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元気玉をスパークさせる

急にブログシステムのトラブル発生。

おそらくご存じない方が多いと思うのでありますが、ブログのシステムは結構複雑で、ワタクシ程度のパソコンスキルではほぼ意味不明。

「どなたか、救いの手を・・」と言って足にでもしがみつきたい心境でありますが、「お気の毒に」となぐさめてくれる人はいても、救世主として登場してくれそうな知人・身内は皆無。

仕方なく青ざめながらデータベースにかかわるファイルをいじくりまわしていたところ、奇跡的に復旧できたのでありますが、なぜか一件だけ記事が消えてしまっています。

消えた記事は新しい投稿の「料金を上げます」の告知のものですが、なんでしょうか?どこかからの「暗雲立ち込める展開」というメッセージでしょうか?

でもま、悪い展開もまた、飛躍の材料にできるかもと思っておくのであります。

とりあえず問題なくブログも表示できるようになって一件落着。

嫌いな作業をしていたので、こんな時には生命力も落ちているのかしらと調べてみると、それほどの落ち込みでもなかったでござんす。

でもふと、「生命力・体力」って一体どこの状態を数値として調べているのか、確認してみる気になりました。

「今まで分かってなかったんかいな!」というつっこみは当然すぎる叱責でございますね。おそらく以前にもこの調査はしてみたものの、答えがわからなかったような遠い記憶が。。

ということで、改めまして調べてみることに。

「どうせ脳幹でしょ」と思ったのですが、調べてみると違うという反応。

じゃあどこなんだ、免疫系か、ホルモンか、消化管か、と調べてみても全部ノー。

なぁるほど、こいつは手ごわいでござんすね。

であるならば、場所はどこあたりですねんな?と調べると骨盤内のよう。

もしかして生殖器かと思いきやまたまた違う。

どうやらどこかの臓器やら器官・組織といった物質的なものではなさそう。

結局たどりついたのは、直径2cm程度の「玉」であります。

「玉」といっても、「ぎょく」と呼ぶような風流さはワタクシには備わっておりませんので、たま、おたまちゃん、おんたまさま、くらいでありんすね。

さてこの「たま」でありますが、こやつにアプローチするとどうなるのかね、ということで試してみることに。

物質的要素が薄いので、アプローチには結構繊細さが求められるようでございます。

でもきっちり「たま」に焦点を合わせて、「無」の意識にすると、引き起こされたアクションはまさに「弾ける火の玉」

グワッときてドパーンなのであります。

そして全身にめぐるエネルギーの感覚。この玉は、気功でいう「丹田」かしら。

でも、それにしては位置が合わない。

かつて毎日毎日意識し続けて、エネルギーでパンパンにしようとしていたのですが、臍下丹田というくらいですから、へその少し下からお腹の奥に入るあたりをイメージしておりました。

ワタクシの先生にも、その意識の持ち方について問題を指摘されたことはなかったので、おそらく間違ってはいなかったと思われます。

であるならこやつは一体なんなのか。

もしこの玉が本当の「丹田」だとしたら、日本で気功をやっている人のほぼ100%の人が間違ったところにエネルギーを集めようとしていることに・・・。

まぁ、たくさんエネルギーを集めたところで、結局は大した意味合いはなく、たんなる一つの段階に過ぎないので、間違ってても良いということにしておくのであります。

さてこのおたまさまには、まだまだ不思議なことがあるとわかりました。

それは人によって、体力を調べるときに焦点を当てている場所がバラバラで、いまのところ3つのおたまさまがあるようなのであります。

場所は、頭の中、胸の奥、骨盤の中、ということで、3つという数と合わせると、ますます丹田ではないのかという疑いが強くなってくるのであります。

丹田というのは、上・中・下の3つありまして、臍下丹田というのは下丹田のことを指すのであります。

体力・生命力を調べるとき、どのおたまさまをターゲットにするのかはワタクシの無意識下で自動的に選ばれているということでありますが、そのおたまさまは3つの中で一番弱い状態であることも分かりました。

良い状態のおたまさまは、まるで小さい太陽のようでありまして、意識を向けるとすぐに「グワッ」と激しく反応します。

でも、弱っているおたまさまは、どんぐりか石ころのように、意識をむけてもすこぶる反応が悪く、まるで死んでしまっているかのようです。

そして、意識を向けてからしばらくするとやっと反応しはじめて、「グワッ」まではいかない、やや弱い広がり方をします。

でも、どんぐりのような状態から、弱くはあっても小さい太陽のような状態に戻すことが、体を回復させていくために、まさに不可欠のケアである可能性があるように感じるのであります。

「体の構造はほぼ見切ったわね、むふふ」とか、浅はかながら思っておりましたが、まだまだ体の不思議は続いてしまうのでありましょうか。

この「おたまさまケア」はまだ10人くらいにしか試していないのでありますが、このケアをすると、そのあとに体が要求してくる施術の内容がかなり変化することも分かってきています。

その変化が意味することを考えると、難治症状をお持ちの患者さんがなぜ回復していかないのかが、わかったような気がするのであります。

その内容はまた次の記事にでも書こうとおもおうのでありますが、「体力を測定する」ということをおそらくワタクシ以外で唯一やっている東京のレジェンド先生は、おたまさまのことに気が付いているのか、知りたいと思ったのであります。

