お盆でございますね。
皆様、暑さに負けず、楽しんでおられるでしょうか。
すっかり肥満が定着してきたワタクシなんかも、親父殿につれられ、山にレッツゴーでございますよ。
いえ、ハイキングなんてしゃれたものではございませんで、どっちかっていうと、修験道の、「辛さに打ち勝つ」的な方向でしょうかね。
おかげさまでヒーヒー言わされている次第です。
ヒーヒー言ってた割には、全然痩せておらず。
なんでしょうか?何かの悪夢?こんなはずでは。。
ところで、運動で痛めた足なんてのも、かなり解決が速やかになってきているワタクシであります。
コツは、体重をかけた状態で全部の骨が動いているか確認すること。
以前はこれに気が付いていなかったので、患者さんが寝た状態で足を完全に調整しているのに、なぜまた痛みがまたでてくるのか不思議に思っていました。
実際悪い状態では、足に体重が乗っていない状態でも、どこかの骨がロックしています。
で、それさえ解決すれば痛みが出てこないケースもよくあります。
でも、立った状態で足に体重が乗っかったとき、骨のロック状態がどこかに残っていれば、またすぐに悪化してしまいます。
実はこの「負荷をかけたとき、隠れていた問題があらわになる」という事態は、精神面でも全く同じことが起きています。
精神面の緊張というのは、特に頭蓋骨や脳みそ自体に、動きの硬さとして感じ取れるわけでありますが、一旦全部の硬さ(緊張)を取った後、嫌なことを少し本人に考えてもらえば、すぐにまた硬さが出てきてしまいます。
皆様方、恐ろしいことに、脳みそはまさに「問題が詰まった鉱山」の様相を呈している訳でございまして、掘り起こせばいくらでもネガティブな体験や苦手意識、トラウマ、ドジ、実はおバカさん、しょぼくないと思いたいけど本当はしょぼい、仕事は頑張っているが叱られる、なんぞが、そりゃあもう、これでもかってくらい、埋まっているわけでございます。
何も考えていないときには、そんな負の遺産からも解放されているわけでございますが、何かに対して判断をしようと無意識にでも頭が働いたとたん、強力な支配力であなたの精神を締め付けます。
実際には締め付けられていることに慣れ過ぎているので、そのことにさえお嬢さんはお気づきではない、というのが現実なのでございます。
まぁ、よろしいんでございますよ、特に支障なく生活できている奥様方は。
でも体に何か異変が起きている、精神的につらい、なんて時には、負の遺産をちょっとばかし減らす処置が、意外なほどに有効であるようです。
ということでして、ワタクシも今せっせと、負の遺産を掘り起こしては、宇宙の彼方に葬り去っているところでございます。
え?俺の鉱山も掘ってほしいですって、だんな。
えらく物分かりがよろしいじゃありませんか。
もちろん早速、始めた方が良いに決まっております。
でしょ?脳みそ殿。