頭への鍼をやらない理由

つづきです。

 

頭への施術は、骨を操作することで結構やってきたのですが、

その施術で改善する人はいても、効果としてはまだまだささやか

だったのだと思います。

 

頭に鍼をする場合には、頭のどのツボが問題になっているのか

触ってはっきりと認識する必要があります。

 

それがかなり、難しいんですよね。

 

腕や背中などのツボの場合、筋肉の状態でどこが問題になっているのか、

触ってみて判断することがある程度可能です。

 

でも頭の場合にはほとんど皮膚のすぐ下が骨なので、そんな判断方法は使えません。

 

結局、「気」の感覚で判断するしかありません。

 

僕も少し前まで、それができなかったのですが、いつのまにか

できるようになっていました。

 

これも、自分の頭蓋骨を調整して頂いている成果なんでしょう。

 

そこでさしあたり、頭のツボで状態の良くないもの、エネルギー的に

歪んでいるものを全部、問題のない状態にしてみました。

 

すると、脳みそ自体がかなりリラックスすることがわかったのです。

 

脳の緊張は徐々に増していく場合も多いので、そのこと自体を

自覚できない人もまた多いようです。

 

ただ、その状態を眠りの質の低下として感じておられる人は

多いと思います。

 

眠れるようにしていくと、全くケアしていない腰や足も

どんどん改善していくこともあります。

 

五十肩など、痛みの取れにくい症状にもかなり効果が

あるようで、そういった症状は体の構造自体よりも、

脳の緊張と痛みとの関係が大きいのかもしれません。

 

頭のケアが上手くいけば、改善できない症例もグッと

減るように思われます。

 

脳の緊張を考慮すると、

あんまり何も考えない方が良いってことでしょうか?

 

毎日を楽しく過ごせるといいですね。

 

 

 

 

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