その先生の治療院にはお弟子さんが何人も働いており、ワタクシは結構通ったので、顔や雰囲気を覚えています。

そのみなさんの体の中の「おたまさま」の状態がどうなっているのかを確認してみたところ、あぁさすがでございます。

全員の全部のおたまさまがきちんと働いていると感じます。

なぁるほど、「うちで教えているやり方以外の施術は、全部無意味」とレジェンド先生が豪語していた意味が分かるような気がします。

でも同時に、それだけではダメということも、レジェンド先生が難治の症状を緩和はできても改善しきれていないことからはっきりしてしまいました。

それでも、おたまさま以外になにが必要なのかも、おそらく分かってきているようにおもうので、今後のなりゆきがますます楽しみになっているワタクシであります。

ということで、今後も頼みますぞ、神様仏様、おんたまさま。

天とつなぐ施術

個人の確定申告の期限が1か月延びたのだそう。

すばらしいお知らせであります。

何事もぎりぎりでしのぐ生き様でありますので、まさに息苦しさがすぅぅっと消え去ったかのよう。

年始から書類作成ばかりをしておりまして、今日もようやく法人の方の会計処理を終えましたので、しばらく面倒な事務作業は考えたくもないのであります。

不思議でありますが、漫画やアニメというのは、すごく脳みそがリラックスする娯楽であるよう。

小説も大好きなワタクシではあるのですが、疲れていて読む気にならない時でも、なぜか漫画やアニメなら可能。

小説だと何回も読み直すものはごくまれですが、漫画では期間をあけて何度でも読んでしまう時間の浪費マシン。

一体脳みそは何を望んでいるのでありましょうか。

さて小波津式から学んでからすでに3週くらいでしょうか?

先日ある患者さんを小波津式整体院に送り込んだのであります。

その御仁にはこれまでにもいくつもの整体院をご紹介してきております。

が!

なんと!

おっしゃるに、小波津式整体院になぜか入る気になれなかったのだそう。

後日ご主人同伴で向かうも、やはり気が進まなかったのだとか。

霊感やらも特になさそうな御仁でありますのに、どういうことなんでしょうか。

でもそこを諦めたことだけでなく、米子まで特殊な施術を受けに行くことにしたとおっしゃるのであります。

なんでもご友人の勧めであり、料金はなんと、33万円!

効果が分かりにくかったら心配だから、ご主人にも一緒に受けてくれるよう頼んだそうであります。

つまり、×2の料金であります。

世の中は一体どうなっているのでありましょうか。

でも聞いてみると、単なる整体ではなく、天のエネルギーと繋いでくれるのだとか。

ほんまかよぉぉぉ、あやしさがMAXじゃないかよぉぉ。

ということで、ちょっと感覚的に調べてみたところ、天につなげられるというのは本当のよう。

繋がっている期間はおそらく半年くらいな感じ。

ふぅぅぅん、1カ月55,000円?

ま、まぁ、ありでしょうかね、ぎり。

ワタクシが昔、気功の先生に教えて頂いていたころ、全身のエネルギーのルートを開くという操作をやっておりまして、確か8万円でありました。

ワタクシは受けたことはありません。当時お金がなかったのでござんす。

でもあの超高度な能力をもっていた恩師が8万円ですから、33万円はちょっとお高いようであります。

そういえばレイキの伝授なんかも、最後までやってもらうと50万くらいはかかったような記憶があるので、特に高くもない、という考え方もあるのかもしれないでおじゃる。

んで、その効果はなんじゃらほい、でありますが、それはおそらく、「あっちからのメッセージをキャッチしやすくなる」くらいかなと想像しているのであります。

芸術関係の人とか、会社経営者、新しい発想を必要とするような職業の人にはあった方がいい繋がりだと思うでござんすね。

気功やヨガをやっている人とか、整体で能力のある人なんかは、天とつながりをもっている人はちょいちょいおられます。

でも、逆に「地」とつながっている人はまずいない。

ワタクシが立川先生に習った「無形療法」をやっている人以外では、余程の能力者しかつながってはいないのでありまして、ダカラナンダと聞かれても、特に何もございませぬ、なんであります。

でもワタクシが思うに、重要なエネルギーの流れは、天と地、そして体の中が3本、合わせて5本あるのであります。

これが全部通っていれば、完全にバケモノでありまして、ワタクシの知る限り、外科医の矢山氏のみであります。

矢山氏は、悟りのチャクラ活性度6.6まで、あと0.03、つまり6.57にまで達しておられるように感じるので、6.6になったら、何としてもお姿を見に行きたいと思います。

一体なんの話でありましたでしょうか。

そう、その「つなぐ」でありまして、どうやらワタクシも、そのうち繫げられるようになりそうに思うのであります。

「光る人」に出来るんですかいな?と聞くと、「若干YES」とか返ってくるのであります。

でもどうやればいいのかは、なかなか探し当てられていないのであります。

もし探し出せたら、みなさんを「地」のエネルギーに繫げて行きたいと思います。

といいますのは、ワタクシが「若干できる」ようになるのは「地」のほうだけのようでありまして、実は「地」の方が体の改善には役に立つようでもあります。

というわけで、今回は摩訶不思議系のお話でありました。

ところで今テレビで、呪術廻戦というアニメがやっておりまして、アマゾンプライムで第一話から見られるのであります。

このアニメに、領域展開とかいう技が出てくるのでありまして、それはもう、ワタクシの大好物な世界でこまったもんなのでござんす。

というわけで、このつまらないコロナ禍期間を、アニメを楽しみつつ乗り越えるのであります。

そういった次第でありますので、今後も頼みますぞ、神様仏様、光る人殿!

