「整骨院からのあれこれ」カテゴリーアーカイブ

今年も一年、ありがとうございました。

今年もあっというまに?終わりかけています。

 

振り返ってみると、施術師として結構大きな進歩は

あったように思います。

 

これも、頭蓋骨の矯正のおかげなんでしょうか。

 

今ではごく当たり前になった感覚も、半年前までは

全然分からなかったこともあります。

 

それを考えると、よくあの時の感覚で仕事ができていたなと

不思議に思えるくらいです。

 

いろいろなことが感覚的に分からないと、仕方がないので

理論に則って判断したり、たぶんこうだろうという推測や

経験による勘に従って施術するしかありません。

 

ある意味、それも仕方のないことですが、いってみれば

あてすっぽう施術みないなもので、うまく改善してくれるか、

確信を得にくい中で仕事していたように思います。

 

今もなかなか改善させられない患者さんはたくさんおられる

のですが、体に対するアプローチの方向性が間違って

いるのではなく、施術の体への作用が足りないか、症状の

根が深いからか、あるいはオーバーワークなども関係して

いるのだろうと考え方も変わってきています。

 

実際には、症状の原因は精神的な問題から食事の質まで多岐に

わたるので、完全に全部を把握するのはまず無理だと思います。

 

それでも、徐々に分からない部分を減らしていければ、今後も

前に進んでいけると思います。

 

12月に入ってかなり暇になってしまったのですが、

今年もたくさんの方にご来院いただき、本当にありがたく

思っています。

 

来年は今よりもっと喜んで頂けるよう、より良い施術師に

なりたいと思います。

 

良い新年をお迎えください。

今年も一年、ありがとうございました。

 

感情が人生を支配する

先日、東京裁判というドキュメントにもとづいたNHKのドラマが

やっていました。

 

世界各国からあつまった判事11人が、第二次世界大戦における

日本の指導者達の罪を裁く、その過程の考え方・立場の違いによる

せめぎあいを再現したものです。

 

裁定を下す際に、一つの論点になったのが

「日本の平和に対する罪」というもので、平たく言うと

「侵略した罪」です。

 

この罪を問うには、前提として

「侵略してはいけない」という国際法が必要ですが、

大戦前、そのようなきまりがまだありませんでした。

 

そのため、あとから作った法律で裁くことはできないという

法律家としての当たり前すぎる判断に則って

侵略した罪の部分に対しては無罪とする判事と、

いろいろな言い分があっても結局は日本への抑えきれない

感情から、有罪を主張する判事に意見がわかれました。

 

法律というのは、完全に理論的なものであって、

概ね意見が一致するかと思えば全くそうではありません。

 

人の正義とは、感情jによっておおきく判断が変わってしまう

ことがドラマからとてもよく伝わってきました。

 

また別の番組で東田直樹さんという自閉症の作家さんの

ドキュメントが放送されていました。

 

ご自分の心と徹底的に向き合うことによって

至ったのかなと思われるような世界観がそこにはあって、

 

「夢から覚めて、いつもと変わりない朝に感謝することから

僕の一日は始まります」

 

というような表現がでてきました。

 

なんかもう、理由はわかりませんが泣きそうになりました。

 

普通に生きている人間が「感謝して」というのとは

表現されていることの重みがちがいます。

 

そして東田さんは、どんなにつらい状況でも、人は幸せに

なれる、と言っておられました。

 

僕もそうなんですが、普通の人の多くは、足りない部分に

意識がむくことがよくあると思います。

 

でも、すでに与えられている幸せに目を向ければ、素晴らしい世界が

そこにある、ということだと思うのですが、

 

そういう風に考えようというのではなく、自然とそういう思考になる

ところまで、辛さと向き合ったからこそ至った世界だと感じました。

 

東田さんが自閉症と診断されたのが13歳のときだったと

番組で言っていたと思うのですが、その時、あまりの大きな苦しみ

から、どんなアドバイスにも耳を傾けられないくらい打ちのめされていた

という彼が、内面のどんな過程を経て今の心境にまでなれたのか、

とても興味がわきます。

 

彼の意識レベルは、普通の人よりずっと神様の領域に

近いようです。

 

世の中は、人の感情によっていろいろなことが起きています。

ダン・ブラウンの著作の中に、

「神様は人が最終的にうまく生きることができるようにするため、

あえて苦難を与えている」

というような話がでてきます。

苦難は、自転車に乗れるように練習している際にこけて感じる

痛みと同じだということ。

 

心理学も瞑想も、とても進歩している現代です。

 

僕ももちろんですし、多くの人がもっと、

自分のつらい心理と向き合う時間を積極的にとる

べきだとおもいました。

 

そうしていけば、苦難が新しい苦難を引き起こしている

今の世界のあり方が、苦難が希望を引き寄せる世界に

変わっていくように思います。

 

なんでそれでも頑張るんですか?

