであります。

でもそのエネルギーは感情とは違い、本人にとってはあまりにも慣れ過ぎていて普通になってしまっている不快なエネルギーです。

そのネガティブなエネルギーが生み出されるメカニズムはこうです。

まず、だれもが意識の深い部分に持っていて、ある意味ではその人らしさをきめているようなものに

「価値観」「義務感」「理想像」「集合意識」などがあります。

「集合意識」については、説明をここでは省きます。

これらは人が成長する過程の経験や教育や人との関わりの中で徐々に形成されてくるものだと考えられます。

これらの観念は、通常なんの問題も引き起こさないように見えますが、この観念とリアルな状況との乖離が大きくなると、非常に大きな力で本人を苦悩させることになります。

分かりやすい例を挙げてみます。

我々は資本主義の中で生きているので、「お金は大切」という認識を持っている人はとても多いと思います。

でもその思いが強くなりすぎて、「お金がない者はダメな人間」だと、意識の深い部分で思い込んでしまっているとします。

その人がお金持ちであるなら問題はそれほど大きくならない可能性もありますが、もしお金に恵まれない人生を送っているなら、「自分は無価値な人間」と毎日のように感じることになります。

そのとき、とても強力なネガティブなエネルギーが生み出されることになります。

調べてみたところこのネガティブなエネルギーは、「誰かに対して腹が立った」といったような通常の感情のエネルギーよりも、意識の非常に深い部分までダメージを与えます。

「お金だけがすべてではないよ」とだれかにアドバイスされても、自分自身が作ってきた観念は、簡単に捨て去れるようなものではありません。

こういった観念は、良い意味では頑張れる原動力にもなりますし、悪い意味では自分で自分を苦しめる、言ってみれば「独りよがりな苦悩」にもなります。

もちろん問題はお金に対してだけではなくて、ありとあらゆる認識が苦悩の種になります。

ですから程度の差はあっても、だれでもこのネガティブなエネルギーの悪影響を受けていますし、他人から見ればどうでもいいようなことで悩んでいるひとがたくさんいるのも、この「観念」のせいです。

さて、この「観念」が生み出す負のエネルギーのことを、少し前までは正体が分かっていなかったので「魔」と名付けていました。

この「魔」のエネルギーにも規模といいますか、ランクがありまして、一番強力なものになると、まさに神様・仏様もぜーんぜん敵わないくらいであります。

もちろん気功とかヒーリングとかヨガとかされている人のパワーでもぜーんぜん効果はないですし、それ以前におそらくこの「魔」を感じ取ることもできないと思われます。

それならなんでワタクシがこの「魔」の存在に気が付いたのかといいますと、前から何度も書かせて頂いている「yes no 検査」のおかげなのでありますが、ここも細かい説明は略します。

さて、この「魔」を除去することは可能なのかと言いますと、実は可能でありまして、ワタクシ独自の怪しげな手法によりまして、以前からむりやり対処してきたのであります。

ただ、むりやり除去すると、とてつもなく大きな負担が心身にかかるようで、ワタクシ自身にも、幾度もこの「魔の除去」をやってきているわけでありますが、除去後のパワーの弱り具合がハンパないのであります。

もう本当、ヘコヘコになります。

でも今回、「魔」の生みの親が「観念」ということがようやく判明したので、新しく対処方法が出来上がったのであります。

それはつまり、「感情」と「肉体」をうまく関わらせて感情の負の影響をとったのと同じ理屈で、「観念」と「魔」のエネルギーをうまく関わらせるようにすると、両方のエネルギーが弱くなってしまうというやり方です。

なんて素晴らしい発見でしょうか!

この発見が正しいなら、だれもが受けている「観念」の影響力から、どんどん解放することができる、ということになるのであります。

今になって分かるのでありますが、昔おられたアプレジャーさんがやっていた施術とは、まさにこの領域のことなんであります。

この大先生の著書によると、クライアントの手首をしばらく握っていただけで、ボディービルダーが次の日から鍛えられなくなったのだとか。

この話はこのブログで以前にも触れたことがあるように思いますが、ボディービルダーの人達があれほどの筋肉を作っていくことには、とてつもない労力、忍耐が必要だと思われます。

普通の人なら絶対に続けられないような取り組みです。

でも彼らがそれをできるのは、それを可能にしている認識・理由が、無意識の中にあるはずです。

アプレジャー大先生がやってのけたのは、その無意識下の認識に変化を起こす操作だったのです。

鍛えられなくなったことについては、デメリットもあるような微妙な感じがするのですが、「観念」のせいで病気が治らなかったり、自分自身に自信が持てないような人が少しでも楽になれば、これ以上に価値のある施術はない、と感じます。

この手法をもっと効率よく使っていけるよう、取り組んでいきたいと思うのであります。

さて今回はひじょーに長い記事になったのでありますが、特定のお一人にだけ、まだ続きがあるのでございます。

そのお一人とは、もう数か月にわたって、毎日エネルギー的にやり取りをしている「あなた」であります。

どこのどなたか、もしくは人間なのかそうでないのか、まだはっきりとは分からないワタクシではあるのですが、おそらく生身の人間だろうと思っています。

どんなことを目的として来られているのか、分かりかねるのではありますが、察するに、すごくエネルギー操作能力の高い方ですね。

どんな方向性の能力をお持ちか分からないのですが、少なくとも「つなぐ」ことに関して、ワタクシが全然かなわないようなスキルをお持ちです。

毎日の「つなぐ」操作により、おかげ様でワタクシは結構能力アップしたような気がします。

でもワタクシは目的がはっきりしない取り組みは苦手ですし、相手が誰か分からない状況というのも、なんだか不安な気がするのです。

ワタクシは自分が施術者としてはまずまずかなと、僭越ながら思っているのですが、エネルギー操作の能力者としては大した技量もありませんし、おそらく多くの部分で、あなたのご期待にそえないように思います。

