最近の防寒ジャージはすごいです。
普通のズボンの下にタイツを履いて、上着の上にコートを着ていても寒いようなところにいても、あまり寒くないのです。
今日暖房をつけていない治療所で事務作業をしていても、問題ありませんでした。
でもねー、トイレがねー、怖いんですよねぇ。
なんでかっていうと、便座に電気を入れていないので、座る瞬間に
「ほきゃぁぁぁ・・」
ってなるのでございます。
ってことで、いつもの無駄話なのであります。
さて今日は、体の悪くなっているサインについて。
病院なら、画像診断やら血液検査などで、いろいろと調べてくれますね。
ワレワレの業界にも、いろいろな検査があります。
でも、どうなんでしょうね?本当に意味合いはあるのでしょうか?
例えば、骨盤のゆがみを検査する治療院は多いと思います。
ですが!
骨盤って、ほとんどの人が歪んでいるのでございます。
でも、痛い人とそうでない人がいます。
つまり、歪み自体が原因とは言い切れないでござんすね。
ワタクシの場合は鍼灸師ですので、特に臓器の具合については、どこがより元気がないのかについて、あーれこれやってきております。
でも、骨盤の検査と同じ疑問を感じますね。
どこも悪くないと感じている人でも、ほとんどの人はどこかの臓器が弱っているサインがでています。
であるならそのサインは、絶対にケアしなければいけないという部類のものでは「ない」ことになります。
もっとみなさんに身近なところでは、肩の硬さなんかもそうだと思います。
美容師さんなんかに「肩がかたいですね、凝ってますね!」とか言われます。
でも実際には、特に肩こりを感じていない人も多数です。
つまり硬さだけでは判断できないということになるのでございましょう。
ワレワレの業界は、そういった「実は意味ナッシング」な検査ばっかりで「嫌になっちゃうワ」なのでございます。
じゃあ、何を調べればいいのか、ワタクシもずーっと探してきたのであります。
最近の検査方法で、ほぼ確定的に思われるものをやっと見つけ出しました。
1つは
「左右一対になっている隔膜の両方がうまく動いていない」こと
もう一つは
「硬膜が頭部から脊椎部までの大部分で元気がない」ことです。
1つ目から解説するのであります。
「隔膜」というのは、代表的な横隔膜もそうであるように、体の構造を「仕切っている」もので、かつ動きはかなりダイナミックな組織です。
「隔膜」が動かなければ何がおこるのか。
横隔膜は呼吸と密接な関係がありますが、じつはそれ以外にもとても大切な機能があります。
それは「体液を循環させること」です。
ですから、呼吸にはそれほど支障がない程度の横隔膜の動きの低下でも、むくみがおきたり、疲れがとれなかったり、どこかに痛みが出やすくなったりします。
横隔膜以外にも「隔膜」は体のあちこちにあり、いってみれば「小さい横隔膜」が動くことで体液の循環を維持しています。
さて、ワタクシの「元気かね?正常かね?」検査ではなんと!
横隔膜の左右両側がお元気な人は、当院にこられる人ではとても少ない状態であることが、今頃になってようやく発覚してしまったのであります。
「こりゃぁ、いかんぜよ・・」
なんでございます。
なんで今まで気が付かなかったの?と言われれば、
「かなり悪い状態だけを問題ありと判定していた」からであります。
つまり、先日も書いた検査の基本的な問題なのであります。
お馬鹿さんなのは業界全体でありまして「ワタクシだけではございましぇん」なのであります。
で、片方の横隔膜の動きが正常でないだけでも問題ですが、それが両側ともなると、もはや大問題の
「やっちゃったわね、アナタ」なのであります。
この状態になっちゃっている人は、必ず体のどこかに不調があります。
つまりこの状態は、必ず対処しなければいけない緊急事態だと判断できます。
ま、この状態がどこからの影響で起きてきているか、は当然大切ですが、ともかく横隔膜も含めて、左右一対の隔膜の両側が正常でないところには必ず対処が必要です。
なーんだ、分かってみれば簡単じゃーん、でございましたね。
もちろん両側の隔膜が元気というのが理想ですが、片側だけでも皆様、「特に問題ありませんワ」の場合も少なくないのであります。
でもって、あとの一つは、「脳と脊髄」の全部を包んでいる「硬膜」についてでして、この膜は「おたまじゃくし」のような恰好をしています。
おたまじゃくしを見たことがないひとがもしいたら、調べてみるのであります。
この膜の役割は「脳脊髄液を保持し、うまく循環させること」なのであります。
またまた「循環の話」なのであります。
で、この「硬膜」の働きは、頭蓋骨と背骨の状態にとても大きく影響をうけています。
でもなぜか、体がかなり歪んでいても「硬膜」は元気な人もいます。
その辺のご事情はスペシャルなワタクシにもまだよく分からないのでありますが、歪んでいても一個一個の背骨や頭蓋骨がバラバラに動いていればよい、ような気がします。
ということで、「隔膜」と「硬膜」を攻略すれば、それで「おしまい」なのであります。
ただそれを成し遂げるために、いろいろな組織を調整するのでありました。
ワレワレの業界はもう、何が目的で何が手段なのかさえ分からないハチャメチャ状態でありますが、これでメデタシメデタシ。
そしてまたまた新たな発見が。
「新たな発見が」と聞くと、逆に嫌な予感がしてしまう患者様もおられるのだとか。
「またモルモットに?」でございますが、まさにその通りなのであります。
大変申し訳ないのですが、それも致し方なしでござんしょう。
さぁ!尊い犠牲を!
ところで、当院の治療費は、昔から続けてきてくれている人には若干お安かったり、値上がりが遅めだったりすることもあるのですが、それは「尊い犠牲」へのせめてもの償いなのであります。
ですから、これからうちに来ようか思案されている方も、早めに来るほうがいい、かも?
あなたの尊い犠牲をまっていますぞよ。
ってか、新しい発見の話でありました。
それはちまたで衰えない人気を誇っている「天然石」の本当の凄さなのであります。
なんと感情の問題を一瞬で消し去ったりも可能なのでございます。
ま、この辺りはまた次回にでも。
では今後も頼みますぞ、モルモット殿!