回復をじゃまするのは「緊張」

何回バランスをとっても、筋肉のハリを和らげても

またすぐにバランスが崩れたり、筋肉が硬くなってしまう。

 

それはなんでだろうと昔は思っていました。

でも、考えてみれば簡単ですね。ようは

 

「回復力・自然治癒力」

 

が低下しているからですね。

 

そして、体の回復力が元に戻るのを一番じゃま

しているのが

 

「頭蓋骨の緊張」

 

です。

 

頭蓋骨の緊張を自覚できる人はほとんどいないと思うのですが

施術でゆるめてみるとすごく眠くなる人がとても多いです。

 

特に、初めて頭蓋骨を緩めた際は眠気が強烈に感じられます。

 

それは、頭蓋骨の緊張が一気に減ったからでしょう。

 

頭蓋骨の緊張をとると、「はぁぁぁ」みたいなかんじで

全身が脱力できるようになります。

 

これがとても大事です。

 

これを何度かやっていると、どんどん全身の緊張が

へっていき、結果痛みなどの症状もよくなります。

 

頭蓋骨の形もかなり変わっていきます。

 

今の日本人の生活は、仕事中の緊張だけでなく、休憩中も

テレビやスマホなんかで、脳の休む時間が足りていない

と言えるかも知れません。

 

「気持ち良い、楽しい、美味しい」

を増やして、脳をリラックスさせましょう。

 

抗がん剤で痛みが起きるのか?

がんの3大療法の一つ、抗がん剤の投与。

がんを治していくためにも、治ったあとの再発予防

のためにも使われています。

 

ただ副作用も結構たいへんな治療法ですね。

 

発熱・脱毛・むくみなど。

 

この、抗がん剤治療を受けている方が、痛みの症状を

訴えてこられる場合がときどきあります。

 

来院されて「抗がん剤との関連はありますか?」

とよく聞かれます。

 

断言できませんが、おそらく関係はあるでしょう。

 

抗がん剤の場合、全身への負荷がおおきいので、

自然治癒力が下がった状態になることは避けられない

と思われます。

 

自然治癒力の低下とは、分かりやすく言うと生命力の低下です。

 

赤ちゃんは生命力が旺盛で、高齢になるにつれ生命力は

弱くなっていきます。

 

子供と高齢者では、高齢者のほうが痛みが出やすいですね。

 

これと同じ理屈で、抗がん剤治療を受けている際、痛みが

出やすくなることは否定できません。

 

ただ、実際に施術してみると、意外に痛みは改善できてしまいます。

抗がん剤を飲んでいる間、痛みがとれないとお考えの方も、

どこかで施術をうけてみると良いかもしれません。

 

内臓疲労にもアプローチできる鍼灸や特殊な整体が

おすすめです。