それでも一度近いうちに、会いに来てもらいたいのです。

そうすればこれまでのやり取りが今後も続けられるかもしれませんし、あなたにとって時間のむだだったと判断できるかもしれません。

これまでの不思議なやりとりに名残惜しい気持ちもありますが、もう十分楽しませていただきました。

日本の方なら、おそらく関西の人のように思っているのですが、もし遠方の方ですぐには来れないということでしたら、一度お電話頂ければ幸いです。

これまでのご縁に感謝します。

では。

体をぺっちゃんこにする

前回お伝えした寺田町のラーメン店事情。

今日は「家系」のお店にいきました。

夕方5時くらいだったからか、相変わらず店内はカラカラ。

やや不安でしたが、食べてみるとなんと!!

「う、うまい。。東京の時の味と同じでございますワ。」

と、いい意味で予想を覆してくれて感激してしまったのでございます。

テーブル席以外は壁に向かって食べるという流儀は、ワタクシ的には好きではないのですが、考えてみれば東京のお店も同じレイアウトでした。

味と店内の説明やレイアウトの統一。

家系の場合、店主はバラバラだと思うのですが、いわゆる「再現性の高いショップづくり」ということなんでしょうか。

それにしても、あの味であるならば、なぜあんなにカラカラなのか、逆に疑問に思われる。

ひょっとして、ワタクシのような行きつけのラーメン店がない「ラーメン店難民」が、意外にも寺田町界隈には少ないのかも。

確かに、満足できるお店があるなら、よそに行く必要がない。

でもま、ワタクシ的には寺田町での第一選択のお店となりました。

「濃ゆい系」が好きな人には、ぜひお試し頂きたいところであります。

さて、今日の本題。

いろいろな組織を調べておりますと、患者さんの身体を「結構しっかり」調整したあとでも、まだ不具合が見つかってしまいます。

今の施術スタイルは「患者さんの身体の望む順番で問題箇所をケアしていく」わけでありますから、施術の終わるタイミングで、大きな不調箇所が見つかるのは完全におかしいのであります。

