オキシトシンパワーで元気に!

愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシン。

 

「オキシトシンは良好な対人関係が築かれているときに分泌され、

闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる。」

 

とはウィキペディアでの解説です。

 

人はストレスを感じているとき、アドレナリンやノルアドレナリンが

放出され、それがイライラの原因になったり、痛みを強くしている

のだとか。

 

そんな状況でもオキシトシンがドバっとでれば、アドレナリンなど

不快な緊張ホルモンはすっ飛んでいってしまいます。

 

そして、エンドルフィンやドーパミンなど快楽ホルモン

がでてくるようです。

 

当院では近々、バイオレゾナンス医学会主催のDr.矢山

が開発されたテラトロンなる機器を使って、オキシトシンが

患者さんの体から出る状態にして帰っていただくように

する予定。

 

ネガティブ思考に陥っていたり、元気が出ない人に

著効があるのではないかと期待しています。

 

人は痛みが出るとき、単純にいうと疲れていたり、

心理的に落ち込んでいることが多いものです。

 

骨が~とか、歪みが~とか、小難しいことはおいておいて、

さしあたりさっぱりした気分になればそれだけで治癒力アップ

間違いなし。

 

どんな結果がでるかとても楽しみです。

小顔の秘訣

巷では「小顔矯正」なる言葉をときどき

目にするようになりました。

 

「顔って小さくなるんだ!」

と思った方は、ちょっと勘違いがあるかもしれません。

 

小さくなる、ではなく本当は

 

「元のサイズに戻る」

 

だけなんですね。

 

元のサイズがあって、今のサイズがある。

じゃあ、今のサイズって何なんだ?って話になります。

 

それはずばり

 

「むくんでいる」

 

ということですね。

 

この「むくみ」は顔の皮膚や筋肉などの表面の

ものだけではなく、実は頭部全体の問題です。

 

頭の中に脳を保護している水があることを

知っている人は多いと思います。

 

この水は脳に来る血液から作られ、頭部の

膨らんだりしぼんだりしているリズミカルな動きにより

背骨の中へと流れていきます。

 

このとき、背骨の状態や骨盤の状態が良くないと

ホースが詰まったような感じになって、頭から水を

押し出しにくくなります。

 

つまり、頭が適度な状態よりすこし膨らんだようになります。

 

大きくなってしまいます。

 

ですから、小顔矯正を効果的にやるとすると、背骨や骨盤の

調整により、水の流れていくルートの確保が必要になります。

 

これがないと、表面的なリンパの流れの改善しか得られないので

それほど小さくはなりません。

 

顔だけの施術を受けるより、自分で頑張って背骨をくねくねさせて

背骨の柔軟さ改善した方が効果大かもしれないですね。

 

背骨の柔軟さは健康に直結しますし。

 

ちなみに、当院では小顔矯正はやっていませんのであしからず。

 

早寝の次に効果の大きい健康法

サプリメントや運動、デトックスなど、いろいろな健康法が

あります。

 

いろいろなものがありすぎて、どれをやったら良いか

分からないくらいですね。

 

本当は「楽しく過ごす」のが一番良いと思いますが、

「一日どんなときも楽しく」というのも、困難な場合が

多いと思います。

 

そこで、どんな健康法がいいのかという話です。

 

年齢、健康状態、持っている疾患によっても選択肢は

変わってくると思いますが、当院では

 

「呼吸力」

 

を鍛えることをおススメしています。

 

腹式呼吸が良い、というような話を

聞いたことがあるひとは多いと思います。

 

ただ、健康法としてやっていくときに、

腹式呼吸は意外にむづかしい面もあり、

また成果が分かりにくいので継続も困難です。

 

でも今は、良いグッズがあるんですね。

 

アマゾンなどで

 

「呼吸 トレーニング」

 

と検索してみると、何種類かの商品がでてきます。

 

呼吸をする際に負荷をかけることが目的で使います。

 

腹式呼吸だけを鍛えるのではなく、胸式・腹式の

両方の呼吸力を鍛えることができます。

 

人の体は、じっとしているとき血流が悪くなりやすいものです。

 

それは、手足の筋肉の動きで血流を促すことができないからです。

 

そんなとき、血流の維持をしていくのに大きく関わっているのは、

心臓と胸郭と頭蓋骨の動きです。

 

心臓の働きはだれでもよくご存知ですね。

 

