心を手なずける

先日うちの母が

「りくろおじさん 買ったで」

というので

「あ、そう、ありがとう」                      

というと

「そうじゃないよ、食べたい誘惑に勝って、買わなかったんよ、えらいやろ」

とのこと。

なんじゃそら、ややこしいねん。

もうちょっと聞き手に分かりやすく話をして頂きたい。

え?何の話ですか?って?

ま、単なる愚痴なのでございまして、何の意図もないのであります。

さて、今日の本題。

ワタクシドモの普通の状態というのは、常に頭が何かを考えています。

もし「そうでもないよ」という人がおられたら、結構な生き方でございます。

多くの人は常にいろいろな情報に囲まれ、それに対してあれやこれやと感情や思考を動かしています。

でも本当はそうではなく、「意図せず」動かされている、というのがより正しい表現です。

「そんなことないよ、自分で考えているよ」

とおっしゃる方がいたら、試しに思考や感情を動かさずに何分維持できるか、やってみるといいと思います。

おそらく30秒ももたないと思います。

そのくらい現代人は、常に何かに意識を向けているということです。

それでも、自分が感情や思考を主導していると普通は考えています。

もちろんワタクシも同様でありまして、思いついたまま、流されるがままに生きているような気がします。

もっと自制のきいた美しい生き方、例えるなら歌舞伎役者のように洗練された動きがそのまま人生になっているような形が憧れですが、こたつでごろごろしているようなしまりのない生き物なのであります。

まぁそれでも、なんとか生活は成立はしているのでありますが、あやうい部分もあるのでございます。

なにが問題かと言えば、自分が主人であるはずが、いつのまにか「自分の心」が主人になってしまうことであります。

「自分って、心でしょ?」

と考えている人はとても多いと思いますが、実際にはそうではありません。

心も思考も感覚も、スマホ上で機能するアプリのようなもので、自分という存在の上で活動する、一つの機能にすぎません。

おそらくこう表現されても、なんのことを言っているのかが分からない、というのが一般的かもしれないです。

もちろんワタクシも分かったような顔をしながら、ほとんど理解はできていないのであります。

が、不思議に「無」の状態に入ることが施術上必要になり、不器用ながらも何度もそれをやっていると、徐々に「静かな意識」がどんなものか、分かるような気がしてきているのであります。

ごくありふれた日常において、いろいろな感情を持ちますね。

ニュースを見ているだけでも憤るような内容が少なくありません。

でも、そんな「ネガティブな感情」が湧いてきたときに、その感情にエネルギーを注いで大きく成長させていくことは、不愉快さをさらに強くしてしまうだけでなく、あまり良い結果を生まない傾向が大きいような気がします。

不愉快な思いが湧いてきたときにどうすればいいか、実は誰でも経験的に知っています。

例えば、なにかすごく不愉快な事がおきた直後にもっと別の出来事があって、不愉快な事に意識を向け続けずに済んだというような事が。

いろいろな体験の中に、不愉快なものは少なからず含まれてきてしまいます。

でも心のありようは不思議で、そこに意識を向けなければ、無かったも同然になってしまいます。

つまり、どんなことに意識を向けているのかが大切ですよね。

そしてまた、少し立ち止まって心や思考を動かさないことに慣れてくると、通常の生き方がとても大きなエネルギーを使って感情や思考を動かしているのだなと感じます。

施術のなかで患者さんのの話を聞いていると、感情のエネルギーの多さに、まるで心の中に火事が起きているような感じがしてきて

「ひやぁぁ、大変だぁぁ」

といった気分になります。

いままでなら

「そうだ、その通りだ!」

ということで、共感のエネルギーを燃やしていたかもしれないのですが、今ではその勢いに同調することができにくくて、静かな野次馬になったようなのであります。

もし感情の炎を燃え上がらせるのなら、もっと楽しくなるような内容や、実際に行動に移していくためにやれたら理想的かと思います。

さて、「静かな状態」に意図してなることは結構むつかしいです。

でも方法はシンプルです。

いろいろな情報やまわりの状況に向けている「意識」を、今まさに何かを考えたり感じたりしている「自分自身」に向けること、それだけです。

「自分自身に意識を向けよう」と考えてまさに実行しようと「意図している自分」に、意識の焦点を合わせる。

するとどうなるのか。

自分の意識のエネルギーはどこへも向かわず、

エネルギーの出発点=到着点

となるので、なにも起きず、静かになります。

でもこの状態を、感覚や心は強烈に拒否します。

何かのアクションをとろうと「もがき」ます。

そして、意識のエネルギーを動かさないようにしているにも関わらず、いつのまにか思考や心が動いてきてしまいます。

つまり、エネルギーの出発点=到着点 の状態が崩れてきます。

「いつのまにワタクシの目を盗んで?」

といぶかしく思えるくらい、こ奴らはスパイのように、とても静かに行動を開始します。

なぜそんなに静かに行動を開始できるのかというと、実はワタクシドモがあまりに「思考」や「心」などを動かし続けていることに慣れすぎているので、その動きの始まりに「気が付くことさえできない」だけなのです。

それはまるで、「感情や思考がワタシ自身だもの。仕方ないでしょ」

と言っているかのようであります。

でも、何度も静かな状態に入っているうちに、徐々に解ってくるようです。

「ワタシはワタシであって、思考や感情ではない」

ということがです。

そして、「思考や感情」がしつけられておらず、放し飼いの犬のように気ままに活動しているということがです。

この記事を100人の人が読んだとして、おそらく興味を持つ人は5%くらい、実行に移す人は1%くらいだと想像します。

でももし実践できれば、その人の行く先を、そしてこの世界を明るいものにしてくれると確信しています。

アレルギー反応の「核」

昨日ある曲をダウンロード購入しようと思いました。

 