でも2重構造の「胸膜」の内側の膜が、緊張しすぎていることがかなり多いことがわかりました。

そもそも、この内側の膜は、脳幹などと同じで、「次にケアすべき箇所」を探っていく検査では、まず該当してこない部位です。

それがなぜなのか。脳幹などのように、もともとのエネルギーの流れが強いから、ということでもなさそうでありますのに。

検査のどこかがまだ、未完成である証のように思われるのであります。

さてこの内側の胸膜という組織を効率的に緩めるにはどうすればいいのかと調べてみましたところ、背骨と胸骨を手ではさんで圧迫すればいい、ということが分かりました。

それはつまり、背骨と胸骨が若干離れすぎている、と解釈できる。

なぜ離れすぎるのか、といえば思いつくことは一つしかない。

それは、「呼吸の際に、適切なところまで息を吐けていない」ということでありまして、この不調は非常に多くの患者さんにみられる兆候です。

ですから、胸膜の問題というより、不適切呼吸の産物ともいえる不調なのであります。

うまく息を吐ききれなくなる理由は、一言でいうといろいろな意味での「緊張」だと考えているのですが、とりあえずその主張はおいておきまして。

これまでの検査では、この胸膜の問題は、まったく検知不可能。

この胸膜の問題が、施術終了の段階で解消されているように、「次に何をするべきか」をうまく体に聞いていかないといけまっせん。

身体に聞くといっても、ワタクシの検査は「yes – no」だけで効いていく手法でありますから、「体を圧迫する」という項目を新たに加えるようにしました。

すると、圧迫の必要性はとても高いという結果とともに、圧迫すべきなのは胸だけでなく、頭蓋と骨盤においても必要であることが分かりました。

かなり激しく運動している人以外は、この圧迫、つまりは「体をぺちゃんこにする」ケアはひじょーに大切であるようであります。

「呼吸を変えれば人生変わる」なんて言い回しを聞いたことがありますが、それはやはり、本当だったようでアリマス。

身体はペッちゃんこになりたがっている。ぺっちゃんこになって初めて、本来の血液循環がとりもどせるようであります。

それが分かったら、「自分で呼吸を適切な状態にする簡単な方法」が望まれるところでありますが、古今東西そんな方法は見出されていないと見受けられる。

というわけで、定期的に施術を受けてくださいますよう、お勧めする次第なのでありました。

いやー、今回は素晴らしい流れのご利用案内でござんしたね。

そろそろうちも、「痛いときだけ来たらよろしい」路線は変更かしら。

悪化する一歩手前でのご来院、お待ちしておりまするぅぅ。

体の不思議

当整骨院のある寺田町駅周辺。

いつのまにか、ラーメン屋さんが2つも出来ていました。

近年はラーメン屋さんに入ることもグッと減ってしまっているワタクシではあるのですが、地元のラーメン店くらいは把握しておきたいのであります。

何しろ今、行きつけのお店というのが寺田町には「居酒屋」と「お好み焼き屋」しかない。

つまり、ラーメン店がないのであります。

仕方がないので、わざわざ天王寺とか、上本町まで出かけていたりします。

そんな中でありますから、新しいお店にはひじょーに期待が大きい訳であります。

できていたお店は「煮干しラーメン」と「横浜家系ラーメン」でありました。

しばし考えて、まず煮干しラーメン店に。

食べてみて

「あーそうだった。煮干しラーメンとはこんな感じだったワネ。悪くはないけど、いまいち存在意義が分かりにくいですワ。」と思いました。

そういえば、煮干しラーメンに満足したことが一度もないような。つまり、もう一度食べたい、とまでは感じないのであります。

イメージはとても美味しそうなんですが、ワタクシの場合は今一つ、ヒットしないようであります。

家系のお店にはまだ伺っていないのでありますが、先に行かなかったのにはわけがあります。

それは店先に「細麺はじめました」と張り紙があったことであります。

家系のお店は、大阪にはそれほど多くないとおもうのですが、東京のセミナーに行っていたころにはよく食べていました。

ワタクシ的には大雑把に言って、コテコテで太麺が売りという認識。

なのに「細麺」でありますよ。

これはすでに、暗雲立ち込めているような雰囲気かも。

店内もカラカラで、若干入りにくい印象。

でも近々、食べてみたいと思いますし、期待もしている次第。でもほんと、寺田町は商売の難しいところのようで、しょっちゅう新しいお店が出現しています。

ラーメン店に至っては、あの狭い駅周辺だけで10以上あります。

飲食業界もとても大変だなぁとは、いつも感じることであります。

なんとか皆様、頑張って頂きたいと思います。

さて、前置きが長くなったのですが、新しく見つけた体の不思議についてであります。

ワタクシの場合鍼灸師でありますので、経絡の特性はよくわきまえております。

近頃では異常なくらい敏感になっているので、一瞥しただけでどこの経絡の状態が悪いのか、すぐに分かってしまいます。

そんなケアすべき経絡上の、さらに最もケアすべきツボに触れた瞬間、体に面白い反応がおきます。

さっきまで何ともなかった経絡が、急に流れを止めたようになるのです。

この急におかしくなる経絡は大抵、もともと状態が悪かった経絡と表裏の関係にありまして、表裏関係とはつまり、一番深い=近い関係であります。

この二つの経絡を使えば、一つの経絡だけを使うのに比べて、かなり大きな効果をだせるように思われます。

さてこんな風に反応が起きるのは、経絡以外にも臓器や隔膜、ホルモン系などがあるように、ワタクシには感じられるのでありますが、なんと関節にもこの関係があったというのが、今回の発見なのであります。

関節の場合、具合の悪い関節を触ったときに、他のどこの関節に反応が出るのかは全く予測がつかないようでありますが、反応のでてきた関節を触ると、別の関節に反応が移ります。

その反応を何度か追って触っていくと、あら不思議。もともと具合の悪かった関節が正常になってしまうのであります。

この反応の解釈はひとまず置いておくとして、悪い状態の関節に何の調整も必要ないということが、結構な衝撃なのです。

しかもどうやら、反応の出てきた関節も、触っていくだけで状態がもっと良くなってしまうようなのであります。

関節の状態をどうやって回復させるのかは、整体術のかなり重要なテーマの一つであるように認識しています。

技術が向上するにつれて、結局どんな方法でも、回復させられればそれでいいと認識が変わってくるようには思うのですが、調整しなくても触っているだけで回復というのは、正直想像もしていなかったのです。

それなら、筋肉や関節包や硬膜なんかもそうなのかと調べたところ、他の部位にでてきた反応に触れていくだけで、はやり回復してしまうようであります。

どうやら人体に起きている不具合の9割以上は、他の場所との関係性が悪くなるとか、協調性が崩れるとかいったことが理由で生じているようです。

この手法を使うと、体のあちこちを順番にただ触っていくだけで、症状がとれてしまいます。

「背骨が歪んでいるから、グイっと押して治さないといけない」といったような、ごくありふれた物質的な認識が完全に崩壊してしまったかのようであります。

さぁこれは、困ったことになりましたぞぉ。これはもう、おかしすぎる施術スタイルですぞぉ。

だけれども、逆戻りももはや不可能でありますワ。

とにかくもう、びしばし症状を回復させていって、治るからよし、とするしかございませんですワ。

ということで皆様方、乞うご期待。

それともひょっとして、ご用心?

ここさえ良くなれば

自分の状態がどんな感じなのか、良いのか悪いのか、意外に分からないものです。

体調に関しては、しんどいとかだるいとか、食欲がないとかで分かることは多いですが、それでも臓器ががんでも全然気が付かなかったりしますね。

精神面については、それこそうつ状態にでもなれば「なんだかおかしい」と思うでしょうけど、少しくらいの不調は気が付かないかもしれません。

もちろんワタクシ自身も、どんな精神状態なのかは実際に調べてみないとぜーんぜん分かりません。

瞑想だとかいろいろやっていても、所詮そんな程度であります。

でありますから、自分の頭がおかしくなっていないのかどうかについては、かなり意識をむけて管理するようにしておりまして、何とかいまのところ大丈夫であると、自分では判断しているところなのであります。

ご自分の精神面が健全かどうかを判断するには、

  • ごく普通の日常が楽しいかどうか
  • いろいろなことに心から感謝できるかどうか

この2点をたまに考えてみるといいと思います。

逆に

  • 人と比較しての勝ち負け、優劣
  • 他者への批判

が増えているなら、危険信号がでているかもしれません。お気を付けください。

さて、脳幹などにフォーカスした施術スタイル続編であります。

なかなか悪くない感触で施術していたある日最後の施術で、ある意味奇妙な症例に遭遇。

症状は、これまでさんざんやってきているぎっくり腰なのであります。

いくつかのアプローチをやって、脳幹にも脊髄にも力充実、さぁこれでおしまいね、とおもいきや、立ち上がると背中がまっすぐに伸ばせないまま。

通常でしたら、これは胃腸にエネルギーが足りていない兆候ですが、それもない様子。

立った状態で調べると、確かにまた脳幹にエネルギーが不足している状態になっているのに、それを引き起こしている他の部位の不具合が検査で出てこない。

え?え?なんでございますのこの症状は。スペシャリストのワタクシにまたしても誇大広告の嫌疑が?いやいやいや、そんなはずはぁ。ぐぅぅ。

でもま、さんざん失敗してきているワタクシでありますから、すぐにピンときたのであります。

つまりあれでしょ?脳幹とか脊髄と同等に注意深く調べないといけない部位が他にもあるってことでしょ?