続・黒船

さ、続きです。

「受容体」について、調べてアプローチしてみています。

この組織の反応として面白いのは、一度対処して正常な状態になると、かなり大きな負荷がかからない限り、良い状態が継続するように思われることであります。

つまり、ケアして何かの症状が改善したなら、その効果が持続するということになるわけでござんすね。

せっかく改善したのにすぐにぶり返すようでは、意味のあるケアとは言えないのであります。

さて、この「受容体」にアプローチしていると、どうしてなのかは分からないのですが、症状を作り出している黒幕の存在をすごく感じるようになったのであります。

推測するに、通常の関節や臓器の問題より、受容体の問題が半歩深い領域のことを反映しているからであります。

そう思う根拠は、タッチするポイントの数。

オステオパシーの施術者の多くは、手のひら全体でタッチするスタイルをとっていますが、ワタクシの場合はピンポイントのアプローチなので、指先で触れるスタイルに、勝手になってしまっています。

触れる位置というのはとても大切で、例えば関節の動きの悪さを回復させる際でも、体が要求するポイントにうまく触れさえすれば、ただ触れているだけで解決してしまいます。

骨と骨を指でつまんでグイっと押す必要は皆無であります。ま、ワタクシもこの事実に気が付いたのは今年に入ってからなのでありますが。

関節の場合は通常2つのポイント、経絡の場合も2つのポイントに触れると解決できます。

でも「受容体」の場合は、3つのポイントに触れないと解決できないようなのであります。

数が多いということは、その問題の含んでいる要素の数が多いということなのかもしれません。

この「半歩深い領域」にアプローチすることで、その奥にある、さらに深い領域にある問題がケアを求めてくるのでありましょうか。

出てきた問題、問題とは動きの制限であり、エネルギーの停滞なのでありますが、それを解決するのにいくつのポイントが必要かを聞くと、最大5ポイントが必要だと、今の段階では答えが返ってくるのであります。

答えを言うのは、患者さんの身体かもしれませんし、いつもの存在なのかもしれないのですが、どっちでもよろしいのであります。

とにかく5ポイントなのであります。

さらに、3ポイントやら5ポイントやらのタッチする数が分かったら、ついでに触っている時間がどれくらいかも聞いてみます。

すると、2ポイントの場合は1分以内、3ポイントの場合も、概ね2分以内であります。

ちなみに1ポイントってないんかいな、という疑問をもたれる人もいるでしょうが、それはどうやらないようであります。

それが何故かというと、問題を全部、流れを邪魔しているエネルギーの存在と解釈すると、その邪魔しているエネルギーが出ていきやすいよう、入り口と出口を作っているという意味合いが、あるからだと感じます。

でありますから、例えば鍼を一本打って解決という手法は当然あるわけですが、入り口と出口が兼用なのは非効率であります。

感覚的には、鍼を打つとまず邪魔なエネルギーがグワッとでてきて、そのあと吸い込んでいくようなかたちになります。

実際には鍼なんて打たなくても入り口と出口さえあれば簡単に目的は達成できるのでありまして、こんなことを言ったら鍼灸師に殺されてしまうのであります。

話は戻りまして、5ポイントが必要の問題の場合、何分かかるかと聞いてみると、これまでの最大で1400分という、けた違いの返答が返ってくることがあるのであります。

これにはワタクシも絶句するしかなかったでござんす。

なにしろ1400分。23時間以上!?

これだったら、2分で解決できるようなしょぼい問題をいくら解決しても、全然体がよくなっていかない人がいても、あまりにも当然すぎるのでござんす。

100分を超えると結構大物、500分だとかなりの大物、1000分を超えると、もはや怪物であります。

でも、怪物であればあるほど探し出してケアすれば、成果も大きいのは間違いないでしょう。

こやつらがワタクシの感じとり始めた黒幕どもでありまして、今後の仇敵なのであります。

このあたらな仇敵について、賢明な読者は2つの疑問を持たれるかもしれません。

1つは、「そんなに長い時間どうすんねん」でありますし、もう1つは「仇敵の正体は一体何なんだ?」でございましょう。

もちろん、この長時間の問題はすでに解決しておりまして、どうすればいいのかを「光る人」に聞いたところ、時間の観念をこえる手法、つまり「無」の意識状態を使えということでありました。

「無」の状態の透明度を意識の中で上げて行くと、ある地点からは時間を超越してしまうようでありまして、そこに至れば1400分も一気に0になって、問題解決となってしまうのであります。

いやー、今回もあっさり解決でござんしたね。なんなんでしょうか、この展開は。

さてもう1つの疑問、「この問題の正体は?」でありますが、実はまだ全然判っておりません。

さらにこの、深淵の者どもには、2種類あるようで、そのうちの1種類にはもはや、タッチすることも不可能、意識だけでとらえなくてはいけないようであります。

感情の問題でも、もちろん肉体自体の問題でもない、さらには魂・霊の問題でもない、こやつらの正体は一体何の問題なのでありましょう。

そのうち分かってくるのでありましょうか。

でもさしあたり、正体がわからなくても取り除くことができれば事足りるのであります。

いやぁー、とても面白いところまで進んでくることができました。

おそらくこのあたりからが、体が改善しない本質ではないでしょうか。

ということで、まだまだ楽しめそうでありますね。

今後も頼みますぞ、みくまりの神様、太古の神様、光る人殿!

整体界の黒船

先日テレビを見ておりましたところ、ウエイトリフティングでかつて金メダルをとった三宅さんという人が出てきて、オリンピックでメダルを狙えるホープの話をされていました。

なんでも三宅氏が指導している大学にその彼が入ってきたときからの愛弟子だそう。

その話の中で、

「彼は60年に1人の逸材」

とのことでした。

え?60年?えらく半端な数字ではないですか。普通100年の~、とかいうのは聞きますけどぉ。

ん?彼は23歳、三宅氏は80過ぎ?

え?え?

