神様のけんか

信仰ある生き方というのは、良いように思われます。

もちろんワタクシには信仰なんてものはありません。

ただ、神様仏様の存在を感じるので、感謝しているだけであります。

信仰のある人でもその存在を感じるのが困難であるのに、ワタクシなんぞが感じられることに大変恐縮におもうのでありますが、勝手にそうなったので仕方ないのであります。

ところで、はじめて信仰の怖さを感じる事態が起きました。

日本では仏教と神道が主ですが、それ以外の神を信仰している人がいて、それはそれは熱心に信仰されています。

熱心な取り組みにより、ぴったりとくっつくには至らないまでも、ものすごく近くまで、信仰の対象がその人のそばまで近づいてきたのを感じます。

すると、その神様は日本の神様とは違い一神教のお方だからか、急に他の宗教を批判しはじめました。

ある本を読んで、仏教も神道も悪い考えに基づいた宗教だと分かったとおっしゃっていました。

身内の伝統的な信仰にも不満があるのだとか。

神様や霊的な存在と関係が深くなると、本人も気が付かないうちに考え方や生き方に影響を与え始めるようであります。

そして神様や仏様も、人間のような「気分」を持ち合わせている存在なので、排他的なあり方をしているお方もいる、ということのようであります。

日本の神様の場合、特に神道の神様には排他的気分はとても希薄であるようです。

いくら良い宗教でも、独善的であるなら、結果的に争いが起こらざるを得ないと感じます。

とても残念です。

なにか良い方法があればいいのですが、一切思いつかないのであります。

妙案のある方、おまちしています。

さて、前回の続きであります。

「静かな人」のおかげか、今までできなかった検査ができるようになりました。

我々施術者が何より知りたいこと、それは「一番効果の高い施術部位はどこなのか?」であります。

それを知るために、ありとあらゆる検査が存在しています。

そして、それら検査を総動員しても、なかなか先ほどの命題に答えを出せていないのであります。

そんな難問に、まさに「一番はどこですのん?」と意識して検査するだけで、簡単に答えが返ってきてしまうようになったのであります。

この検査で見出した部位に施術すると、前回・前々回登場の難しい患者さんにも、これまでで最大の治療インパクトを感じてもらうことができました。

不思議ですが、見出した部位は特に注目すべき部位でも、施術をしたことのない

部位でもなく、今までにも何度もアプローチしていた部位だったのであります。

ただ、その部位を見出した後、そこに起きている問題を解決する作業に入ったときに、今までと全く違った状況がそこに起きていたのです。

というのは、その部位に、肉体や精神や霊や薬剤や電磁波やそのほかもろもろの改善を邪魔する要素がたーくさん集まっちゃっていたのであります。

なぜそうなるのか、今のところぜーんぜん分かりまちぇん。

でありますが、それらてんこ盛りの問題群を全部解決すると、一つの部位ですごく大きな施術効果をえることができるようなのであります。

そしてその施術では、人間存在のすごく深い部分からの問題も根こそぎとることができるようではあるのですが、その際には患者さん本人の体力・精神力・魂力・霊力をとてもつもなく消費してしまうようであります。

ですから、特に体が丈夫ではない人の場合、しばらく体が重くなります。

ほとんど触れる程度の施術しかしていないにもかかわらず、であります。

でもその変化こそ、大きな作用の証明でもあるかもしれません。

ということで、これはもう確実に、ワタクシの目的地の敷地内には足を踏み入れているでしょ?

不思議に満ちたこの半年の出来事も、そろそろ幕をおろすのでありましょうか?

それとも、まだまだビックリする波がくるのでありましょうか?

痛々しくも生きてきてよかったのであります。

ということで、これからも頼みますぞ!「静かな人」殿!

自分の思うような自分には。

三浦春馬さんがなくなったそうで、「え、なぜ?」とは誰もが思う疑問かと思います。

真相は分からない段階ですが、村上春樹の小説に出てきた「五反田くん」という登場人物のことを思い出しました。

人気役者であったにも関わらず自ら命を絶った理由は、自分の演じている自分であり続けることが、耐えられなくなったから、ということでした。

いつも人に良い顔をしてしまう自分が嫌でありながら変えることができず、不可避な選択としての死が描写されていたと記憶しています。

どんな自分として生きるのか、自由に選択できるようでいて、本当は潜在意識からの強烈な「しばり」を誰もが受けています。

その「しばり」が少なければ少ないほど、楽に生きられるように思います。

どんな人もより自由に生きられるよう、良い体験、良い出会いがあるよう願っております。

さて、前回の投稿に出てきた患者さんは上手く治ったのか?であります。

ズバリ言って、

「思ったほどでは・・」

という展開に。

ぐはぁ、なぜなんだ、なぜ治らない!