胸郭は呼吸の際、膨らんだりしぼんだりしています。

このとき、この動きが大きいほど空気の入れ替え作用が

大きく、また全身の血流を促す作用が大きくなります。

 

この作用は、アコーディオンを膨らませる、しぼませる

のと同じような機序で働きます。

 

空気の交換だけを考えると、胸の動きが小さくても、

回数が多ければ同じだけの量を入れ替えることが

できます。

 

ただ、全身の血流を考えた場合、胸の動きが大きく、

回数が少ないほうが血流を促す作用が大きくなります。

 

呼吸力を上げるトレーニングをしていくと、自然に

胸の動きが大きくなっていきます。

 

胸の動きが小さくなってしまう原因は、

学生の頃のようにハーハーするほどきつい

運動をしなくなることや、仕事などで緊張状態を

長時間つづけることがよくあることなどで、呼吸に

かかわる筋肉がこったり、筋力が落ちてしまうから

だと考えられます。

 

人間の体は、血流の弱いところが病気になりやすいのですが、

年齢とともに乳がんや肺炎になりやすくなるのも、胸郭の

動きがどんどん悪くなっていくことも一因かと思われます。

 

ある程度の年齢になって、はーはーするほど激しい運動を

することのない人には、どんな人にも呼吸力のトレーニングは

おススメできます。

 

一日に30秒でも十分な効果が期待できますが、物事を継続

するのはささいなことでもなかなかむづかしいので、朝顔を洗うとき

とか、お風呂に入る前なんかにトレーニングすると決めておくと

継続しやすいです。

 

手足の冷えの改善にも、他のどんな健康法より効果大です。

 

 

 

 

 

 

舌の色を見てみる。黒は危険!?

当院では東洋医学的な診断をすることが多いので、

舌をみせて頂くことは基本的な検査です。

 

舌を見て得られる情報は結構たくさんあり、

体の熱の状態や水分の多寡、体力の消耗、

内臓の状態など。

 

たくさんの人の舌をみていると、ごくまれに

舌のこけが黒くなっているひとがいます。

 

これは、分かりやすく言うとちょっと危険な体調

です。

 

僕が学生だったころは、腕利きの先生に、

 

「舌のこけ(舌苔)が黒い患者さんがこられたら、君たちみたいな

未熟な術者はかえって体調を悪化させてしまうから

断るように」

 

といったような趣旨の指導があったくらいです。

 

 

 

「なんで黒くなるのか?」

というと、カンジダ菌が増えて硫黄化合物が多く作られ、

これと血液中のヘモグロビンが結びついて黒色になるんだとか。

 

ちなみにカンジダ菌というのはカビの一種です。

 

では、どんな人にカンジダ菌が増えてしまうのかというと、

抗生剤を服用することの多い人や、避妊用のピルを使っている人、

きつい食事制限によるダイエットをしている人、体力や免疫力が著しく低下している人

など。

 

このなかで特に問題になるのは、「体力・免疫力が著しく低下している人」

ですね。

 

肝炎の治療などで強い薬剤を投与していて、体に大きな負担がかかっている

場合にも一時的に免疫力が低下し、舌が黒くなることがありますが、

普通に生活をしているのに黒い場合、体の中で大きな問題がおきている

可能性が強く疑われます。

 

鏡で舌をみてみてもし黒かった場合、一度病院で検査を

うけてみたほうがいいでしょう。

 

 

 

頑丈な人が重症になってしまう理由

生まれつきの体の強さは、個人差がとても大きいです。

 

本当に頑丈な人は、80代になるまで

どこも痛くなったことがなかった、という人もいます。

 

逆に虚弱な人の中には子供の頃の体育の時間は

決まって見学で、運動らしいことをしたことが無いという

人もいます。

 

でも、頑丈な人の中にも、とても体調を悪くして来院される

かたが意外に多くおられます。

 

それがなぜかというと、

「どんな行為が体に負担をかけているのかが全然わからない」

からです。

 

逆に虚弱な人の場合、冷たいものを飲んだときや、

少し夜更かしをしたときにすぐに体調が悪化する

ことで、どんな生活をすれば自分の体調を良い状態で

維持できるのかが明確にわかるようです。

 

いくら頑丈な人でも、負担が重なれば調子がわるくなります。

 

それでも痛みにも強いので、治療院に来られるのは

体がボロボロになってからというケースがよくあるのです。

 

痛みに強い人が、ひどい痛みなどを感じたときには

生活を見直す良い機会です。

 