「60年前の逸材ってまさか、あんた自身かぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」

ふぅぅ、失礼しました。あまりの自負心に少々心乱されてしまいましたですね。特に他意はないのであります。

さて、今日の本題でありんす。

しばらくの間、新しいテクニックやら整体法やらの教材は一切見ておりませんでした。

なぜって、あまりにも表面的な効果しか得られないものばかりで、もはや得られるものはないのでは、と考えていたからであります。

ですが今回新たなタイトルの告知を見た時、興味を持たざるをえませんでした。

なぜならその教材の施術者は、あの「松井秀喜」の唯一の専属トレーナーだったという、スペシャルな肩書をもっていたからであります。

告知の動画を見て驚いたのは、その中に元阪神のレジェンド強打者、金本氏が登場しているではありませんか。

でもワタクシがもっと驚いたことがあります。

この動画をみた時期に、体の状態を知るために熱心に調べていた数値がありまして、それは生命力とも元気のよさともいえるような、MAX3850の一つのスケール、指標であります。

普通人なら800くらいあれば悪くない程度ですが、体調が酷い人とか、難しい病気を持っている人は100以下になっていることが多いです。

ワタクシが体を完全に調整すると、一瞬3850になることもありますが、その数値は維持できず、すぐに1500くらいまで下がってしまいます。

でもこの新教材の監修者・小波津氏の数値は、なんと3850だったのです。

そんなのありえないと、ビックリでしたが、目の前の動画の中に存在しているのだから間違いない。

チャクラの活性度も5.9のよう。チャクラの活性度はMAXが6.6でありますが、普通人は2.5を超えることはあまりありませんし、0付近の人も多いご時世なので、完全にただものでないのであります。チャクラの活性度については、すこしいわくつきだったのですが。。

ということで、久しぶりに教材を購入しまして、見させていただきました。

小波津氏の華やかなキャリアはここでは割愛しますが、その技術の中核をなしている部分が、ワタクシにとってはまさに初めて知る内容、そして整体という業務にとって非常に有用、かつ重要な位置を占める英知だと分かりました。

彼が施術のターゲットにしているのは骨格や筋肉ではなく、主に神経、なかでも「受容体」であるとのこと。

受容器とも呼ばれるこの器官は、体の状態を感知し、神経に伝達できる信号に変換するような働きをもっています。

筋骨格系においては、筋紡錘とか腱紡錘とかが知られています。が、小波津氏の利用している「受容体」はそれにとどまらないように思われます。

それは、彼がこれまでにたたき出している施術効果の凄さが物語っています。

さて「受容体」というターゲットが分かったら、ワタクシはワタクシなりの感覚を使って、いろいろと試してみました。

するとさすがに、面白い反応がつぎつぎに見つかってきました。

ところで、小波津氏の研究会のサイトを読んでいると、非常に気になる記述がありました。

それはどうやら、彼自身の体調が思わしくないことを示唆しています。

3850もあるのにどうして?と思いましたが、再度彼の状態を調べてみました。

すると、チャクラの活性度が現状ではマイナスになっていることが分かりました。前回調べた時は、あまりの期待の大きさに、無意識的に彼のこれまでの人生での最高値を感じ取ってしまっていたようであります。

そして脳幹の働きも弱い様子。それでどうして3850なのか。

どうやら彼の技術で調整すると、チャクラや脳幹の働きが悪くても3850にもっていけるようであります。

ただし何日も持続するはずはなく、おそらくは毎日セルフケアで整えているからだと思われます。

でも分かったことは、筋骨格系とそれに関わる神経系の働きは上げられて、痛みも速やかに解消できるものの、改善できない領域もある、ということでした。

若干落胆したものの、頭に浮かんできた仮説があります。

まだ彼が見出していない受容体があるのでは、ということです。

ワタクシの場合、誰かの手法を取り入れてすぐに使いこなせるほど器用ではないので、どのみち独自の利用方法に落とし込まなければいけないのであります。

ということで、未発見の受容体を探してみることにしました。

こんな時、気功の恩師・小川先生から受け継いだとおもわれる感覚がとても役にたちます。

ある日、訓練の後で先生と話していると、ツボの話になりました。

先生は鍼灸師ではないので、ツボの名前はそれほど詳しくはありませんでしたが、なぜかツボの名前をいうと、そのツボの場所が分かってしまうのです。

なぜわかるのかは、先生本人にも分からないとおっしゃっていました。

そんな不思議な感覚がワタクシにもいつの間にか備わっていて、「受容器はどこかなぁ?」と思って体を見ていると、受容器がたくさん集まっているところがどんどん見つかったのであります。

そしてそんな受容器のうち、何らかのケアを必要としていそうな反応をだしているところをケアしていくと、まさに驚きの成果がでてしまったのであります。

いやぁ、この話はかなり長くなりそうであります。

でありますので、近日続きを書こうと思います。乞う、ご期待。

というわけで今後も頼みますぞ、新たに関わってきた、「光る人」殿!

「できもの」の下

とうとう大阪にも緊急事態宣言が出されました。

うちのお隣の居酒屋さんも、1か月ほどお休みされるそうです。

そんなわけで、うちの治療院も暇な状態になっています。

今ちょうど、院内のリフォームを計画しておりまして、その費用の3分の2を補助金で賄える制度があるということで、申請資料を作成中。

ですから、余った時間を有効利用している格好になっておりますですね。

申請が通るのか通らないのかはともかくとして、3分の2って、すごくないですか?