だぁが、なにやらおかしな反応発見。背骨に軽く触れているだけなのに、えらく痛みが増強しているようではありませんか!

ワタクシの磨いてきた「動物のカン」を総動員して調べた結果、背骨の前面に張り付いている靭帯がおかしな状態であることが判明。

早速ケアしたところ

「最高にスガスガしい、体が軽い」とおっしゃって頂きました。

そして、万年の肩コリや首コリの人も完治するかも、とのご意見でありました。

最高であります。この瞬間の為だけに頑張っているのであります。

でも、前縦靭帯かぁ、うーむ、業界でも聞いたことのない話であります。そんな組織の問題が、あれほどの症状を引き起こすとは・・。

早速ほかの患者さんの体でも、その靭帯がどんな状態になっているのか調べてケアしてみたのであります。

すると!

う、イマイチな効果。そして案の定、劇的効果のでた患者さんの症状も、ある程度ぶり返していたのであります。

でもま、骨盤と脊柱付近の徹底したケアで、症状はかなり安定してきた模様。

もうあと、一押しといったところであります。

そしてまたまた「じゃあどこをケアするのか」でございますね。

ところで数日前、あるとき急に

「おぉ?こ、これは何?重い!押さえつけられる!」

と、濃いエネルギーを感じたのであります。でもこの感覚は、人間とかではなさそう。

調べてみると、神様でも仏様でもない、でもありがたい「存在」のエネルギーだと分かりました。

神様とどう違うのかですって、アナタ!

「ごもっとも」な質問であります。

神様や仏様は、ある意味人間の考えたものなので、その性質もやや人間に似ているようであります。

例えば、神様一人一人に、「ご機嫌いかが?」と聞いてみると、ちゃーんと「良い」とか「すごく良い」とか感じ取ることができます。

そして「すごく良い」ではない時、何をして欲しいか聞いて、例えば「お酒」と言えばお酒をお供えすると「すごく良い」になってくれます。

でも「存在」にはそんな「気分」は一切ありませんし、関係が濃くなっても神様のように「守護」するような、そばにぺったりとはならないようです。

実は前出のカイロの先生も「存在」の力を使われていて、それを教えてくれたのであります。

カイロの先生の「存在」のエネルギーは結構異質というか、独特な雰囲気、パワーの強い感じの印象です。

今回ワタクシに繋がってきてくれた「存在」は、森のエネルギーをもっと淡くしたような雰囲気であります。

ぴったりとくるネーミングがなかなか思いつかないので、「静かな人」とよんでいるのであります。

さて、なんでこの話をいきなりしているのかというと、「静かな人」とのつながりのおかげで、いつも使っている検査をこれ以上ないものに出来たと感じているからであります。

検査がどう変わったのか、とつづくのでありますが、ちょっと長くなりすぎちゃいましたので、続きはまた後日に。

まだまだ、分かっちゃいない

雨でとんでもないことになっています。

毎年のように豪雨の被害があって、今後九州はどうなってしまうのかと心配になります。

でも、水害がほとんど起きたことがないうちの治療院のあたりも、いつそんな状況になるのかはわからないのであります。

治療院が泥だらけになっちゃったら。。

考えるだけで元気がなくなってしまいます。

でもま、「みくまりの神様」がおられるので、なんとかお頼みしまする、でござんす。

さて、最近の施術状況でありますが、「むふふ、これ以上の施術構成はないじゃろ?最高じゃろ?」ということで、意気揚々とやっておりましたところ、またまたトラブル発生。

いくら施術しても症状が安定せず、ほんのちょっとした軽い手技でも逆に大きく悪化してしまう症例がでてきてしまったのであります。

これまでにも「打たれ弱い体」というものにはたくさん遭遇してきたワタクシでありますから、施術の方向性を間違っているなどという

「低レベルな」

失敗では、ない、はず。

じゃあ一体なんなのか。おぅぅ、ワタクシは悪くはないはずでござんすよ、何しろもう、調べに調べまくってやっているんでございますから。これはもうきっと、あれでしょ?