ふとみると、いつも一曲260円くらいなのに、450円くらいの料金になっていました。

 

「お?ハイレゾかしらね?よろしいでございますよぉ」

 

ということで、ポチっと購入ボタンをおして、さっそくダウンロード。

 

と思いきや、ダウンロードが非常に遅い。

 

購入したらすぐにでもききたいのでありますが、これはどうしたことか。

 

するとなんと、曲ではなくミュージックビデオ、つまり映像付きでありました。

 

ほぅぅ、こんな楽しみ方もあったわさ。

 

でも何回も同じ映像って、必要なくね?

 

ということで、ワタクシには無用の長物でありました。

 

ただ、やったことのないことはとてもおもしろいのであります。

ワタクシはとにかく、飽き性でありますもので。

 

さて、アレルギーの話なのであります。

かなり調査は進行してきています。

 

そして、完全に新たな展開になってきました。

興味深い症例から分かったことです。

 

ある患者さんは、体のどこを押してもかなり痛がります。

それほど押してもいないのでありますが。

 

そんな感じの人は、リンパにもアレルギー反応がでていて、リンパ管がややダメージを受けているために感受性が高くなっているようであります。

 

でありますから、そんな人は通常、臓器にもアレルギーが起きています。

アレルギーは臓器において初めに起こり、徐々にいろいろな器官に広がっていくからであります。

 

でありますのに、臓器のどこにもアレルギーが起きていない人がおられたのであります。

 

「でたわね、モルモットさん希少標本1号。あなたは一体、どーなっちゃったのでありまするか?」

という真相究明の大号令が、動員数1名のみでありますが、でちゃったのであります。

 

ま、最近はみくまりさんもいるので、MAX1.1名ということに。

ていうか、1名+神1名でしょうかね、おふふ。

 

 

え、それで、一体何を調べれば?でござんすね。

 

通常アレルギーの起きている部位を調べる時には

「アレルギーはどこかいな?」

と調べる、完全フィーリングの検査でありまして、他のスキャン手法は皆無であります。

 

でもそれでどこも引っ掛かってこないなら、別の要素を調べるしかありません。

 

で、これも最近になっていつのまにか出来るようになっていた検査ですが

「炎症」

を調べてみたのであります。

 

「アレルギーも炎症じゃん!」

ですって、えせ科学者どの?

 

まぁね、それはそうなんですが、アレルギーは何かの物質に対する過剰反応ですから、過剰な免疫反応が体の組織にもダメージを与えているイメージなのであります。

 

が、炎症はそうではなく、何かが組織自体を攻撃しているて直接的なダメージを与えているようなイメージ。

 

とにかく、検査で違うから違うと思う、ということなのでありまして、これ以上はワタクシにも分かりかねるのであります。

 

 

さて、リンパにのみアレルギーの起きている患者さんは、臓器にアレルギーはありませんでしたが、副甲状腺に炎症が起きていました。

 

そしてこの炎症にかかわっている要素を調べると、過去にあった、誰かとの強い感情のやり取りのようであります。

 

強い感情は、放った方も、受け取った方もダメージを受け、しかもずーっと解消されないことがあるようです。

 

当事者の感情がおさまっても、エネルギーが突き刺さったままになっているかのようであります。

 

このエネルギーは体に炎症を起こさせるくらいでありますから、かなり嫌な感じが強いツワモノであります。

 

こういった輩には、神様とかではなく

 

「みんなのエネルギー」がとにかくマッチします。

 

で、解消すると、リンパのアレルギーもなくなっていました。

 

この「炎症」はワタクシのような重度のアレルギー体質の方にはほぼ100%存在しているようであります。

 

「炎症」がなく、ただアレルギーが体内でおきている人の場合、1種類のサプリでほぼ解決。

 

炎症がある場合は、炎症を解決しないかぎり、アレルギーを完全に鎮静化させられないかもしれません。

 

不思議に思っていたことがあります。

 

ワタクシはある時から、生のエビを食べると口の粘膜がややおかしな感触になりますが、エビにアレルギーがあるかどうかを調べると「NO」となります。

 

ワタクシの感受性のみが頼りの検査でありますから、それくらいの不一致は仕方がないと思っていたのであります。

 

が、そうではないようです。

 

ワタクシの他の人でも、同じような反応、むかし「ジンマシン」と言われていた反応をお持ちの人は結構いますが、アレルゲンになっているかと思い調べてもやはりNOとなります。

 

まだ、調べてみた人数が少ないのですが、このジンマシン様の反応は、ホルモン系などの「腺」に炎症を持っている人が起こす反応のようであります。

 

ということで、アレルギーの完全な解決に向けて、これはすごい発見、まさに大発見なのであります。

 

問題は、この検査をできる人間が今のところワタクシのみということでありまして、従って誰にも褒めてもらえないことなのであります。

 

褒めてくれるのは新しい友人の石井さんくらいなので、早速報告するのであります

 

いやー、それにしても調べれば調べるほど体はおもしろい構造になっています。

 

まだまだ楽しめそうなのであります。

 

ということで、今後は駆逐いたしますぞ、「炎症」殿!