100万円使っても自己負担33万円ですむということであります。

なんとしても申請を通さないといけません。

単なるリフォームでは申請が通らないので、施術の方向性の見直しやらも同時に考えています。

もっと精神緊張を下げることを念頭に置いた施術とか、室内環境にするつもりです。

これまでぎっくり腰でたくさんの患者さんにきて頂いたのですが、もうそろそろそれもおしまいにします。

ぎっくり腰治療は大変な割におおむね一回の施術で終わってしまうので、治療院の安定経営にあまり寄与してはくれないのです。

もっと難しい症状を、ある程度時間をかけて解決していきたいと思います。

さて今日は「できもの」の話。

背中とか足のうらなんかにできている「できもの」がなんとかならないかという相談は結構多いです。

以前は「皮膚科の領域」という認識でしたが、実際にはそうでもないのです。

「できもの」が大きくなっていく場合や、以前は痛くなかったのに痛くなってきたという場合には、「できもの」の下にある骨格に不調が起きています。

関節がうまく動いていなかったり、骨自体のエネルギーの流れが止まっていたりします。

ですからそれを解消すると、痛みがとれたり、気にならなくなったりします。

ただ、背中でとても大きくなった「できもの」はすぐに小さくなることはないようなので、簡単な手術も選択肢にはいってくると思われます。

「できもの」がそれなりに硬いものの場合、その硬さが周辺の関節の動きに悪影響を与えることもあるようです。

イボでも腰痛でも癌でも、問題を作り出すものは「流れの悪さ、停滞」です。

体のエネルギー、血流、精神のエネルギーが滞りなく流れていれば、病気にはなりにくいと考えられます。

大人の場合だと、手のひらで胸郭を順番に押してみると、全部の骨が制限なく動いている人はとても少ないです。

特に乳がんの病歴のある人や呼吸器疾患の人は胸郭の動きが悪いですね。

肉体的・精神的負担、緊張から、どこかに流れの悪いところ、動きのスムーズではないところができてしまいます。

理想的な生活って、どんなものなのでしょうか。

今読んでいる本によれば、無欲こそが偉大な智慧とのこと。

なるほどぉ、でもぉ、程遠いぃぃ。

でもま、そんな不完全な状態も、一つの過程として悪くはないですね。

どんな人も、終着駅に向かって進んでいる、そう信じておりますから。

自転車を乗れるようになるにも、多少のケガは必要。

乗りこなすのが「人生」ともなれば、とてつもない犠牲が必要であります。

良い失敗をして、前に進みたいものであります。

という訳で、今後も頼みますぞ、神様仏様、尊い体験殿!

おめでとうございます。

2021年、始まっておりますですね、皆様。

ワタクシは、一番初めにつながっていただいた「みくまりの神様」の神社にお参りにいきまして、ずっと欲しかったお札を買うことができました。

有名どころの大きな神社以外は特定の時期しか神主さんがいないので、伺ってもお札を買えずモヤモヤしていましたが、念願叶い、とてもすっきりした気分であります。

みなさまの年始も良いスタートが切れたでしょうか。巷ではいきなり緊急事態宣言がでる事態で、どうも暗雲たちこめるような雰囲気。

こんな時には、自分のやるべきことに専念するのが一番ではないでしょうか。

考えても現状を変えられないようなことは、考えるだけ時間の無駄。だけでなく精神衛生にもひじょーにマイナスであります。

人生いくらでも学べる事、取り組めることがあります。何かに対する批判とかも盛りだくさんではあるワタクシも、時間を無駄にせず進みたいと思う次第であります。

といいますか、ワタクシは万事やることがスムーズに進まない性分でありますので、いつも何かやるべきことに追われているような気がします。

なんとなくゆるーく追われているような中、何かに気が付けばいきなり瞑想に入ったり、自分の体をいじくり回したりが始まるので、ぜんぜん物事が前に進まない。

しかしながら今回も、そんな途切れ途切れの思考の中から、良いことをおもいついたのであります。

といいますのも、年末に見出した「深部の緊張をとる」施術をやっておりましたところ、どういうことか、疲労がハンパないのであります。

こいつぁ、続けるとやばいかも、と心配になってしまいました。

そこで、そんな繊細な感性を使わなくても同等に効果のある方法を、と探し出したのであります。

ワタクシがお世話になっている「存在」の方々も一時期すごく増えてしまいまして、ここのところ「ささやかな人」と名付けた存在に最初にお伺いをたててみる、という段取りになっております。

さてその人に、「他に代わりになる方法はないもんですかね?」と聞くと、「ある」とのこと。

とはいえ、内容までは教えてくれないので、あーでしょうか、こうでしょうか、それでしょうか、と思いつく限り提示していって、「YES]となるものを探していったのであります。

そこで結論としてでてきたのは、もっとうまく経絡の反応を使うという方法のようでありました。

人間の体には「経絡」というエネルギーの流れるラインが、大きいもので14種類あります。

体調がどこかおかしいなら、どこかの経絡は必ず強く停滞しています。

普通の鍼灸師なら、どこの経絡が停滞しているかをしらべるのに四苦八苦しますが、今のワタクシの感覚だと一瞥すればあっさり分かちゃうのであります。

でも、この経絡の反応をあまり利用してこなかった理由があります。

それは、いくつかの経絡の停滞を解消した後、まだ症状に対してやるべきことがあるはずの段階で、どこにも反応がでなくなってしまうからであります。

ですから、経絡の反応ばかりに注目していても症状が解消されないし、利用価値は高くないと判断していたのであります。

でも、本当はちゃあんと経絡が停滞する反応はでていたのであります。ただし、それはなんと、「15番目」の経絡、そんなんあったんかいな、マジかいな、なのであります。

この新発見の経絡は、鍼灸師ならだれでも聞いたことのある流れ、でも誰も利用してはいない流れであります。

14種類の経絡は、全てのラインが体に対して縦に流れています。それに対して15番目の流れは横に流れており、これを「帯脈」といいます。

さて、全身の縦の流れが14種類に対して、横の流れが1種類。

たったの1種類。もっといえば1本。体の上から下までを一本だけで?