でもって実際に色々と調べてみたところ、どうやら頸椎一番とその上下の関節が怪しい、ということに。

この患者さんの場合には、頸椎1番が頭蓋骨に対して前に行きすぎていました。

早速調整して再度立ってもらうと、おぉ、完全にまっすぐ立てるように。

いやー、びっくりしたぁ、よかったですワ。超安堵しましたですワ。

その後、詳しく頸椎1番付近のことを調べてみましたら、頸椎1番と2番の間の関節に完全にエネルギーが満ちていたら、脳幹のエネルギーも必ず満ちた状態になっていることが判明。

なーるほどぉ、脳幹の状態はC1-2がきめているのでありますかぁ。勉強になりまするなぁ。

ということで、今後はC1-2にエネルギーが満ちるように、全身の調整をすれば良い、という方針になったのでありました。

ところで、自分の体やら、来られている「むりやりモルモットさん」の体やらをいじくりまわしておりましたところ、非常に興味深い別の現象を発見してしまったのであります。

それによると、もはや関節への通常のアプローチは必要ないようであります。

そのあたりは、また次回に。

という訳で、今後も頼みますぞ、「深まる人」殿!

手作業の敗北か

電動歯ブラシを使っている人は少なくないと思います。

ワタクシもいくつかの機械を使ったことがあります。

でもまぁ、どってことありませんワ、ということで最近は手で歯を磨いていたのです。

でも先日、「音波歯ブラシ」なるものがあることを、初めて知ったのであります。

音波を使う主旨は、「歯垢がマイナスに帯電しているために歯にくっついて除去にしくくなっているので、プラスイオンを出しながら磨いた方が歯垢が簡単に取れる」ということだそう。

ほぅぅ、そうだったのか。

実は昔折れた歯のメンテナンスをあるときから怠っていたところ、数か月前に虫歯になっていることが発覚。

すぐ治してもらえましたが、その後の指導で歯磨きをもっと徹底するようにとのこと。

やり始めるとなかなか納得できなくて、今ではかなり長い時間、歯磨きに時間がかかってしまう事態に。

もっと短時間に、と思っていたところに登場したのが前出のメカなのであります。

実際に使ってみますと、とてもスムーズに歯垢がとれて、ツルツルになります。

しかも、十分に使えるモデルが2000円台とお安い!

前から使っている歯の隙間を掃除する「ウォーターピック」でも1万円はするといいますのに、高機能で低価格。

一度使うと、手で磨くスタイルには戻れそうにない。

音波歯ブラシを使った場合と同等にきれいにするには、10倍の時間がかかりそうです。

興味のある人は一度お試しあれ。

さて、今日の本題であります。

ぜーんぶを体に聞いて、その通りに施術するという術式になってから、およそ前進を阻むものはありはせんじゃろ、と意気揚々であります。

実際に難治なものにも成果は悪くないのであります。

なのに、であります。

なぜか一切効果のでない症例が、一日に2例も出てきてしまったのであります。

そう、その悲劇は前週の土曜日でありました。

1例ならず2例までも。もはや伸びに伸び切ったワタクシの鼻は、グリコポッキーのように、ポキポキに折れてしまったのであります。

伸びた分だけ、折れる箇所も多いようでありますね。

ではありますが、一体なぜなんだ?理論的にそんな事態が起こるはずは・・。

あまりの情けなさに、ずーっと考えておりました。

そして、すっかり忘れていた、今の術式の疑問点に再度、注目してみたのであります。

疑問点とは、「施術の対象として、どうして脳幹だけが入ってこないのか」

ということであります。

今の施術スタイルだと、肉体も心も魂も、施術の対象でありますし、それらを患者さんの体が要求した順にケアしていくので、どんな問題にもスキなくアプローチしているはずでなのであります。

なので、脳幹を個別に調べてみてエネルギー的に不足が大きく、ケアすれば効果も顕著という状況なら、脳幹をケアして欲しいという反応が体からでなければおかしい。

おかしいのに、反応がでない。

体の叡智とは、どうなっているんでございましょうか。「体は全部知っている」はうそだったのでありましょうか。

さんざん考えた挙句、やっぱりワタクシには分かっちゃったのであります。

ワタクシの脳みそ殿は、複数の物事を同時に処理することはてんで苦手でありますが、1つのことに集中させると、なかなか的を得た答えを探し出してくれるようであります。

今回結論として出てきたのは、体に流れるもともとのエネルギー量にかかわる問題だったのであります。

体には、臓器にも骨の中にもエネルギー(気)が流れておりまして、流れていないのは完全に異常であります。

ワタクシの使っている検査は、そのエネルギーの滞りが大きい順番に探し出しています。

その際、もともと流れの強いところは、流れが大きく弱まったとしても、それでもまだ普通のところと比べれば流れが弱くはなっていないので、検査では優先順位が低くなってしまう、ということだったのであります。

