寝入りにくいは肺の元気不足

「なかなか寝付けなくて」

と言われる方はとても多いです。

 

原因は、肺の元気が足りないからだと考えています。

 

現代人はいろいろな意味で、リラックスしにくい状況で

生きているのかもしれません。

 

緊張状態は呼吸を浅くします。

 

その状態が長く続くと、完全に緊張をとくことが

むつかしくなります。

つまり、呼吸が浅くなったままになります。

 

運動をしている人は「はぁはぁ」するので、

呼吸の状況をリセットすることができます。

 

カラオケでも、好きな趣味でもリセットできるかと

思います。

 

でも、緊張をうまくとらないと、そのままになって

しまう場合が多いと思われます。

 

そうして徐々に呼吸が浅くなっていくと、結果的に

肺の元気が足りなくなっていきます。

 

肺の働きは、胸が膨らんだりしぼんだりすることで

なされるので、寝た状態はその動きがだしにくく

肺はしんどい状況です。

 

例えば、寝たきりの方はいつも肺に負担をかけている

状態なので、肺炎にかかりやすくなります。

 

そして、肺の元気が足りないとき、とても寝づらく

なってしまいます。

 

肺の元気がたりない人は、「あくび」がでません。

 

あくびの出ないひとは、はぁはぁ

 

するくらいの運動をやってみると

いいでしょう。

 

おすすめは水泳でしょうか。

 

大きく吸って大きく吐く、というのが肺を強くすると考えられます。

 

食べ物では、ハッカが肺によさそうです。

 

漢方薬でも使われています。

強い体を作るには

ゼロサーチで内臓元気を測定していると、

人によってどの臓器のエネルギーも多かったり、

逆にどの臓器もエネルギーが少なすぎる場合があります。

 

体調が悪い時は、各臓器のエネルギー量がとてもばらついているので、

元気の足りない臓器のつぼにはり・きゅうなんかをして、バランスが

よくなるようにします。

 

でも、全部の元気が足りない場合は、はりきゅう的には打つ手が

あまりありません。

 

ですから、とにかく全体のエネルギー量を増やさないといけません。

 

全部の元気がたりない、あるいは少ない傾向のある人は、高齢者か

生まれつき体の強くない方が多いでしょうか。

 

寝る時間も遅くないし、食事もきっちりとっているのに、からだの元気の

総量が足りない場合はどうしたらいいでしょうか。

 

それはやはり、「運動」そして「メンタルケア」かもしれません。

 

子供のころ虚弱だった人が、体を鍛えることで強くなったという

エピソードはよく耳にしますね。

 

体は、ほんの少し「きつい」と感じる運動をして、うまく休息をとって

いくと、どんどん筋力がついてきます。

 

この筋肉の量が、臓器の元気にもとても影響があるようです。

 

また運動をすると自然と気分もすっきりして、余計なことを

考えることも少なくなります。

 

いつもうっとうしいことを考えていると、体にもおおきな

負担になります。

 

ごく普通の日常が「まあまあ楽しい」と感じられるのが

いいのではないでしょうか。

 

適度な運動と「楽しい気分」を目標に、どんなことを生活に

取り入れるべきか考えてみましょう。

 

瞑想なんかもとてもおすすめです。

 

 

はり、きゅうはなぜ効くのか?

よく患者さんに聞かれるのは

足や手にはりきゅうをして、なんで腰痛が良くなるんですか?

と言ったような質問です。

 

腰にはりきゅうをしたほうが効きそうに思えますね。

 

その疑問を説明するにはまず、何が原因となって腰痛が

引き起こされているか、というところから考えてみましょう。

 

腰痛や寝違いや五十肩など、どこかでけがしたわけでも

ないのに自然発生的にでてくる痛みは、内臓の不調が

かかわっていることがとても多いものです。

 

胃が悪くて首が痛くなったり、腎臓の疲れで腰が痛くなったり

というように。

 

ですから、痛みをとっていくときにも、内臓のケアをしていくと

簡単に改善させることができます。

 

胃の元気を回復させたいというとき、胃と関連のある

ツボに、はりやおきゅうをします。

 