これだと例えば胴体を一か所で輪切りにできるラインだけになってしまいます。

意味不明でしょ、これは。ということで通常放置されています。

でもワタクシにはわかっちゃったのであります。この流れは、背骨1個に対して1本くらいの密度でおそらく30本以上流れていることが、であります。

つまり、上記の「反応がでなくなる」ことの理由は、出ていないのではなく、帯脈に出ているから気が付かなかった、というだけだったのでありました。

さて、この帯脈の存在を認識下におくと、全身を流れる経絡は、縦横にくまなく存在することになります。

この全身の経絡の停滞している箇所を全部解消するとどうなるのか。

もし症状が肉体のみの問題から生じているなら、改善しなけりゃ「おかしい」、それくらいの成果は出てしまいそうに思うのであります。

ただまぁ、実際にやってみると、重症な人ほどエネルギーの流れ自体が弱くなっているので、全部の停滞を解消するのにすごく手数が多くなってしまいます。

それでもそれらの停滞は、改善させていく過程でどこかの時点では必ずアプローチしなければいけないポイントばかりです。

このやり方で施術し終えた後、深部の緊張を確認すると、ちゃんと解消されているようでありました。

経絡は皮膚の表面で感知できる流れですが、その流れの状態は体の中の臓器や骨格など、全部の状態を反映しているように思われます。

これでようやく、経絡のシステムを完全に攻略できるようになったようでありますね。

東洋医学を学び始めてからもう20年くらいになるのですが、まだこんな発見があるとは驚きです。

謙虚とは程遠いワタクシでありますが、まだまだ学んでいく必要があるようでございます。

ところで、人間を構成する要素を、「からだ、こころ、たましい」と言ったりします。

もしそれが正しいなら、何かの症状を改善させていく際にも、体や心以外にもまだアプローチすべき対象があるのでしょう。

「ささやかな人」に聞いてみると、体と心に加えて、残りの対象は2つある、とのこと。

「霊?」「魂?」と聞いてみると、NOとなってします。

じゃあ一体何なのか、このあたりが今年の課題でしょうか。

今年もおそらく、1年はあっという間に過ぎてしまうとおもうので、できるだけさっさと前に進みたいものであります。

というわけで、今年も頼みますぞ、神様仏様、帯脈殿!

肉体不調の最深部

今年ももう年の瀬、最後の投稿です。

今年一年の間にも、とてもたくさんの試行錯誤をしてきました。

それでもまだ施術方法が最終形態に至っていないのであります。

それが何故かと言えば、まだまだ改善させられない患者さんがいるということでありますし、それ以前に自分の体が治せる方法が見いだせていないということでもあり、そしてまた「感覚」が発展途上であるために、次々に知らないことが分かってくるからでもあります。

そして今年の残り営業が2日半というタイミングで、「これってマジやばくね?」的な大発見があったのであります。

毎回のように「大発見」騒ぎを起こしておりますので、患者さんからはすでに呆れられている様相を呈してはいます。

それでも騒ぎを起こさずにはおられないのであります。

もはや施術を受けに来ている患者さんに発見話を聞いてもらって、逆にセラピーを受けているような状況なのでありましょうか。

おそらくそれは否めないのであります。

でも非常に我慢づよい方々の献身により、ワタクシの技術も徐々に変化して行っているのであります。

いえ、話が完全にそれてしまっています。

主題は新たな発見についてでありました。

感覚が敏感になってくると、「何かがおかしい」と感じることが増えてきます。

例えば体に起こっている不調とそれに対する自分の認識が「きっちり」符合していないと「何かが違う」となるのです。

今回の違和感は、次に施術すべき対象が、患者さんの不調部位のなかには「見つけられない」というものでありました。

でもそれは、体の中ではなくて精神でしょ?

という高次元なことでもないのです。

体のどこかに次なるターゲットがあるのに、それが不調箇所からは探し出せないという新しい展開。

え?どこに・・・?、この「い・わ・か・ん」は

「最高にぞくぞくする」

部類のものであります。新しい何かがまっているはず。

なのに、なんとターゲットの正体は、「緊張」

なんつーしょぼさでありましょうか、緊張だなんて!

でも、調べていくと、一見しょぼいこ奴は、実は闇の帝王ではないのかえ?

なんてことでありましょうか。子悪党なふりして、実は一番の親玉だなんて!

この「緊張」は中枢神経系のなかに潜んでいました。

一見ささやかな「正常ではないもの」くらいにしか感じません。

でも、体のとても広い範囲に、かなり強い緊張を引き起こすようであります。

その緊張が、時間とともに本当の不調を作り出してしまいます。

そしてまたこの小悪党は、通常のどんな施術でも取り除くことが不可能。

この小悪党がいると、施術後回復したかにみえる症状も、治りきることがまずなさそうでありますし、体のエネルギーの流れをかなり大胆に弱くします。

遠隔で調べてみると、うちの難治患者さんの全員にこの小悪党が1つ以上、多い人だと4つも存在しているようであります。

この小悪党の発見に、ワタクシが独自に調べている「生命力の数値」が役に立ってくれました。

この数値が、施術直後では回復していても、難治な人の場合、1週間もすると元の数値まで下がってしまいます。

難治な人はもともとの数値が極端に低いのも特徴で、ですから元気が出るはずのない体調です。

本質的な効果を持つ施術というのは、この数値が上がったなら、時間がいくら経っても元の水準にまでは下がらない持続性があるはずです。

でも、そんな施術を見たことがありません。

ところが小悪党を消し去れば、数値は今のところ上がった状態が維持されています。

見たことがないような夢のような方法がわかったのでありましょうか。

それとも年明け早々に「やっぱ違ってました」報告をする羽目に、今度もなってしまうのでありましょうか。

ワタクシはとにかく、希望的に考えるのが大好きなのであります。

治らないと分かっている施術を繰り返すのは、弱い拷問をうけているような気がします。

ほとんどの人が改善していくような施術なら、毎日がもっと楽しくなることでありましょう。

ということで、期待を胸に新しい一年を迎えられそうです。

今後も頼みますぞ、神様仏様、小悪党殿!

