緊急事態宣言下だというのに、感染者数が増加。
この先一体、どうなってしまうのでありましょうか。
たくさんの患者さんの話をお聞きしていると、今の状況でもまだワクチン接種に否定的な人が少なくありません。
ワタクシがいつもお世話になっているドクターの方々においても、ワクチンへの考え方は多様であります。
であれば、治療薬が登場するまでは現状は変わらないという見込みになるでしょう。
薬剤開発者の天才・奇才のご活躍を切に願うばかりであります。
この状況でありますので、来月に予定していた心理学系の研修も見送らざるを得ません。
全く新しい先での研修で、知らない事や人たちに出会えるのを楽しみにしていたので、「待て」と命じられた犬のようにじれた気分であります。
この妙に間延びしたような時間に見ているのが「中国の摩訶不思議系ドラマ」なんですが、これが思いもかけずとても良くできております。
文化大革命とかで過去の文化は葬り去ったとばかり思っていたのでありますが、全然そんなことはないようでありまするね。
アニメならともかく、魔術・秘術満載の実写ドラマは、日本だったらやっぱり人気が出ないのではないかと思います。
ワタクシのような摩訶不思議系マニア以外には一切響かない内容だと思うのですが、それが60話とかまで続いているのは中国ならではなのではないでしょうか。
現在中国摩訶不思議系ドラマ二作目でございますが、印象として、韓国ドラマよりもずっと楽しいのであります。
もちろん韓国ドラマにも、チャングムとかトンイとか楽しませてもらった作品はあります。
でも韓国ドラマはあまりにも陰謀のオンパレードなので、見ると疲れてしまうのであります。
ドラマにも国民性が現れるのでありましょうか。
もしそうであるなら、現実の世界で厄介さをましている中国でありますが、国民性は分かりやすくていいのかも、と想像したりするのであります。
今後しばらくは、まだまだ中国ドラマを楽しんでいくことになってしまうようで、ひじょーに困っちゃう展開なのであります。
さてワタクシの施術において、今新しくテーマになっているのは「生まれつきの体の弱さ」に対するアプローチなのであります。
赤ちゃんへの施術を通して、生まれてきた時の体の状態が人生全体にいかに大きな影響を与えているのかを目の当たりにしてきています。
何らかの不調や極端に偏った志向をもつ子供には、生まれてきた瞬間からもっている構造的なダメージがあるようです。
体調のいい赤ちゃんであれば体力が1500~2000くらいはあるのですが、体重が増えないとか食欲がないとか、特定のものしか食べないとか、なかなか寝付かないという場合には100以下になってしまっていることが、ワタクシの感覚から判断すると多いのであります。
そんな状態でも、早い段階で施術できれば、早ければ1回の施術で一気に回復してしまうくらい、赤ちゃんの回復力というのは凄まじいのであります。
赤ちゃんのうちに不調の原因を摘み取る。
これ以上に意義のある施術はおそらくないのであります。
でもタイミングを逸してしまい、ダメージがあるまま成長するとどうなるか。
ワタクシという人間がまさにそれなのであります。
ワタクシの場合は多少のアレルギーがあるくらいで、20歳くらいになるまで自分の体が弱いと思ったことはありませんでした。少年野球やスポーツ好きのおかげだったのでしょう。
でも一度体調を大きく悪化させてしまった後からは、本質的な強さがないために、どんな治療をしても、凄腕先生に施術してもらっても、ぜーんぜん回復しなかったのであります。
身体というのは、新しいダメージにより強い意識を向けるようになっているのであります。
ですから生まれつき持っているような弱さ、ダメージにはほとんど意識をむけていないのであります。
言ってみればそんな古いダメージは、もはや有ることのほうが普通になってしまっているのであります。
でありますから、ワタクシのような不思議系の検査をやっている場合でも、「生まれつき持っているダメージをケアしろ」という反応は、患者さんの体からも、自分の体からも、まず探し出すことができないのであります。
それに代わり、とても表面的なダメージに対してケアしてほしいというサインばかりが読み取れてしまうのであります。
この表面的なダメージが生まれつきのダメージと関わっている場合には、ケアしてある一定期間だけは症状が抑えられたとしても、しばらくすれば元の木阿弥、という状況になるのであります。
成長過程でスポーツなどをして丈夫になったという話は結構よく耳にすることであります。
身体を鍛えることは確かに効果はあります。
でもそれは、筋肉の発達のおかげや訓練を継続しているから得られている成果であって、本質的な部分が強くなっている訳ではありません。
訓練をやめれば元に戻りますし、生まれつきダメージがなく鍛えた場合と比べれば、きつい訓練に耐える力も劣ります。
プロスポーツを目指す場合には決定的なハンデになってしまいます。
成人してからの整体などの施術で、本当の意味で体が強くなった症例はみたことがないのであります。
じゃあやり方はないのかというと、そう簡単に諦めないのがワタクシの粘着力なのでありまして、実際にはそこまで分かってきたのであれば、あとは簡単だった、かもしれないのであります。
生まれつきのダメージを取るには、その人の赤ちゃんのころのイメージをすれば、あら不思議、その頃のダメージを取ってくれというサインが出てくるではありませんか。
うっそ!? まじで超簡単。
あとはそのサインに従って施術すればいいだけなのであります。
この方法で、赤ちゃんのようには劇的に回復はしなくても、徐々に回復していくようでありまして、ワタクシの生まれつきの体力約90から、今の段階で500くらいに上がってきているのであります。
赤ちゃんが十分に元気な状態ではなくても、さしあたり支障のないレベルの体力値は800くらいであります。
でありますから、まずワタクシの体を「生まれてきた状態で体力800」という状態にまで引き上げてみます。
すでにいろいろな体の変化は出てきており、あまりに古くからあるバランスを変化させていく意味合いもあることから、痛くなったことのないところが、猛烈に痛くなったりしています。
生まれつきのダメージを全部とってしまえたらどんな変化が体に現れるのか、とても楽しみです。
そして理屈どおりの回復が得られたなら、どこにもなかった本質的な施術の完成ということになってしまうと思うのであります。
子供のころからの症状をお持ちの方や、生まれつき虚弱な方、夢のような施術はもうすぐそこであります。
しばしお待ちください。