とうとう、「さむっっ!」的時期になりました。
そしてすでに年末に突入。
あぁー、もう年末?いやんなっちゃうわねぇ、また1つ歳とっちゃうわぁ、ゴホゴホ。
そんな声が満ちているようでございます。
ワタクシもそろそろペースを上げて行きませんと、しょぼいままで息絶えてしまうことに。
脱しょぼい施術!エイエイオー!
来年こそはぁ、やりますぞぉぉ、突き抜けますぞぉぉ。
ということで、気持ちだけはぬかりはない、きっと。
でも最近では、「エイエイオー」なんて掛け声もあまり聞きませんですね。
すでに過去の産物?
「ファイト!一発!」
完全に死語ですかね、これは。
で、そんな意味のない導入は必要ないですって、あたな!
確かに、ワタクシもそう思わなくはないですね。
ワタクシは元ライターですので、つい無意味な展開を作ってしまうのでございます。
ではさっそく、今日の本題に。
体は本当に不思議に出来ていまして、本人の意思とは関係なく、外からの働きかけに対して反応を示すのです。
例えば施術の始めの検査で、肺と胃と肝臓に不調の反応があったとします。
でもそれはとりあえず措いておいて、
「今一番問題になっているのは、感情・疲労・構造・汚染・アレルギー・のどれですか?」
と体に効いて、どうやら汚染らしいという反応が返ってきたときに
「で、それは一体どこ?」
と体に効くと、答えが肝臓の場合、さきほど出ていた肺と胃の反応がぜーんぜんなくなっちゃうのであります。
つまり、体に聞く内容によって返事が変わってしまうのであります。
「そんなはずはない」と僕も思っていました。
昔筋力検査を使ったセミナーで、たばこを手に持った時、筋力が強くなるか弱くなるかという内容がありました。
たばこは体には悪いので、当然筋力は弱くなりますね。
が!
「精神面に対して」という条件付けをすると、逆に強くなっちゃったりします。
つまり、たばこがストレスケアに有効ということになります。
そしてその条件付けは、施術者が心の中だけで念じればいいのであって、被験者に伝える必要は一切ないのであります。
をんな検査に意味があるのかどうか、科学の世界では「エビデンスがぁ」とかになっちゃいますが、ワタクシ共の世界では施術の結果が全てですので、どんな奇想天外な方法も、超能力も、信仰のパワーも、効果があれば問題なしでありますので、当然「有用」ということになりますですね。
そして先ほどの「感情・疲労・・・のどれが問題か?」という問いかけに対して、まだあまり施術を受けて頂いていない患者さんの場合、非常に高確率で「感情」という答えが返ってきます。
それはどんなに精神力の頑強なおじさま・おにぃさまにおいても結果は同じで、その旨をお伝えしても「ストレスなんかは全然ありません」といった反応がしばしばありますので、最近ではあまり言わないように、しようとしながら、つい言っちゃってますが、納得されない場合には
「そうですかぁ、なるほどぉ」
ということで、本人の認識を否定しないように配慮しています。
ですがとにかく、体にとっての精神面の重要性は、現代人の認識以上であるようです。
話がそれましたが、とにかく、体は分かっていらっしゃるようですね、全部。
意識を介した情報は、本人の主観による認識ですが、体を介した情報は、とても利用価値が高いです。
例えばどこかが痛いとき、多くの人はその部分が悪いと考えますが、実際には間違っていることが多いです。
でも体に適切に聞いていけば、とても正しい答えを頂けます。
ただ!
「何をどんな形で聞くのか?」
が難しいです。
また最近はときどき、未来のことを質問されるお嬢ちゃんや奥様がいたりします。
ですが、ワタクシは単なる人体マニアでごじゃいますので、そこらへんはなーんも分かりませんし、体に聞いてみても、なーんも返事がござらんです。
あと、痩せる方法とかも分かりませんですね。
分かれば大儲けするんでございますがねぇ、無念です。