一位タイ

ワタクシどもの業界人で、熊谷さんという超有名人がおられます。

まちがいなく腕利きの施術者である彼が、最近になって「オールインワンテクニック」なるものを公開されたようです。

ワタクシも詳しく内容を知っているわけではないのですが、全部の症状を頭蓋へのアプローチだけで解消してしまうというものです。

ちなみに頭蓋というのは当然「頭蓋骨」も含みますが、その中に詰まっている脳や脳膜なども対象としている語彙なんであります。

彼が頭蓋だけでできるというのですから、おそらくそうなんでしょう。

ワタクシの場合は、全身の中から「一番問題の大きい部位」を探し出すことに全力を挙げてきました。

そして少し前に、その部位を意外に簡単に見つけられるようになりました。

「一番問題の大きい」ということにどんな意味があるのかと言いますと、例えば2番目に問題の大きい部位は、一番目のところをケアしただけで消えてなくなってしまう可能性があります。

もちろんそれは、3番目以下のところにもあてはまる関係性です。

でも一番目のところだけは、そこに直接アプローチしなければ、問題を解決できないという意味で重要ですし、2番目以下のところへの影響力が最も大きいという意味においても大切なわけであります。

さてそんな一番目のところでありますが、熊谷さんのいうことが本当であるなら、頭蓋にその一番目さえも改善させてしまえる部位が存在することになります。

本当にそうなのか、調べてみました。

するとどうやらそれは、本当のことであると分かりました。

でもその頭蓋の部位が、真の「一番」なのかというと、そうではありませんでした。

ワタクシが全身から探し出した「一番」と、頭蓋のその部位は、「一位タイ」の関係だと分かったのであります。

とても興味深いです。

「一位タイ」とはつまり、お互いがお互いに影響を与え合う関係ということのようで、頭蓋のその部位にアプローチすると、ワタクシが探し出した「一番目」のところも改善してしまいます。

でも完全に回復するわけではなく、「悪い→普通よりやや悪い」くらいへの回復です。

「悪い→良い」まで一気に持っていこうとするなら、はやり直接のアプローチが必要に思われます。

でも頭蓋へのアプローチは全身の状態を一気に変化させうる技法として、突出した価値があるように思われます。

ただ熊谷さん率いる組織に高度な技術者が多くおられるとしても、熊谷さんのようにやってのけられる人はごく限られるのではないかと思われます。

それにしても、熊谷さんの活動は施術業界にとってはとても良い刺激になっていると思われるので、本当に凄い人だなと思います。

ところで、頭蓋に見出した部位以上に、より高度な意味で体に強い影響を与えるものがあります。

それはやはり「精神」の状態です。

例えばトラウマや極端に苦手な物事などを持っている人がそれを意識すると、それまで完全に整っていた体に瞬間的に異常が現れます。

精神面の問題はとても幅広いといいますか奥深いので、今のところ全体像は全然見えていません。

どうやら普通人がアプローチしてもほとんど変化を与えられないくらい強靭な問題もあるようですし、人の運命などにも関わる領域もあるのかもしれないです。

そういえば、前回のプロテインの話ですが、どのプロテインが合うのか調べてみた時に、「どれも合わない」という人がまれにおられるようです。

原因を調べてみると、今のところ全部「精神」の問題によるものでした。

精神面に強い作用を与えるような手法ができたら良いのですが、けれどちょっと怖いかも、みたいな。

この方面に関しては、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるようでござんす。

コロナ禍ですので、研修は少し先になるでしょうか。

みなさんも、感染にはくれぐれもお気をつけください。

腱鞘炎と背骨

厳しい寒波と、東京の新規感染者が800人以上!?