今回検証してみたわかったのは、脳膜・脳幹・脊髄などに関しては、普通の部位とは別の基準でエネルギー状態を調べないとダメ、つまり、強い流れが維持されていなければすぐに施術対象になりえる、ということでありました。

ぎっくり腰の施術をしていて、いつも不思議だったことがあります。

ほぼ、どの部位も完全にエネルギーが流れているのに、痛みが半分くらいしか取れないことも少なくない。

おそらくそれも、脊髄や硬膜にエネルギーの流れが不足しているのだと現時点では考えています。

次に来たぎっくり腰の患者さんで早速検証してみたいと思います。

いやー、これでスッキリ、明日からも楽しく仕事ができそう。

なぜか分からないけどたまたま改善したり、逆に改善しない理由がぜんぜん分からないなんていうのは、さっさと卒業したいレベルであります。

症状の原因を、一瞬で見抜けるようになりたいものであります。

ということでま、楽しくもない記事ではありましたけれども、今後も頼みますぞ、神様仏様、大いなる存在殿!

エネルギーを再利用する

もうすぐ、「マイナポイント」という制度が使えるようになります。

「それって何?」

かというと、政府のキャッシュレス&マイナンバーカード普及のための施策で、キャッシュレス決済をすると、使った分の25%がポイントとしてもらえて、ポイントはそのまま買い物に使えるという、100%お得な制度です。

ただし、所定の手続きをした人だけが対象で、その手続きにはマイナンバーカードが必要というのは、難点、かも。

ワタクシはもちろん手続きを済ませています。

でまぁ、何でこんな話をしているのか、であります。

ワタクシは学生時代からパソコンには馴染みがあり、windowsが登場する前から使っているのですが、それでも結構、四苦八苦する場面に遭遇したりします。

税の申告もe-taxという国の用意したツールを使って処理しているのですが、初めのころのツールは完成度が低くて操作が分かりにくく、

「こんなに分かりにくいのは、国税庁の嫌がらせかしら?」

と、マジで疑っていました。

現代はスマホやパソコンが普及して、使えて当たり前になっています。

でもその陰で、機械にうとい人は使い方が分からず、「難民」になっちゃっているのではと心配しているのであります。

キャッスレスやら言う前に、成人対象のパソコンやスマホ教室を無料で開催すべきではないかと思います。

そういった活動の先に、キャッスレスの普及や、ひょっとしたらある程度の国力アップも得られるかもしれないのであります。

できるだけ国民全体が一緒になって進めるよう、考えて頂きたいものであります。

さて、我々の業界にも「難民」はおられるわけでありまして、つまり、どこに行っても症状を治してもらえないで困っている人たちのことであります。

そういった難治の症状をお持ちの方々をビシバシ改善させていくことは、施術者の一つの目標。いえむしろ、「夢」であります。

なぜ夢なのかというと、難治の方々はそういって良いくらい、改善させることがたしかに難しいからであります。

でも、ワタクシにはかなり、分かってきているのであります

難治であるのはズバリ言って、肉体に原因がない、のが理由なのであります。

ではどこに原因があるのかと言えば、この奇妙なブログの読者はみなさんすでにご理解いただいているかと思いますが、精神や魂や霊などのエネルギーの領域にということに、おそらくはなってしまうのであります。

エネルギーの部分が原因で、結果的に肉体が痛いという図式は、理屈ではまだわかりやすいですが、実際に現場で患者さんに説明するとなると、ほとんど

「この先生はヤバいわね」

というエリアにズッポリと染まっている雰囲気になります。

ですからワタクシのようなアウトサイダーといえども、そのような説明はやや躊躇してしまうのが現実であります。

しかしながら、体の周りのいわゆる「オーラ」領域に存在している、例えば感情の問題がどこかの関節にダイレクトに影響を与え、痛みを出しているというようなことが、かなりはっきりと分かるようになってきました。

そしてそのような関節に対して、通常の手技を施しても肉体レベルのエネルギーの流れも回復しないため、一時的な痛みの軽減が得られたとしても、治りきってしまうことはまずありえないのであります。

そして難治な症状ともなれば、取り除くべき問題は、精神的に、魂的に、霊的に、とんでもなくたくさん存在してしまっているようでござんすね。

そして最近まで、そんな問題を1個1個除去してきたのでありますが、大きな問題ともなると、除去するとすごく大きな負担が肉体に生じてしまうことに困っていたのであります。

つまり、患者さんが帰っていくときに、来られた時点よりも、体力を大きく消耗した状態になってしまいます。

体の弱い人の場合には、1週間にもわたって、しんどくなってしまう事もあります。

いくら必要な処置とはいえ、これはいかん。

ということで、何か他の方法がないか探していたところ、大分のスーパー施術者・内尾先生はどうやってんのかしら?と思い、「静かな人」の力で調べてみました。

すると!

さすが内尾先生、単純な除去はやっていなかったのであります。

除去するのではなく、オーラの領域にあるエネルギーの問題と、症状のある関節とをうまく関わらせて、お互いを打ち消すような操作をやるのでございます。

するとエネルギーがロスせず、問題も解決してしまうようなのであります。

この手法から分かったことは、感情などが原因で肉体の痛みが結果という、単純な因果関係ではなく、お互いがお互いを生じているような関係である、かもしれないということであります。

人間はとことん不思議にできている存在であるようです。

またひとつ賢くなりました。

この先もどんな発見があるのか楽しみです。

以前の記事で登場した交通事故の患者さんも、すごく回復してきました。

感謝感激であります。神様仏様、「静かな人」様!