「たたり」

ほきゃー、とうとうきてしまったの?怖いやつなの?何の災いかしら?

ところで、ワタクシは自分の体をあれこれといじくり回して、いろいろな実験を繰り返してきているのでありますが、それでも腑に落ちない不具合がまだのこっているのであります。

1つは、自転車に長時間乗ると尾骨が微妙に痛いこと。

もう一つは、ランニングした後に左足の腓骨のエネルギーの流れが滞ることであります。アレルギーの件はもちろん未解決なのでありますが、今回は無関係です。

ま、どってことない反応ですから、放置しておったのであります。

でもなんと、このワタクシの問題と、上記の超難問は、原因が同じだったのであります。

ワタクシは手技業界にいるので、腕利きの施術者にはたくさん施術してもらってきています。

それでも解決してもらえないような問題は、たしかに難問に違いないのであります。

そんな難問が今回の患者さんにも「あった」ということになるのであります。

ワタクシの持てるものを全部出しきっても、ぜーんぜん改善しないとは、こやつは一体何者じゃ?

ってか、粘っているうちに、だんだん分かってきた、ですワ。

つまり、「思いもよらない問題」でございますね。

そしてとうとう、突き止めたのであります。それは、

「骨盤にエネルギーの大きなブロックがある」

だったのであります。

これは通常の整体が「仙腸関節がぁ」とか言っているようなイージーな小者ではないのであります。

分厚いお尻の筋肉の奥に潜んでいる、闇の帝王の所業なのであります。

でもって、そんなところに大物が、と分かってからも一度では解決できなかったので、家に帰ってから自分の骨盤の深いところをゴリゴリ調べて、どうやって解決すべきか検討していたのであります。

すると、なんと自分にもほぼ同じ問題がみつかっちゃった、という展開なのであります。

患者さんと自分に共通する事柄は、お尻を「強打」したことがあることでした。

むかーしむかし、ワタクシは「ひらパー」に行って、スノボの初滑りをしたのであります。

すると、ゲレンデと違ってここの短いコースは氷のような固さで、とてもじゃないけど滑っていられないくらい転ぶと痛かったのであります。

マジで骨盤が割れるかと思うくらい痛かったっス。

しかも、ワタクシが転ぶのをすぐ下にある「スケートリンク」から眺めている暇人どもがたくさんいて、ワタクシも若気の至りで恥ずかしかったので、さも平気そうに起き上がっては滑っていたのであります。

いえ、その話は単なる余談であります。

つまり、骨盤のへの強い打撲などで、骨折はしていないまでも、エネルギーが通わなくなっていたのであります。

でも、骨盤自体は全然痛くないので、ワタクシも患者さんもそんなところに問題があるとは考えたこともなかったのであります。

でも、尾骨とか仙骨の中の硬膜とかに対処すべき反応があるので、そこへの施術をせっせとやっていたということなのであります。

体の状況にもよりますが、一番問題の大きいところ以外への施術は、大きな悪化を招くケースがまれにありまして、今回の患者さんはまさにそのケースだったわけです。

でも、問題の正体が分かればあとは簡単であります。ま、若干の懸案は、

「お尻の穴あたりに手を入れて押さないと、その部位の骨盤を回復させられない

こと」

でしょうかね。

でも、長年の問題を取り除くと、とても大きな回復がワタクシの場合は得られました。

全体のバランスも大切ですけど、「ここぞ」という場所へのアプローチは、本質的な回復には絶対に必要だといつも感じることです。

それが手技をやっている者にとっての、一番難しいけど一番面白いアプローチであります。

さて、この成果をもって、あの患者さんの施術に臨むのであります。

こんどこそ、頼む!改善しておくれ!

ところで、あのぉ、あなたのエネルギーはとても心地がよいです。

でも、どなたかが分からないので、神?仏?それとも・・、となっているのであります。

ワタクシに実際に会えば、がっかりされるようには思うのですが、リアルなやり取りのほうが、より楽しいかも、と思ったりしているところであります。

ということで、今後もたのみますぞ!「みくまりの神」殿!