コロナ肺炎の影響はものすごいことになってきました。
株価なんかも暴落でありまして、株式投資をされている方は心臓に悪そうであります。
まぁ、株価は肺炎の終息とともに徐々に回復すると思いますが、時代の変化は時として致命的ダメージを与えてしまう猛獣であります。
ワタクシが子供のころお世話になった福井県のスキー場も、雪がなくて廃業に追い込まれてしまったそうです。
ワタクシの美しすぎる思い出になんてことを!
どなたか早く、猛獣を退治しておくれ!
でも猛獣って何?
え?人間?
それは、たしかに、否めない。
なぁんだ、猛獣は実は自分たち?
よかった、これで安心ね!
さて、意味不明の前振りはこれくらいにしておくのであります。
いつもなんだかよくわからない内容ばかり書いているので、今日はもうちょっと医学的っぽいことを書いてみるのであります。
テンプレートというものがあります。
口に入れて噛むだけで、運動機能が向上し、いろいろな症状を改善させてしまうツールだと言われています。
ワタクシも、このツールについては詳しくは存じていないまでも、一応の原理は理解しています。
噛む際の上下のあごの距離についても大切かもしれないのですが、より重要なことは、あごの両側に均等に力が加わることであります。
するとどうなるのか。
なんと、背骨がまっすぐに近づくのであります。
つまり、矯正する力が働くということ。
だから筋力もアップします。
昔あるセミナーで試したことがありますが、両側のあごに脱脂綿を挟んで噛んだ状態で頸椎を両側からさすると、それだけでまっすぐになっていきます。
なぜかというと、噛んだ状態ですでに頸椎がまっすぐになりたがっているからであります。
この現象は、あごの状態が良ければ、食事を摂るだけで骨格にも良い影響を与えうることを意味しています。
でも、当然逆の現象も起きます。
例えばうちに来てくれた患者さんに、何も口にいれずにあごを噛みしめてもらうと、頭蓋骨に「ぐにゃ」っとなる力が働いていることが、しばしばあるのであります。
なぜかというと、両あごに均等に力が加わっていないから。
原因は、左右どちらかの咀嚼筋(噛むときにつかう筋肉)が過剰に緊張しているからです。
この過緊張は多くの場合、消化器のどこかの臓器の疲労によるもののようであります。
胃の噴門部や胆のう、あと消化とは無関係ですが脾臓あたりが関係していることが多いよう。
さて、この状態では食事の際、噛むたびに骨格系に歪を拡大させる力が働く可能性が高いと思われます。
この状態を放置していて、回復していけるでしょうか。
難しいかもしれません。
でもさしあたり、あごの外側のラインを耳の下まで念入りにマッサージするだけで、かなりこの悪影響は抑えられます。
このケアが必要な人ほど押したときの痛みが強いです。
遠慮せず、ごりごりやっちゃってよろしいです。
歯医者さんで
「咬み合わせが悪い!」
とのことで、どこかを削られてしまっている人の中にも、単なる筋肉の過緊張から起きているケースが少なくないかもしれないです。
その状況で削ってしまうと、筋肉が正常化したとき逆に不具合がでる、かも?
痛みなどの症状と胃腸などの内臓器が関わっていると感じている人はとても少ないです。
でも、噛み合わせにもとても大きくかかわっていることがわかります。
頭蓋骨が「ぐにゃ」っとなって、元気が出るはずがありません。
食べすぎには気を付けましょう!