胃関係のツボもたくさんあるのですが、要穴といわれる

大事なツボは膝から下に多くあります。

 

ですから、足の膝から下にお灸をすえることになります。

 

神経の密度は、体の末端にいくほど密になっています。

 

ですから、末端にはりきゅうをしたほうが効き目が良いという

のも理にかなっています。

 

そんなわけで、要穴は膝から下と肘から先に集中しています。

 

さて、じっさいにはりきゅうをするとどんな変化が体におきるのでしょうか。

 

はりでもおきゅうでもだいたい同じなのですが、はりきゅうを

すると、その場所に体が注意を向けます。

 

それは、体を守るための反応です。

 

体に傷がついたり熱くなったりすると、えらいこっちゃということで

なんとかしようとするわけですね。

 

そして、そこにエネルギーを集めます。

 

どこからでしょうか?全身からです。

 

胃のツボの場合、胃の関連のあるところに、エネルギー(気)

が集まることになります。

 

このエネルギー的分布の変化が、まず胃の元気を回復させ、

それにより胃の不調から引き起こされていた症状も改善されます。

 

そういったしくみで、体は楽になります。

 

このとき大事なことは、全身のエネルギーの合計量が

増えたわけではないということです。

 

単に、エネルギーのバランスが良くなったということです。

 

ですから、あまりに全身的疲労が大きいと、なかなか体は

改善していきません。

 

全身のエネルギーの総量をふやすこともまた、とても

大事なことです。

 

そのために大事なことは、とても単純で、早く寝ることです。

 

ぎっくり腰になって動けないことは、ある意味体を強制的に

休ませてくれているともいえるでしょう。

 

漢方薬の凄さとむつかしさ

漢方薬を処方する内科は増えてきています。

 

でも、漢方薬の本当の凄さを知る人はあまりいません。

 

漢方薬の効き目は、しばらく飲み続けてやっとでてくるような

ものだと思っている人が多いですね。

 

でも、本当に体調にあったものをのむと、びっくりするほど

効いてしまいます。

 

例えば腰痛の人に、今の体調に合った漢方薬を飲んでもらうと、

飲んだ直後に

「あ、楽になった」とか「え?痛くない」

といった変化がでることも、ごく普通のことです。

 

でも、そんな大きな効果を得るためには、

体調にぴったり合った処方を選ばないといけません。

 

これが普通の医師や薬剤師にはとても困難なようです。

 

いわゆる西洋薬は、症状に対して処方されるので、

たとえば胃が痛い人に胃薬、血圧の高い人には

血圧降下剤といったように選ばれます。

 

しかし、漢方薬は症状に対して選ぶのではなく、

患者さんの体質とその時の臓器的な状態や熱の状態

など、全身の状態を把握し、その状態に合ったものを処方

します。

 

今病院で行われているような様々な検査は、漢方薬処方

のための判断材料には向いていません。

 

ですから、医師は漢方薬処方のための材料が乏しい中で

処方を選び出さなければいけません。

 

つまり、ぴったり合った処方を選ぶのが非常に困難です。

 

医師の中にも漢方薬を研究されている先生はかなりおられる

ようですが、研究すればするほど逆にわからなくなるような

ところもあり、うまく漢方薬をつかいこなせる先生がなかなか

増えていかないようです。

 

当院では、ザロサーチの力で、そんな処方選択の難しさを

超えて、ぴったりとした処方を選べるようになるべく、取り組んでいる

ところです。

 

ひょっとして春ごろには可能になるかもしれません。

春が待ち遠しく思っています。

めまいは頭蓋骨の機能不全?

めまいを症状改善の主目的として施術することは

ここしばらくありませんでした。

 

たまに、他の症状で来院された方がめまいの症状もおもち

なことはあり、他の症状を改善させるために行う施術で

同時に改善されるので、今の施術スタイルになってからは

めまいの原因について考える機会がありませんでした。

 

でも先日、頸椎1番(背骨の一番上の骨)の調整をしたあと

めまいの起きた方がいました。

 

ここの調整でめまいがおきたのはそれが初めてです.