たまたま痛くなったんだとは思わないようにしましょう。

 

逆にあまり体が強くない人は、自分の体をよく理解して

うまく生活していけば、痛みの無い快適な生活を続けていけます。

 

なかなか治らない痛みをお持ちの方は、生活習慣の中に

回復をじゃましている要素のあることが普通です。

 

自分の習慣を一度疑ってみましょう。

ぎっくり腰になった当日は・・・

当院には、ぎっくり腰の方がよく来られます。

 

問診表に記入して頂いた内容をみて、

 

「今日、ぎっくり腰になった」

 

という場合は、ちょっと緊張感が高まります。

 

それは、負傷当日はその場での効果が

患者さんにとって、とても実感にしくいからです。

 

それはなぜでしょうか。

 

捻挫や打撲の場合、負傷してから時間が経っていない

ほうが、最終的な解決を早くすることができますし、場合によっては

初期施術の遅れが後遺症につながる場合もあります。

 

しかしぎっくり腰の場合は、ほとんどのケースで内臓由来の

痛みの出現ですので事情は少しことなります。

 

痛みがでることは体にとっては

「これ以上動かさないでくれ」というメッセージです。

 

ぎっくり腰の場合、動かずに何日か耐えていると、

徐々に回復に向かう場合が多いでしょう。

 

それは、動かないことで弱っていた臓器が自然に回復してきた

からです。

 

ですから、臓器の疲労などは、負傷当日がもっとも酷いことが

多いということになります。

 

あまりに臓器の疲労や不調が大きいと、施術したその場での

効果が実感できない場合もでてきてしまいます。

 

そういった理由で、負傷当日のぎっくり腰の方の場合には、

術者の負担も増えてしまうということですね。

 

それでも、施術した効果は時間が経てば徐々に体を

回復させていくので、次の日には効果が実感できるケースが

ほとんどだと考えています。

 

ところで、せっかく休んでいるのに何日も回復してこない場合は、

疲れている臓器の回復をさまたげる行為をしてしまっている疑いが

あります。

 

たとえば、冷たい飲み物が問題になっている場合がありますし、

足を冷やしすぎている場合もあります。

 

痛みが強い間は、理想的な生活を心がけましょう。

 

体の「形」は臓器のバランスと習慣から

「猫背もあるので肩が凝るんでしょうか?」

とか

「O脚だから膝が痛いんです」

といったような患者さんの話をよくお聞きします。

 

でも、ほとんどの人は自分の姿勢を意識的に正したり、

きれいに歩こうなんて思っていませんよね。

 

それなのに、姿勢の良い人良くない人、足がまっすぐな人

曲がっている人がいます。

 

それはなぜでしょうか。

 

そんなところにも、臓器のバランスはとても大きく関わっています。

 

猫背の人には消化にかかわる臓器が弱い傾向がありますし、

O脚の人には膵臓もしくは脾臓の弱い人が多いようです。

 

ここでいう「弱い」というのは、たくさんある臓器の中で、

バランス的に弱いという意味ですね。

 

言ってみれば全部の臓器が同じ強さなのが理想ですが、

生まれつき臓器のバランスは決まっていますし、強弱の

ばらつきが大きい場合も少なくありません。

 

ですから、生まれつきのバランスによって、姿勢が悪くなりやすかったり

なりにくかったり、足が曲がりやすかったり曲がりにくかったりします。

 

もうちろん、肩こりになりやすいかどうかも、腰痛になりやすいかどうかも

臓器のバランスと大きく関わっています。

 

そしてまた、そんな生まれつきの条件に加えて、どんな仕事をしているか

とか、生活習慣がどんなものかという条件も合わさって、いまの体の形や

調子が決まります。

 

ですから、たとえば胃腸の弱い人でも、いつも社交ダンスをやっていて、

背中を伸ばしているのが習慣であれば、猫背にはならないわけですね。

 

でも、一般の人が猫背を治すためだけにいつも姿勢を正しておくなんて

ことはほとんど不可能に思われます。

 

それよりも、内臓のケアを考えたほうが本当は簡単だと思います。

 

今の日本人のライフスタイルの特徴は

「食べることが多い、寝る時間が遅い、目や脳を働かせていることが多い」

といったことです。

 

食べることは消化器を疲れさせ、夜更かしは腎臓をつかれさせ、

目や脳の酷使は心身の緊張を高めますから、見直したほうが

良い人も少なくないでしょう。

 

