最近は患者さんの来院数も落ち着いていて、
ぎっくり腰になってしまう人も少なくなっているようです。
すごく暑い毎日で臓器の疲労も凄まじいものがあると
思っていたのですが、10日くらい前から体の状態が
また変化しています。
それ以前は、とにかく胃と膵臓がとにかく弱くなる
ような状態でした。
それが、肝臓・副腎などにも疲労がみられやすい
体調になっているようです。
暑い状態が一定期間維持されていることで、体が
その負担に適応してきているのだと思います。
でなければ、多くの人の副腎に急に反応がでて
きたことが説明できません。
いろいろな臓器に負担を割り振ることで、体のバランスを
取ろうとしているようです。
老化が良い例だと思うのですが、全部の臓器がもし同じように
弱くなったら、症状は全然出てこないと思われます。
お年寄りの方は、若い人に比べて全部のエネルギーが
少なくなっていると推測されます。
それでも、全員が症状を持っている訳ではありません。
バランスが悪くなければ、症状はでてこないんですね。
そういったバランス調整を自律神経がやってくれて
いるのですね。
ですから、何かの症状がでてくることは、自律神経が
バランス調整を完全にできていないという証でもあり、
そういった意味でどんな症状も自律神経失調症といっても
おかしくないのですね。
自律神経がうまく働けるように、できることはあるでしょうか。
それは、休息を十分とることです。
暑い日は、エアコンを上手く使って、良い睡眠をとりましょう。