いよいよオリンピックが開幕しました。

 

それに合わせて、スポーツマンの取り組みを追ったドキュメント

が放送されています。

 

本当にすごいですね、一流の人達って。

 

そこまでたゆまずに努力し続けることができるとは。。

 

 

 

世の中って、理不尽なことがいっぱいあります。

 

人より頑張っても報われなかったり、夢を追っている最中に

障害を負ったり、死んでしまったり。

 

昔フィギュアスケートの選手でスルツカヤという人がいました。

 

オリンピックで金を取り損ねて、次のオリンピックで金を取るために

現役を続け、大きな大会ではほぼ負けなしのような成績を残し、

金メダル大本命で臨んだオリンピックで荒川さんに負けてまたもや

銀メダルに終わりました。

 

日本人はみんな大喜びでしたが、僕はなんだか切ない気分になりました。

 

万全の準備をしていても失敗してしまうことがあります。

そんなもんですよね、スポーツって。

 

そんなもんだとは十分理解していて、そんなことが自分には

起きないでいて欲しいと願いながら、それでもみなさん頑張っています。

 

それはなぜ?と疑問に思っていた部分もあったのですが、

昨日体操の内村さんのドキュメントを見ていて、なんだか分かった

きがしました。

 

限界までの取り組みをした人だけに輝く栄光。

 

家でテレビをみているだけの人には、それなりの幸運はあっても、

大きな栄光は掴めませんよね。

 

いろいろなリスクをしょいこみながらも、栄光に向かって

突き進む人たち。

 

すがすがしいですね、どこまでも。

 

そして、そんな激しい毎日があるいみ心地いいんでしょうか。

激しくやっている自分が心地いいんでしょうか。

 

大きな苦痛を伴っても、栄光の坂道を上り続けられる

メンタルと与えられた境遇があるんですね。

 

少しでも見習って、ほんの少しでも行動量を増やしていきたいと思います。

気分よく生きる

生きていく上で、どんなことよりも重要なこと。

 

それは「楽しく・気分よく生きること」といっても良いかもしれません。

楽しくなきゃ、意味ねージャン、てことで。

 

気功をやっていると、自分の気分にとても敏感になってきます。

 

「今日は気分が良くない」

 

ということに強い不快感をおぼえてしまいます。

 

 

最近ふと思ったのです。

 

「そういえば、不快な時の脳のエネルギー状態はどんな感じなんだろう」

 

ということについて。

 

 

実際に感じ取ってみると、気分のすぐれないときは

 

「エネルギー(気)が後頭部の首に近いあたりに多く、

頭のてっぺんからおでこにかけて少ない」

 

ということがわかりました。

 

そんな状態のとき、実際に頭のてっぺんあたりに気を集めると

良い気分になります。

 

気功の訓練をしていない人が頭のてっぺんに気を集めるために

一番簡単な方法は

 

「空の方に意識を向ける」

 

ことです。

 

目玉を上の方に向けることも効果があるように思われます。

 

坂本九さんの

 

「上を向いて歩こう」

 

という曲にも、気分を前向きにするヒントが隠されているのかも

しれません。

 

うつ傾向の人は、気分の良い時間が短いと思われます。

 

そんな人には頭のてっぺんに、ある器具で一日数回刺激を入れて

エネルギーが集まりやすい状態を作ると、効果が高いかもしれません。

 

さっそく試して頂こうかと思います。

術者の脳みそをスーパーマンにする

世の中いろいろな治療法があります。

 

整体にもいろいろな手法があります。

 

でもどんな手法も、術者によって効果がぜんぜん違ってしまいます。

 

みんなが達人になれる整体技術というのは存在しません。

 

特にオステオパシーをやっていると感じるのですが、術者の意識の力とか、

イメージ力みたいなものがとても要求されるようです。

 

わかりやすくいうと、能力ではなくて脳力が問われるということですね。

 

この「基礎的な力」が大きくなければ、手法が良くても大した施術効果が

得られないというわけです。

 

さて、その基礎的な力を上げるにはどうすればいいのか、という話になりますが、

僕の場合それは「気功」の訓練によって培われると考えて今まで取り組んで

きました。

 

それは大正解だったと思います。

 

でも、他にも方法はあったのですね。

 

それは卓越した術者に、頭蓋骨と脳を「超健康」な状態にしてもらうという

方法です。

 

これを聞いた時はホントびっくらこきましたね、マジで。

 

ってか、「反則じゃね?」みたいな。

 

そしてまた、「それじゃ一刻も早くやってもらわにゃ」

ですよね当然。

 

ところで。

 

脳の「超健康」な状態ってなんだ?というところに

疑問をもたれる方は少なくないかもしれません。

 

「んじゃー何か、俺の脳もひょっとして健康じゃないってのか?」

みたいな。

 

とくに昨今「認知症」なるものがガン以上に恐れられていますから、

興味を引くトピックでもあります。

 

そしてなんと、ここまで話しておきながら、

この続きはおそらく1週間後くらいに投稿ということになってしまうのでございます。

 

なーむー