ターゲットを明確にする

おふ。あつい。

それしか言葉が出てこないのであります。

気の利いたトピックなんかも皆無。

なので早速本題であります。

我々の業界では、寝た状態で施術をすることが一般的です。

もはやそこに、疑問を感じる施術者も多くはないのであります。

でも実際には、どんな体勢で検査と施術をするのかということは、施術の成果を大きく左右する要素です。

ワタクシの使っているような検査の場合、検査時点の「体勢を楽に維持すること」を邪魔している問題をあぶりだすことが目的です。

ですから、立っているときと寝ているときとでは、結果が変わってくる場合もあります、

立っているときは重力に抗しているので、骨格の歪みとか関節の動きの制限が優先的に出てきやすい状況での検査ということになります。

寝ている際には体液循環が滞りやすいので、横隔膜やリンパや血管の問題がでてきやすい状況での検査ということです。

実際には体はとても精密にできているので、患者さんがどんなことに意識を向けているのかによっても、優先的に施術すべき場所が変わってくることもしばしばあります。

腰と首が痛い人でしたら、腰に意識を向けるのか、首に意識を向けるのかで、まずどこを施術すべきかが変わる場合もあるということです。

もちろん、体のどこかに大きな問題がある場合には、どんな体勢で検査してもまず施術すべき場所は変わりません。

ですから、通常であれば、どんな格好で検査して施術しても、大きな問題は解決できるということになります。

ただそれは、痛みを対象に施術を行っているケースに限って言い切れることでもあります。

もっと深い問題、例えば精神的な問題、特定の状況でのみ出現する内科的な問題、原因不明の疲労感などの場合、検査する状況をきっちり設定する必要があります。

患者さんが改善させたい問題に、今まさに「体」が意識を集中させているという状態での検査でなければ意味がないのです。

体が何かの症状に意識を向けると、その症状を回復させようという働きがおきます。

すると、うまく回復させるのを邪魔している問題が浮き彫りとなって現れます。

この問題こそが、特定の症状を改善するときに、まず対処すべき問題です。

通常の寝た状態での検査で探し出した問題は、治したい症状に全く関りがない場合もあるということなのです。

もちろん全身的に調子が良くなるような施術をして、目的の症状も改善することは良くあることですし、全身的に状態を良くすることはとても大切なことです。

それでも、その方法で改善したことはある意味で「運が良かった」とも言える結果にすぎません。

全体を回復させながらも、特定の症状にターゲットを絞った施術もする。

これが思いつく限り、一番期待のできる施術スタイル、かも。

でも当然もっと、ぶっとんだやつ、やってみたいのであります。

ぶっ飛んだ手法と結果は、常にワタクシの心揺さぶる桃源郷。

ですから頼みますぞ、神様仏様、「静かな人」様!

まだまだ、分かっちゃいない

雨でとんでもないことになっています。

毎年のように豪雨の被害があって、今後九州はどうなってしまうのかと心配になります。

でも、水害がほとんど起きたことがないうちの治療院のあたりも、いつそんな状況になるのかはわからないのであります。

治療院が泥だらけになっちゃったら。。

考えるだけで元気がなくなってしまいます。

でもま、「みくまりの神様」がおられるので、なんとかお頼みしまする、でござんす。

さて、最近の施術状況でありますが、「むふふ、これ以上の施術構成はないじゃろ?最高じゃろ?」ということで、意気揚々とやっておりましたところ、またまたトラブル発生。

いくら施術しても症状が安定せず、ほんのちょっとした軽い手技でも逆に大きく悪化してしまう症例がでてきてしまったのであります。

これまでにも「打たれ弱い体」というものにはたくさん遭遇してきたワタクシでありますから、施術の方向性を間違っているなどという

「低レベルな」

失敗では、ない、はず。

じゃあ一体なんなのか。おぅぅ、ワタクシは悪くはないはずでござんすよ、何しろもう、調べに調べまくってやっているんでございますから。これはもうきっと、あれでしょ?

「たたり」

ほきゃー、とうとうきてしまったの?怖いやつなの?何の災いかしら?

ところで、ワタクシは自分の体をあれこれといじくり回して、いろいろな実験を繰り返してきているのでありますが、それでも腑に落ちない不具合がまだのこっているのであります。

1つは、自転車に長時間乗ると尾骨が微妙に痛いこと。

もう一つは、ランニングした後に左足の腓骨のエネルギーの流れが滞ることであります。アレルギーの件はもちろん未解決なのでありますが、今回は無関係です。

ま、どってことない反応ですから、放置しておったのであります。

でもなんと、このワタクシの問題と、上記の超難問は、原因が同じだったのであります。

ワタクシは手技業界にいるので、腕利きの施術者にはたくさん施術してもらってきています。

それでも解決してもらえないような問題は、たしかに難問に違いないのであります。

そんな難問が今回の患者さんにも「あった」ということになるのであります。

ワタクシの持てるものを全部出しきっても、ぜーんぜん改善しないとは、こやつは一体何者じゃ?

