大阪も新型コロナウイルスに感染する人が急増してきました。
緊急事態宣言もでましたし、金曜・土曜も治療院はカラカラであります。
オーイ、だれか来んかね、しかし。
自転車で10分程度の距離にある天王寺の街もカラカラで、なんだか廃墟一歩手前みたいな印象。
でも、これでいいのであります。
こうやってしのいでいるいる間に、救世主様が特効薬を開発してくれるはず。
だれかー、はやくぅぅ。
さて、当整骨院では、来院された人への「コロナ・アナログ検査」を実施。
内容は、ワタクシが例の感覚で
「コロナいるの?いないの?」
と聞くだけ。
がなんと!
すでに数人からやばい反応が!
そんな人には問答無用で手や服を消毒してもらったり、帰られた後シーツを全部変えたり、待合も消毒したりして
「コロナいません」
という反応になるまで対処しているのであります。
体の中にウイルスが入ってしまっているらしき人も、1名おられちゃったんです。
お聞きすると、1週ほど前に38.8度の熱がでたのだとか。
激ヤバじゃーん!
「お嬢さん、超やばいですぞよ」
とお伝えして、ちまたを徘徊しないようお伝えしました。
身内にその話をしましたところ
「頭がおかしいと思われるからやめろ」
とのことでありました。
た、たしかに怪しい。
でも時すでに遅し。怪しいのはもうかなり前からなのであります。
それに今のご時世、普通の整骨院など、履いて捨てるほどあるのであります。
たぶんうちも、昔のままの認識ならとっくにペチャンコにつぶれている。
そして、今回のコロナ騒ぎでペチャンコにならないように生き延びなければ、なのであります。
さて、本題に入りまして、「根本的な解決」は、ワタクシ共の業界人にとっての錦の御旗。
鍼灸術においても「本治法」といったりして、ただ症状を緩和するための処置よりも大切な視点と考えているのであります。
でも、実際にやってみると、あらヤダ、難しいですワ、でございますネ。
なにしろ、精神の問題もございますし、場合によっては運命論なんてのも?
そんな中、今回も改めて解決の難しさを思い知らされたのであります。
ある人の施術において、ワタクシの超高度な施術でもほとんど効果なし。
まさに、これ以上ない根本的な施策なはずなのだが。。
でも、5回目くらいで、「ひょっとして?」な要素発見。
それはまぁ、リンパの詰まり、です。
しょぼい理由、リンパ。
どうして分からなかったのかと言えば、体が臓器や胸郭の問題ばかりを
「解決して欲しい」
と言ってくるから。
おそらくそっちが根本的な問題なのでしょう。
でも、悪くなってから時間が経ちすぎていて、いわゆる「病態」が変化していたのです。
内臓問題があるとしばしば、リンパの流れにも支障がでます。
でも、内臓問題を解決してあげれば、勝手にリンパも良くなります。
なぜかって言えば、リンパの問題は臓器の不調が引き起こしていたから、ですよね。
でもリンパの停滞が長期にわたると、リンパ自体も変質してきて、リンパ液がとても流れにくくなります。
そうなっちゃうと、臓器が回復してもリンパの流れが回復せず、逆にリンパの状態の悪さが内臓に悪影響を与え、症状回復を強力にブロックします。
つまりもともと原因ではなかったものが、治らない原因に「あとから」なってしまうという訳。
ですから、もともと悪かった内臓などに加え、リンパも直接施術して、うまく流れるよう機能を回復させてあげる必要があります。
その視点が今回、足りなかったところなのであります。
このような、症状が新しい原因を作ってしまう状況は、アレルギー反応においてもおきていることが分かりました。
なるほどぉ、それでワタクシのアレルギーも治らないのか、フムフム。
先日からお世話になっているカイロの先生のところで、
「ローリング療法」
なるものをうけたことで、今回の体の仕組みが実感として理解できました。
侮れませんな、ローリング。
でも、そうと分かれば、あとは簡単なのであります。恐らくは。
ということで、今後は対処しますぞ、新たな原因殿。