なにか明るい話題も少しは聞きたいワタクシであります。

でもま、とりあえず今日は腱鞘炎のはなし。

一口に腱鞘炎といっても症状は様々ですが、例えば腰痛なんかと比べると、腱鞘炎治療の難易度は非常に高いです。

整骨院とか整体院なんかで扱う、痛みを中心とした疾患の中では、おそらく最高難度の一つではないかと思うのであります。

例えば腰痛であれば、1回の施術でそれなりに改善して、生活に支障がない程度に動かせるケースが結構多いです。

でも腱鞘炎にはそれがまずない

最短でも3~4回くらいは必要。

それがなぜ?といえば、おそらく「リンパの流れ改善が必要だから」ということになるかと現段階では思われます。

手首周辺の小さい骨の関節や指の関節を調整することの難易度もさることながら、上半身のリンパの流れを一気に正常化することがとても困難。

なにか良い方法はないものかと思案していたのであります。

もうこれ以上は考えつかない・・、と毎度思うのですが、不思議に3日くらいすると新たな案を思いつくのは、神様仏様のおかげなんでしょうか。

今回もなかなか良い手立てを発見したのであります。

プロテインを10名くらいの人に摂取して頂いて、臓器に起こる不調をとてもシンプルにとらえることができるようになったことによる恩恵です。

一般の方にはあまり馴染みのない臓器に「脾臓」というものがあります。

たいして重要性のない臓器ということで、手術でとってしまっても良い臓器と言われたりします。

そんな脾臓ですが、プロテインを摂取して頂いている患者さんにも、かなり高い確率で不調のサインがでています。

脾臓は「リンパ系」の最大の器官であります。つまりこの臓器に不調がなければ、全身のリンパの流れもある程度維持されていると推測できるかもしれません。

そこで、どんなことが脾臓の不調を引き起こしているのかを調べてみたのであります。

すると、大別して2つの原因があると分かりました。

1つは小腸や胸腺などにアレルギー反応などの免疫機能の亢進が起きている場合。

もう1つは、背骨が一定程度「回旋」していて、背骨の両脇のリンパ管がリンパ液を上手く流せていない場合であります。

特に後者は腱鞘炎の発症に大きく関わっていると思われます。

どんな人にも背骨の回旋は起こりえますが、過重な負担やストレスによる回復力の低下、体の使い方の偏り、などが原因として考えられます。

でもさしあたり、背骨の回旋をうまく解消させないといけない訳でありますが、

脾臓を指標に調整すれば簡単に終えることができそうです。

というのは、背骨に回旋があれば脾臓に不調がでるということでありますから、その不調を示す反応がなくなる箇所を探して調整すれば、回旋も効率よく解消できる、ということになってしまうのであります。

我ながらおりこさんなのであります。

リンパの流れの異常は、特に親指に症状の出ている「ドゥ・ケルバン」などの場合につよく関わっているので、このタイプの腱鞘炎は背骨にも不調があっておこっているということになります。

さてこの手法により、どの程度腱鞘炎が早期に解決できるのか、とてもたのしみであります。

今年も残りあとわずか。

良い調整をして、来られた人には快適なお正月を迎えて頂きたいと思います。

プロテイン続報

年末にむけて、クリスマスモードで盛り上がっていくのかと思いきや、コロナ感染者激増で大変な状況に。

いろいろなお店が存続していけるのかどうか、心配になるのであります。

当然うちの治療院でもいくらかの影響はあるのですが、一人治療院ですし、まだ恵まれている業種かなと思っています。

さて今日はプロテインのその後の報告ですが、コロナ対策としてもタンパク質の摂取はとても有効ではないかと思います。

ワタクシの感想ですが、例年よりも寒さを感じにくいような気がしますし、寒さのためにひどくなりやすい腎臓の疲労もまったく見られません。

タンパク質が足りているのかどうかを体に聞くと、プロテインの摂取をしていない人の場合、9割以上の確率で「足りない」という返事になります。

免疫の強化を考える場合、仮にタンパク質が不足しているなら、他のどんなものを摂取するよりもタンパク質をとった方が効果は大きくなるのではないでしょうか。

免疫細胞を作るのにも、材料がとにかく必要なわけですから。

特に細身の人やアレルギー体質の人はタンパク質の吸収が良くない傾向があるようなので、プロテイン補給は100%おススメです。

臓器の状態に対するタンパクの効果は顕著で、特に「腎臓ー膀胱、肝臓ー胆のう」にはどんなサプリよりも効果的です。

といいますか、これまでにいろいろなサプリメントを患者さんにおススメしてきたのですが、ここまで効果を感じたものは他には皆無であります。

鍼灸師としては、いままでの常識が完全に覆されてしまいました。

東洋医学にもいろいろな考え方があるとは思うのですが、通常腎臓をとても重要視します。

それは思想的に、親から受け継いだ生命力を宿しているのが腎臓だと考えているからでもあり、臨床的には腎臓が弱ければ、他の臓器も弱くなりやすいからでもあります。

そんな腎臓ですが、治療院に来られる人の多くは腎臓の元気が足りない状態になっているので、鍼灸術を施すなら、腎臓のツボにお灸しよっかね、となるわけであります。

でもプロテインを摂取してもらっている患者さんの腎臓は、弱いという反応が全然でないのであります。

まさに全然であります。

ということはつまり、腎臓に元気がなかった原因は、タンパク質の不足ということになってしまうのであります。

今まで一体何をやっていたのか、と思わずにはいられない事態であります。

でもとりあえず腎臓の元気が保たれているなら、他のケアに注力することが可能になるということで、自ずと施術の成果も出やすい状況です。

プロテイン摂取を続けていて、他にも感じたことがあります。

それは炭水化物の取り過ぎが、意外なほど体に負担を強いていたということであす。

今現在は、プロテインの摂取によりご飯はあまり欲しくなくなっていますが、以前のようにたくさんご飯やパンを食べると、なんとなく気分が悪いように感じますし、のどが渇く感じがします。

口やのどが渇くことは、東洋医学では膵臓の弱りととらえる場合が多いですし、現代医学では糖尿病の症状として知られています。

すい臓の機能はいろいろとあるので一概には言えないのですが、すい臓への負担増が、やはり糖尿病になりやすい状況を生んでいるように思います。

炭水化物というか、ご飯をたくさん食べる食生活に、まったく疑問を感じずに生きてきたのですが、今の日本人の生活スタイルを考えると、多くの人にとってご飯はそれほど必要ではないのかもしれません。

激しく動いてカロリーを大量に消費するお仕事をしている人以外は、これまでの純和食ではご飯が多く、タンパク質が足りないようです。

農家の方々が頑張って作ってくれているお米が余ってしまっていることを考えると心苦しいのでありますが、どうやらそれが本当のことであるようです。

ところで、プロテインの摂取も、体に合ったものを飲むことが大きな効果をえるために大切であるようです。

うちに来られていない人なら、いろいろなプロテインを試してみるべきだと思います。

人間の感覚は意外なほど正確なので。なんとなくこれがいいなぁと思うものは、概ねからだに合っています。

うちに来られていない人は、そういった感覚を使って、体に合うものを探して行ってください。

ということで、今後も頼みますぞ、プロテイン殿!