 

そこで、頭蓋骨を調べてみました。

 

すると、耳の穴が開いている骨(側頭骨)の一方が

内側に凹むように入り込んでいて、動きが出ていない

ことがわかりました。

 

そこで、外側に引っぱり出して動きがでるように

ちょうせいしたところ、めまいはとまったとのこと。

 

昔は骨の動きがあるのかないのかが分からなかったので、

今回のような事がもし起きていたら、なぜそうなったのか

分からずに困っていたと思います。

 

でも、今回のことでめまいと頭蓋骨の関係が少しわかりました。

 

めまいには、目がくるくる回るものとふわふわしたように感じるもの

(中枢性と末梢性と言ったりします)の2種類があると言われています。

 

ふわふわ感じるめまいは、かつてうまく改善させられなかった事もあった症状ですが

うまく体を調整できれば、簡単に治せる症状かもしれませんね。

 

 

内臓元気の測定で分かったこと

ゼローサーチ、凄い機械、いや道具です。

 

いままで東洋医学的検査、例えば脈を診たり、舌を診たりなどで

内臓の状態を推測してきました。

 

でもそれって、あいまいな判断しかできないこともよくありますし、

施術効果がうまく出せない場合は、判断の見直しも考慮しなければ

いけません。

 

つまり、確信した上での施術が困難なことがよくあります。

 

ゼロサーチでの内臓元気の測定では、内臓の状態はかなりはっきりと、

それも個々の臓器の状態がわかります。

 

まだまだ測定もおぼつかない中ではあるのですが、

それでもいままで推測のなかで考えていた内臓の状態と

とても違った結果として得られたことがあります。

 

それは、肝臓の元気がなくなっている人がとても多い

ということ。

 

うちに来られる方の半数か、あるいはそれ以上の人の

肝臓がとても疲れた状態にあります。

 

その理由として考えられるものは、少なくとも2つは

あります。

 

一つは、食品添加物や残留農薬への対応での疲れ。

もう一つは、服薬での疲れです。

 

肝臓は他のどの臓器よりも多様な機能を担っています。

 

そこが完全な働きを出せないとどうなるか。

 

ちょっと心配ですね。

 

特に、たくさんの薬を服用している人の肝臓は

疲れているほうが普通なのかもしれません。

 

これからの時代は、サプリメントも含めて、より必要なものだけを

選択して摂取していかないと、環境汚染での負担増に肝臓が

耐えられなくなるように思われます。

 

肝臓はビタミン・ミネラルの消費もとても甚だしい臓器でもあります。

有益なサプリメントの摂取が今より必要な時代も近いのでしょうか。

 

もうしばらくすると、飲まれているサプリメントが本当に健康づくりに

役立っているのかどうかの測定も可能になると思われます。

 

サプリメントも多種多様です。

 

本当に体に良いものは一握りだと言われています。

 

サプリメント適合測定、できるようになるのがとても楽しみです。

 

明けましておめでとうございます。

あっというまに明けてしまいましたね、新たな年が。

 

去年は後半、とても素晴らしい成長が施術者として得られました。

 

10年もやってきてなかなか使いこなせていなかったネネルギー測定器

「ゼロ・サーチ」が、なんと、ようやく、実用レベルで使えるようになりました。

 

整体技術にも気の感覚を使っているのですが、骨がどっちの方向に

動きたがっているのか、どんなストレスを持っているのかが明確にわかるように

なり、特に頸椎1番の調整で大きな効果を出せるようになりました。

 

いままでの施術者キャリアのなかで、こんなに有り難い成長は経験したことが

ありません。

この成長は、霊能整体師・高野さんに死神を3つ取って頂いて得られた

成果かと思います。

 

約1年前、高野さんが言ってくれました。

「死神が3つ憑いていて、廣瀨さんのエネルギーを常に弱くして

殺そうとしていました。それをとったので、放っておいても能力が

上がると思いますよ。」

 

実際そのとおりになりました。

大変感謝しています。

 

高野さんのスケジュールが可能なら今年も当院に一度、

お呼びしたいと考えています。

 

すでに希望者が多く、一杯になりつつありますが、

ご希望の方は言ってくださいね。

 

新年もみなさま、よろしくお願いいたします。

 

2016年 元旦