昔、ある学会に所属していたのですが、会員の関西のメンバーで集まって勉強会をほぼ毎月やっていました。
その中に歯科の先生がおられて、ワタクシ的には結構面倒な相手だったのであります。
ワタクシの持病について早く治さないとダメ、みたいな意見を毎回聞かされますし、そしてその先生の話の内容がヒジョーに分かりにくい。
ワタクシの頭はかなりロジカルにできていると、自分では考えているのでありますが、その先生の話はかなり理解困難。
「で、話の要点と結論は?」
と、つっこみたくなる事態が頻発。
でも当時、ワタクシは気が付いていなかったのであります。
その先生の良さ、についてであります。
その先生が学会をお辞めになってから、ようやく分かったのであります。
それは、その先生がいないと、なんとなく場が和まない、なんとなく落ち着かないのであります。
結局その先生がいなくなってから、1年位でワタクシも辞めましたし、会員が集まることもほとんど無くなったようであります。
今でははっきり分かるのでありますが、この先生にはある力があったのであります。
以前の記事でも若干触れたこの力は、ワタクシが「人の3大秘力」と呼んでいるものの1つで、胸骨剣状突起が秘めているものであります。
この部位が霊的に活性化すると、「包容力」のような雰囲気がとても強くでてきます。
秘力の活性度が10段階で7を超えてくると、超能力のような力になってくるようでありますが、活性度が2~3でも周りの人への影響力は結構強く現れます。
ただ、2~3だと、本人がその力に気が付いていることはまずないようであります。
ワタクシの観察では、この学会の集まりに起きた変化と同じことが、ジャニーズ事務所にも起きたように感じます。
つまり、この秘力を持っていたジャニーさんがいなくなって、みんなが同じところに集う基盤がなくなったのだと思います。
会社や組織を作っていくときには、この胸の秘力を持っているメンバーは必須かもしれません。
実際にすごい能力をもっている人でも、組織や会社を安定させられないことはよくあると思います
さてこの秘力ですが、他の部位としては尾骨と下垂体が秘めているようであります。
下垂体の方は、厳密には蝶形骨トルコ鞍かも。
秘力は生まれつきのもので、特殊な訓練でもしないかぎり、何かの拍子に出てくるようなものではなさそうであります。
活性度2~3くらいの人は意外に少なくないようでありまして、整体の業界においても、ちょっと凄腕なんて人は概ねもっているようであります。
そしてその秘力のおかげで人より優れた施術能力であることに気が付いていないので、変に威張ったりしているのであります。
ある意味、とても滑稽であります。
でも、この力が0である場合、ある人のようにはなかなかできないので、力のあるひとに尊敬があつまるのも無理はないということになりますね。
とはいえ、ワタクシはいろいろなことを調べてみて、そんな秘力があるとかよりも、もっと大切なことがあると今では確信しているのであります。
それは、比較しての上下ではなく、自分自身のそのままに価値を感じる感受性のようなもの。
もっとシンプルに言えば、毎日を単純に楽しめる心境でしょうか。
何かに秀でている人でも、心の状態がマイナスになっている人がとても多いです。
何でも比較してしまうことは、一番しょうもないこと,
でも、現代人の呪縛ともいえる、すごく支配力の強いものの見方であります。
ワタクシも当然この呪縛から逃れられてはいません。
といいますか、逆により強く支配されているようにも思うことが増えているのであります。
エネルギーに敏感になってくると、誰かのエネルギーが良いとか悪いとか、人柄が良いとか悪いとかがはっきりわかるようになります。
すると、脳みそが勝手に余計な判断を始めてしまいます。
そんな判断、判定を習慣的にやることは、一種の中毒のように思われます。
どんな人もどんな魂も、良くなっていく一つの過程と思われます。
ですから、今のタイミングでの優劣をつける愚かさをもっと理解したいと思います。
どうぞ、よりよい認識へ導きたまえ、みくまりの神様、不動明王様、根源の本質殿!