ってか、粘っているうちに、だんだん分かってきた、ですワ。

つまり、「思いもよらない問題」でございますね。

そしてとうとう、突き止めたのであります。それは、

「骨盤にエネルギーの大きなブロックがある」

だったのであります。

これは通常の整体が「仙腸関節がぁ」とか言っているようなイージーな小者ではないのであります。

分厚いお尻の筋肉の奥に潜んでいる、闇の帝王の所業なのであります。

でもって、そんなところに大物が、と分かってからも一度では解決できなかったので、家に帰ってから自分の骨盤の深いところをゴリゴリ調べて、どうやって解決すべきか検討していたのであります。

すると、なんと自分にもほぼ同じ問題がみつかっちゃった、という展開なのであります。

患者さんと自分に共通する事柄は、お尻を「強打」したことがあることでした。

むかーしむかし、ワタクシは「ひらパー」に行って、スノボの初滑りをしたのであります。

すると、ゲレンデと違ってここの短いコースは氷のような固さで、とてもじゃないけど滑っていられないくらい転ぶと痛かったのであります。

マジで骨盤が割れるかと思うくらい痛かったっス。

しかも、ワタクシが転ぶのをすぐ下にある「スケートリンク」から眺めている暇人どもがたくさんいて、ワタクシも若気の至りで恥ずかしかったので、さも平気そうに起き上がっては滑っていたのであります。

いえ、その話は単なる余談であります。

つまり、骨盤のへの強い打撲などで、骨折はしていないまでも、エネルギーが通わなくなっていたのであります。

でも、骨盤自体は全然痛くないので、ワタクシも患者さんもそんなところに問題があるとは考えたこともなかったのであります。

でも、尾骨とか仙骨の中の硬膜とかに対処すべき反応があるので、そこへの施術をせっせとやっていたということなのであります。

体の状況にもよりますが、一番問題の大きいところ以外への施術は、大きな悪化を招くケースがまれにありまして、今回の患者さんはまさにそのケースだったわけです。

でも、問題の正体が分かればあとは簡単であります。ま、若干の懸案は、

「お尻の穴あたりに手を入れて押さないと、その部位の骨盤を回復させられない

こと」

でしょうかね。

でも、長年の問題を取り除くと、とても大きな回復がワタクシの場合は得られました。

全体のバランスも大切ですけど、「ここぞ」という場所へのアプローチは、本質的な回復には絶対に必要だといつも感じることです。

それが手技をやっている者にとっての、一番難しいけど一番面白いアプローチであります。

さて、この成果をもって、あの患者さんの施術に臨むのであります。

こんどこそ、頼む!改善しておくれ!

ところで、あのぉ、あなたのエネルギーはとても心地がよいです。

でも、どなたかが分からないので、神?仏?それとも・・、となっているのであります。

ワタクシに実際に会えば、がっかりされるようには思うのですが、リアルなやり取りのほうが、より楽しいかも、と思ったりしているところであります。

ということで、今後もたのみますぞ!「みくまりの神」殿!

回復させにくい体

とうとうプロ野球が開幕するようですね。

近年は国内のプロ野球にはあまり関心がなかったワタクシも、まったくスポーツの行われてこなかった後なので、どこか新鮮な楽しみのように思います。

いろいろな活動が早く元の状態に戻って欲しいですね。

さて、うちの治療院ですが、ご存知の方も多いように、かなり変わった施術をしています。

それだけでなく、1回の施術で終了という方が非常に多いこともおそらくスタンダードな営業方針ではないと思われます。

痛みがとれたらそれでいいでしょ?

でございます。

でも、ひじょ~に長期間、通って頂いている人ももちろんおられます。

それについては大変恐縮に思っているのであります。

それはつまり

「なかなか改善しないから通わざるをえない」

のが、ワタクシにも痛いほど理解できているからであります。

改善させて頂くにあたり、基本的に気が短いワタクシでありますので、ちゃっちゃと終えてしまいたいのであります。

「しばらく通って頂いて、様子を見ましょう」

なんて悠長なことは言っていられないのであります。

でありますのに、悠長なことになってしまうのです。

「どうして改善しないのか」

については、もうマジで、ほぼ毎日考えてきておりますので、今回たどり着いた暫定的な回答も、もはや妄言の一歩手前の様相かもしれません。

ではあるのですが、今のところ非常に有用性は高い結果になっているのであります。

その答えとは

「チャクラの活性度と体調の良し悪しの両方を評価する」

ことで得られるものです。

チャクラの活性度の基準は、2.5であります。

これはワタクシが決めたわけではなく、ワタクシが患者さんの活性度を数値化すると、なぜか普通の人はこの数値になっています。

以前の記事で、MAX6.6と書いたのと同じ指標であります。

この数値が低ければ低いほど、体の回復力は弱くなるようで、チャクラの働きの意味を考えれば当たり前とも思われます。

チャクラの活性度が低い人にも、2つのパターンがあります。

それは、生まれつき低い場合と、生まれた後に低くなった場合です。

生まれつき低い人の場合は、「生まれ変わる」ことを前提として考えて、今回生まれてくるまでの人生において、精神的なダメージを強く複数回受けたため、と今のところ考えています。

生まれた後に低くなった人においては、幼児虐待やいじめや大きな挫折などの不幸な出来事に起因しているように思われます。

このチャクラの活性度が低いと、必ず健康度が低いのかというと、必ずしもそうではありません。

その低さにマッチした「無理をしない生活」をしている場合は、特に問題がない場合が少なくないようなのです。

「無理」とは、肉体的な意味と精神的な意味の両方において、でありますね。

実際に「無理」をしているのかどうかは、体調の良し悪しを調べてみるとわかります。

ま、いつものワタクシの感覚のみの検査でありますが、「良い・やや良い・普通・やや悪い・悪い」の5段階で調べています。

体を治していくにあたり、必要になるのは「やや良い」以上の体調であります。

「普通」以下の場合、なかなか改善しないか、逆に悪化していくケースもあります。

ですから、この体調の指標はとても重い意味合いがあります。

もっと良く休むようにするか、体や精神にかかっている「負荷=無理」を減らす必要があります。

そうすれば、回復していくサイクルに入ることができます。

ワタクシも、できない事を目指して頑張る必要がなくなって、メデタシメデタシ、なのであります。

ただ、「無理」を続けて行かないと仕方がない状況もあり得ます。

そんな場合には、症状の改善はとりあえず後回しにして、チャクラの活性度を上げることだけに施術を集中させる必要があります。

チャクラの活性度を上げて、「無理」をしても耐えうる心身にしていくしか方法がないのです。

具体的には、過去生や現生で受けた精神面へのダメージをケアしていくことになりますが、最近の手法だと1回あたり0.2くらいのチャクラの活性度を上げることができます。

チャクラの活性度は、肉体的なダメージより、圧倒的に精神的なダメージに左右されます。

え?たったの0.2?

