ワタクシが昔行っていたセミナーを主催されている、整体業界でも「レジェンド」と言って良い先生が、施術の際に必ず調べている指標があります。
言ってみれば「生命力」を数値化したもので、その数値が低すぎると「施術を受けても効果が得られにくい状態」で、どうやって施術するのかといったこと以前の問題、ということのようでありました。
近頃はなんでも調べられるようになっておりますので、試しに調べてみると、結構簡単にできてしまいましたですね。
そのレジェンド先生は姿勢の重要性というのを、毎回のセミナーの始めに必ず熱弁されていたのですが、実際に良い姿勢になるよう意識すると、一瞬で「生命力の数値」が上がることが分かりました。
さすがに、素晴らしいことを発見されておりますですね。
そこで、姿勢を正すことがどこに良い影響を受けているのかを調べてみたところ、「脳幹」であることが分かりました。
なるほどね、というか、考えてみれば当たり前とも言える結果であります。
現代人は大脳を鍛えて賢くなるための訓練はとても頑張っていますが、「脳幹」を鍛えることはほとんど意識されていないようであります。
確認してみましたが、呼吸法の吐くときや、特定の瞑想法なども脳幹を元気にする効能はあるようですね。
さてこの「生命力の数値」なるものを、うちの患者さんの「横綱級」の方々においてどうなっているのか調べてみました。
すると、毎回ひじょーに頑張って施術しているにもかかわらず、ひどい有様であることが分かってしまいました。
完全に的をえない施術でありまする。
こういった状況のとき、レジェンド先生は何をされていたのかというと、部分的にしか分かりかねますが、「脳自体にエネルギーを入れる」ということのようでありました。
ではワタクシもそうするべきでありましょうか?
それはもちろんNOであるわけでございます。
なぜなら、一時的な「エネルギー補給」のようなその手法に希望を見いだせず、そのセミナーをやめたからであります。
希望を見いだせなかったのは、ワタクシ自身の持病に一切効果が得られなかったからでもありますね。
じゃあワタクシはどんな施術をすればよろしいのか?
「生命力の数値が低くなっている」ことが分かれば、あとは当然、その原因を調べて改善させればいいのでござんすね。簡単です。
ということで、原因をさぐってみて分かったことは、数値が極端に低くなっている方は、脳もしくは頭蓋骨に近いあたりの脊髄に問題を抱えているということであります。
頭蓋に関してもいろいろな手法が編み出されているわけでありますが、その多くが頭蓋骨か硬膜、あるいは大脳鎌、小脳テントあたりを意識したものであります。
つまり、脳自体をターゲットにしていない、ということでありますが、それにはもちろん理由があります。
それは、「脳ってさ、触れないじゃぁぁん!」ということでござんすね。
当然硬膜なども直接は触れませんが、骨に付着しているので、まだ操作はしやすいのであります。
でも、脳みそともなればそれも困難。
でありますので、ワタクシの独自開発のエネルギーテクニックが威力を発揮してくれちゃうのでありました。
ところで、脳に問題を感知した場合でも、ほとんどのケースにおいてその問題は、頭蓋骨やその周りの膜が悪影響を与えて引き起こされています。
このケースならば、脳みそ自体にアプローチする必要性はゼロでありますね。
でも「生命力の数値」が極端に低い人の場合、脳みそやそれにつづく脊髄自体が問題の本体になってしまっています。
ですから、直接脳みそにアプローチする手法が必要というわけであります。
どうやら「横綱級」の患者さんがどこにいっても回復させてもらえないのは、こういったことが理由になっているようです。
いうまでもなく、これまでワタクシも難治な症状の方を回復させられないことが多々ありました。
と言いますかそれ以前に、治って行く人とそうでない人の「違い」がまったく分かっていなかった、ということですね。
でもついに、たどりついたのでしょうか?
難治症状の人もスイスイ治って行くのでしょうか。
明日の施術がとても待ち遠しい気分。
ということで、これまでの借りを返すときでござんす。
難治症状どの、いざ、お覚悟!