さ、続きです。
「受容体」について、調べてアプローチしてみています。
この組織の反応として面白いのは、一度対処して正常な状態になると、かなり大きな負荷がかからない限り、良い状態が継続するように思われることであります。
つまり、ケアして何かの症状が改善したなら、その効果が持続するということになるわけでござんすね。
せっかく改善したのにすぐにぶり返すようでは、意味のあるケアとは言えないのであります。
さて、この「受容体」にアプローチしていると、どうしてなのかは分からないのですが、症状を作り出している黒幕の存在をすごく感じるようになったのであります。
推測するに、通常の関節や臓器の問題より、受容体の問題が半歩深い領域のことを反映しているからであります。
そう思う根拠は、タッチするポイントの数。
オステオパシーの施術者の多くは、手のひら全体でタッチするスタイルをとっていますが、ワタクシの場合はピンポイントのアプローチなので、指先で触れるスタイルに、勝手になってしまっています。
触れる位置というのはとても大切で、例えば関節の動きの悪さを回復させる際でも、体が要求するポイントにうまく触れさえすれば、ただ触れているだけで解決してしまいます。
骨と骨を指でつまんでグイっと押す必要は皆無であります。ま、ワタクシもこの事実に気が付いたのは今年に入ってからなのでありますが。
関節の場合は通常2つのポイント、経絡の場合も2つのポイントに触れると解決できます。
でも「受容体」の場合は、3つのポイントに触れないと解決できないようなのであります。
数が多いということは、その問題の含んでいる要素の数が多いということなのかもしれません。
この「半歩深い領域」にアプローチすることで、その奥にある、さらに深い領域にある問題がケアを求めてくるのでありましょうか。
出てきた問題、問題とは動きの制限であり、エネルギーの停滞なのでありますが、それを解決するのにいくつのポイントが必要かを聞くと、最大5ポイントが必要だと、今の段階では答えが返ってくるのであります。
答えを言うのは、患者さんの身体かもしれませんし、いつもの存在なのかもしれないのですが、どっちでもよろしいのであります。
とにかく5ポイントなのであります。
さらに、3ポイントやら5ポイントやらのタッチする数が分かったら、ついでに触っている時間がどれくらいかも聞いてみます。
すると、2ポイントの場合は1分以内、3ポイントの場合も、概ね2分以内であります。
ちなみに1ポイントってないんかいな、という疑問をもたれる人もいるでしょうが、それはどうやらないようであります。
それが何故かというと、問題を全部、流れを邪魔しているエネルギーの存在と解釈すると、その邪魔しているエネルギーが出ていきやすいよう、入り口と出口を作っているという意味合いが、あるからだと感じます。
でありますから、例えば鍼を一本打って解決という手法は当然あるわけですが、入り口と出口が兼用なのは非効率であります。
感覚的には、鍼を打つとまず邪魔なエネルギーがグワッとでてきて、そのあと吸い込んでいくようなかたちになります。
実際には鍼なんて打たなくても入り口と出口さえあれば簡単に目的は達成できるのでありまして、こんなことを言ったら鍼灸師に殺されてしまうのであります。
話は戻りまして、5ポイントが必要の問題の場合、何分かかるかと聞いてみると、これまでの最大で1400分という、けた違いの返答が返ってくることがあるのであります。
これにはワタクシも絶句するしかなかったでござんす。
なにしろ1400分。23時間以上!?
これだったら、2分で解決できるようなしょぼい問題をいくら解決しても、全然体がよくなっていかない人がいても、あまりにも当然すぎるのでござんす。
100分を超えると結構大物、500分だとかなりの大物、1000分を超えると、もはや怪物であります。
でも、怪物であればあるほど探し出してケアすれば、成果も大きいのは間違いないでしょう。
こやつらがワタクシの感じとり始めた黒幕どもでありまして、今後の仇敵なのであります。
このあたらな仇敵について、賢明な読者は2つの疑問を持たれるかもしれません。
1つは、「そんなに長い時間どうすんねん」でありますし、もう1つは「仇敵の正体は一体何なんだ?」でございましょう。
もちろん、この長時間の問題はすでに解決しておりまして、どうすればいいのかを「光る人」に聞いたところ、時間の観念をこえる手法、つまり「無」の意識状態を使えということでありました。
「無」の状態の透明度を意識の中で上げて行くと、ある地点からは時間を超越してしまうようでありまして、そこに至れば1400分も一気に0になって、問題解決となってしまうのであります。
いやー、今回もあっさり解決でござんしたね。なんなんでしょうか、この展開は。
さてもう1つの疑問、「この問題の正体は?」でありますが、実はまだ全然判っておりません。
さらにこの、深淵の者どもには、2種類あるようで、そのうちの1種類にはもはや、タッチすることも不可能、意識だけでとらえなくてはいけないようであります。
感情の問題でも、もちろん肉体自体の問題でもない、さらには魂・霊の問題でもない、こやつらの正体は一体何の問題なのでありましょう。
そのうち分かってくるのでありましょうか。
でもさしあたり、正体がわからなくても取り除くことができれば事足りるのであります。
いやぁー、とても面白いところまで進んでくることができました。
おそらくこのあたりからが、体が改善しない本質ではないでしょうか。
ということで、まだまだ楽しめそうでありますね。
今後も頼みますぞ、みくまりの神様、太古の神様、光る人殿!