自分の生まれつきの臓器のバランスは

「猫舌本舗」というサイトに生年月日を入力するとわかります。

 

万象学という欄の

守備・表現・魅力・攻撃・学習の数値は

臓器に置き換えると

肝臓・心臓・膵臓&脾臓・肺・腎臓

になります。

守備等の要素は、どこから決めたのかよくわかりませんが

木・火・土・金・水

という東洋の五行説から、ものの性質を5つに分けると

臓器の場合は上記のようになります。

 

5つの数値にばらつきがなければ理想です。

木・土が多すぎる・少なすぎるひとは食事や間食に気を

つけましょう。

水が少ない人は早寝しましょう。

金が少ない人は、呼吸を鍛えると体調がよくなるでしょう。

 

回復をじゃまするのは「緊張」

何回バランスをとっても、筋肉のハリを和らげても

またすぐにバランスが崩れたり、筋肉が硬くなってしまう。

 

それはなんでだろうと昔は思っていました。

でも、考えてみれば簡単ですね。ようは

 

「回復力・自然治癒力」

 

が低下しているからですね。

 

そして、体の回復力が元に戻るのを一番じゃま

しているのが

 

「頭蓋骨の緊張」

 

です。

 

頭蓋骨の緊張を自覚できる人はほとんどいないと思うのですが

施術でゆるめてみるとすごく眠くなる人がとても多いです。

 

特に、初めて頭蓋骨を緩めた際は眠気が強烈に感じられます。

 

それは、頭蓋骨の緊張が一気に減ったからでしょう。

 

頭蓋骨の緊張をとると、「はぁぁぁ」みたいなかんじで

全身が脱力できるようになります。

 

これがとても大事です。

 

これを何度かやっていると、どんどん全身の緊張が

へっていき、結果痛みなどの症状もよくなります。

 

頭蓋骨の形もかなり変わっていきます。

 

今の日本人の生活は、仕事中の緊張だけでなく、休憩中も

テレビやスマホなんかで、脳の休む時間が足りていない

と言えるかも知れません。

 

「気持ち良い、楽しい、美味しい」

を増やして、脳をリラックスさせましょう。

 

抗がん剤で痛みが起きるのか?

がんの3大療法の一つ、抗がん剤の投与。

がんを治していくためにも、治ったあとの再発予防

のためにも使われています。

 

ただ副作用も結構たいへんな治療法ですね。

 

発熱・脱毛・むくみなど。

 

この、抗がん剤治療を受けている方が、痛みの症状を

訴えてこられる場合がときどきあります。

 

来院されて「抗がん剤との関連はありますか?」

とよく聞かれます。

 

断言できませんが、おそらく関係はあるでしょう。

 

抗がん剤の場合、全身への負荷がおおきいので、

自然治癒力が下がった状態になることは避けられない

と思われます。

 

自然治癒力の低下とは、分かりやすく言うと生命力の低下です。

 

赤ちゃんは生命力が旺盛で、高齢になるにつれ生命力は

弱くなっていきます。

 

子供と高齢者では、高齢者のほうが痛みが出やすいですね。

 

これと同じ理屈で、抗がん剤治療を受けている際、痛みが

出やすくなることは否定できません。

 

ただ、実際に施術してみると、意外に痛みは改善できてしまいます。

抗がん剤を飲んでいる間、痛みがとれないとお考えの方も、

どこかで施術をうけてみると良いかもしれません。

 

内臓疲労にもアプローチできる鍼灸や特殊な整体が

おすすめです。

 

ぎっくり腰多発時期到来!

最近またぎっくり腰の方が多く来院されています。

どんどん暑くなっているので、冷たいものを飲む

機会も増えることが一つの要因です。

 

ただ、実際にぎっくり腰になっている方に質問を

してみると、冷たいものを一切飲食していない人も

胃腸の調子を落としていることがわかります。

 

内臓というのは、季節によって負担のかかるところが

違います。

春は肝臓、夏は心臓、秋は肺、冬は腎臓、

季節の変わり目はすい臓と東洋医学では考えられています。

 

今は季節の変わり目と言っていい季節ですね。

 

ですから、すい臓に負担をかけない生活が理想といえます。

 

具体的には、食べる量を減らすことや、甘いものや炭水化物を控える

生活がいいと思われます。

 

ぎっくり腰になりそうなときは、食事を少なめにしましょう。