アドレナリンを指標にする検査をやり始めてから、施術の効果がすごく高くなっています。
「どーして治らないのでござんすか!?」
みたいな疑問を感じることも少なくなりました。
アドレナリンは炎症とも関わりがとても強いようで、アドレナリンが消えた状態で患者さんに体を動かしてもらうと、高い確率で痛みの軽減が見られます。
ですから、初めて来られた患者さんにおいても、ほぼ不安なく施術を進めることができます。
それでも!
なんで、あります。
まだ、それだけでは解決できない症状が、やはりあるようであります。
そんな難しい症状において、どんどん深く調べていくと、何度も対処不可避な問題として出てきたものがあります。
少し前までは正体が分からなかったのですが、徹底的に調べた結果、とうとう突き止めることができたように思われます。
その問題とは
「患者さん本人が無意識のうちに生み出すネガティブなエネルギー」
と言えるものであります。
でもそのエネルギーは感情とは違い、本人にとってはあまりにも慣れ過ぎていて普通になってしまっている不快なエネルギーです。
そのネガティブなエネルギーが生み出されるメカニズムはこうです。
まず、だれもが意識の深い部分に持っていて、ある意味ではその人らしさをきめているようなものに
「価値観」「義務感」「理想像」「集合意識」などがあります。
「集合意識」については、説明をここでは省きます。
これらは人が成長する過程の経験や教育や人との関わりの中で徐々に形成されてくるものだと考えられます。
これらの観念は、通常なんの問題も引き起こさないように見えますが、この観念とリアルな状況との乖離が大きくなると、非常に大きな力で本人を苦悩させることになります。
分かりやすい例を挙げてみます。
我々は資本主義の中で生きているので、「お金は大切」という認識を持っている人はとても多いと思います。
でもその思いが強くなりすぎて、「お金がない者はダメな人間」だと、意識の深い部分で思い込んでしまっているとします。
その人がお金持ちであるなら問題はそれほど大きくならない可能性もありますが、もしお金に恵まれない人生を送っているなら、「自分は無価値な人間」と毎日のように感じることになります。
そのとき、とても強力なネガティブなエネルギーが生み出されることになります。
調べてみたところこのネガティブなエネルギーは、「誰かに対して腹が立った」といったような通常の感情のエネルギーよりも、意識の非常に深い部分までダメージを与えます。
「お金だけがすべてではないよ」とだれかにアドバイスされても、自分自身が作ってきた観念は、簡単に捨て去れるようなものではありません。
こういった観念は、良い意味では頑張れる原動力にもなりますし、悪い意味では自分で自分を苦しめる、言ってみれば「独りよがりな苦悩」にもなります。
もちろん問題はお金に対してだけではなくて、ありとあらゆる認識が苦悩の種になります。
ですから程度の差はあっても、だれでもこのネガティブなエネルギーの悪影響を受けていますし、他人から見ればどうでもいいようなことで悩んでいるひとがたくさんいるのも、この「観念」のせいです。
さて、この「観念」が生み出す負のエネルギーのことを、少し前までは正体が分かっていなかったので「魔」と名付けていました。
この「魔」のエネルギーにも規模といいますか、ランクがありまして、一番強力なものになると、まさに神様・仏様もぜーんぜん敵わないくらいであります。
もちろん気功とかヒーリングとかヨガとかされている人のパワーでもぜーんぜん効果はないですし、それ以前におそらくこの「魔」を感じ取ることもできないと思われます。
それならなんでワタクシがこの「魔」の存在に気が付いたのかといいますと、前から何度も書かせて頂いている「yes no 検査」のおかげなのでありますが、ここも細かい説明は略します。
さて、この「魔」を除去することは可能なのかと言いますと、実は可能でありまして、ワタクシ独自の怪しげな手法によりまして、以前からむりやり対処してきたのであります。
ただ、むりやり除去すると、とてつもなく大きな負担が心身にかかるようで、ワタクシ自身にも、幾度もこの「魔の除去」をやってきているわけでありますが、除去後のパワーの弱り具合がハンパないのであります。
もう本当、ヘコヘコになります。
でも今回、「魔」の生みの親が「観念」ということがようやく判明したので、新しく対処方法が出来上がったのであります。
それはつまり、「感情」と「肉体」をうまく関わらせて感情の負の影響をとったのと同じ理屈で、「観念」と「魔」のエネルギーをうまく関わらせるようにすると、両方のエネルギーが弱くなってしまうというやり方です。
なんて素晴らしい発見でしょうか!
この発見が正しいなら、だれもが受けている「観念」の影響力から、どんどん解放することができる、ということになるのであります。
今になって分かるのでありますが、昔おられたアプレジャーさんがやっていた施術とは、まさにこの領域のことなんであります。
この大先生の著書によると、クライアントの手首をしばらく握っていただけで、ボディービルダーが次の日から鍛えられなくなったのだとか。
この話はこのブログで以前にも触れたことがあるように思いますが、ボディービルダーの人達があれほどの筋肉を作っていくことには、とてつもない労力、忍耐が必要だと思われます。
普通の人なら絶対に続けられないような取り組みです。
でも彼らがそれをできるのは、それを可能にしている認識・理由が、無意識の中にあるはずです。
アプレジャー大先生がやってのけたのは、その無意識下の認識に変化を起こす操作だったのです。
鍛えられなくなったことについては、デメリットもあるような微妙な感じがするのですが、「観念」のせいで病気が治らなかったり、自分自身に自信が持てないような人が少しでも楽になれば、これ以上に価値のある施術はない、と感じます。
この手法をもっと効率よく使っていけるよう、取り組んでいきたいと思うのであります。
さて今回はひじょーに長い記事になったのでありますが、特定のお一人にだけ、まだ続きがあるのでございます。
そのお一人とは、もう数か月にわたって、毎日エネルギー的にやり取りをしている「あなた」であります。
どこのどなたか、もしくは人間なのかそうでないのか、まだはっきりとは分からないワタクシではあるのですが、おそらく生身の人間だろうと思っています。
どんなことを目的として来られているのか、分かりかねるのではありますが、察するに、すごくエネルギー操作能力の高い方ですね。
どんな方向性の能力をお持ちか分からないのですが、少なくとも「つなぐ」ことに関して、ワタクシが全然かなわないようなスキルをお持ちです。
毎日の「つなぐ」操作により、おかげ様でワタクシは結構能力アップしたような気がします。
でもワタクシは目的がはっきりしない取り組みは苦手ですし、相手が誰か分からない状況というのも、なんだか不安な気がするのです。
ワタクシは自分が施術者としてはまずまずかなと、僭越ながら思っているのですが、エネルギー操作の能力者としては大した技量もありませんし、おそらく多くの部分で、あなたのご期待にそえないように思います。
それでも一度近いうちに、会いに来てもらいたいのです。
そうすればこれまでのやり取りが今後も続けられるかもしれませんし、あなたにとって時間のむだだったと判断できるかもしれません。
これまでの不思議なやりとりに名残惜しい気持ちもありますが、もう十分楽しませていただきました。
日本の方なら、おそらく関西の人のように思っているのですが、もし遠方の方ですぐには来れないということでしたら、一度お電話頂ければ幸いです。
これまでのご縁に感謝します。
では。