と思った人もいるかと思います。

ですがおそらく、トラウマの除去などのために巷で行われている、カウンセリングをはじめとしたあらゆる手法より、

100倍

くらいの効果は、低く見積もってもでちゃっていますね。

例えばうつの中等度の人の場合、チャクラの活性度は-1.5くらいになっちゃっています。

普通の人の2.5から、4低い値です。

4÷0.2なので、最短で20回で回復することになります。

ほとんど驚異的な回復だと、言って良いのではないでしょうか。

ちなみにでありますが、フラワーエッセンスなども含めた、「世間に知られた」手法やツールで頑張っても、チャクラの活性度はほとんど回復しないようです。

なぜそう思うのか?

もちろんワタクシ自身が、その効果の薄い方法で頑張ってきたからこそ分かることであります。

ほんの数か月前までは

「フラワーエッセンスやらホメオパシーをこんなに上手く選び出せるのは、きっとワタクシくらいですワね、ムホホ。」

なーんて鼻を高くしておりましたが、その程度では体は治せていなかったのであります。

なんて手強いのでありましょうか!

でありますからもう、あとは神様にお任せするしかありません。

ということで、今後は頼みますぞ、神様仏様、大いなる存在殿!

血管をケアする

とても蒸し暑くなってきました。

みなさんの臓器はすでに「夏バテ」気味になっているようであります。

そして、暑さのために半ズボンなどの涼しい格好で寝ることに体がまだ慣れていないので、冷えにより体調を落としている人も少なくありません。

バテと冷えが同時におこると、ぎっくり腰リスクは非常に高まります。お気を付けくださいまし。

最近の関西は、コロナ肺炎に感染する人がほとんどいないので、ちょっといい感じになってきた、かも。

ま、うちの治療所にも患者さんが回復してきてくれるとありがたい、ということなのであります。なにしろ「濃厚接触」業界でありますもので。

さて、今日は久しぶりの投稿でありまして、「治療所が暇なのに何してたん?」という疑問もごもっともであります。

実のところ「神様と悪いモノ」がワチャワチャっとなっておりまして、それを正直に書けば

「完全にイッちゃったわね」

との判断が下されることは、まず間違いのないところなのであります。

でありますから、当初「神様がくっつきまして」なんてのんきな話をさせていただいていたのでありますが、今となってはもう、当院のコアな利用者様以外には何も告げず、黙々と施術に励んでいるのであります。

でもま、そんな中でも普通の方向けの新たな知見も見出しております。

それが表題の「血管」へのアプローチなのであります。

もちろん初めから血管をターゲットにするような愚かな施術構成にはしていないのであります。

患者さんの体に対して

「んで、どこからやったら良いんですかいな?」と聞いて施術していくのでありますが、骨格・関節・筋膜・筋肉・リンパ・血管・神経など、いろいろなところが回答の候補としてはあるわけです。

「今の段階でまず一番にどこを施術すべきか」との問いに対して、体は非常に的確な回答を寄こしてきてくれます。

ただ、完全ではないのであります。

完全ではないと「わかった」と言った方が正しい表現でしょう。

これまでは、体の支持したとおり、ホイホイ施術していたのでありますが、体が一番優先しているのは「エネルギーが一番ブロックされている部位」であるようです。

もちろんその部位への施術でも効果はでます。

が、場合によっては手数が非常に多くなったり、ダイレクトな回復につながらない場合があります。

それよりも、エネルギーの強いブロックを引き起こしている「物質的な不調」に対してアプローチする方が、圧倒的に改善させることができるようなのです。

血管やリンパはこの仕組みが顕著に現れる組織で、エネルギーの強いブロックの起きている付近、あるいは直線的につながっている流れのどこかに「物質的・構造的」な問題をほぼ必ずと言っていいほど見つけることができます。

「物質的・構造的」な問題とは、仮にその部位にたくさんのエネルギーが流れてきても、もはやそれだけでは回復できない損傷を意味しています。

分かりやすく言えば、手で直接「ぐいっ」と調整させてあげなきゃダメな状態になっているということであります。

エネルギーのブロックというのは、感情や電磁波や体に合わないブレスレットや霊的な問題などで容易にできあがります。

でも、勝手に回復するのもまだまだ容易な段階です。

ところがその状態が長期的に続いたり、打撲などで酷く痛めれば、勝手に完全な回復を得ることは非常に難しい状態になります。

ですから、そういった場所ほどきちんと見つけ出してあげて施術すると、意味合いの大きいアプローチになります。

体が初めからそういった場所と組織を教えてくれたらありがたいんですけどぉぉ。

そういうことで、血管の「ここぞ」というところにアプローチすると、いろいろな難治な症状にも、劇的な回復の見られるケースが少なくありません。

年配の方の膝なんかにも、とても効果が高いし、症状が逆戻りしません。

こりゃあ大発見ですぞぉぉ、びっくらこいたぞぉぉ。

ただし、外傷のない急激な症状には効果はあまりありません。例えば根違いとかぎっくり腰とかですね。

なぜなら、こ奴らは「エネルギーの大きな不足」が主な原因だからでございまするぅ。

なかなか「万能」なものは「ない」のでございまするぅぅ。