エネルギーの出入りを自由に 続き

さて、臓器のエネルギーの流れるルートである「正経12経脈」を簡単に整えられるポイントはどこだ?という話の続きです。

チャクラと奇経8脈以外にはどこかないものか。

それを考えていた時に、ふと思い出したことがあります。

それは、気功の訓練方法の一つ、「九守功」。

方法は名前の通りで、9つの場所を順に意識していき、一つ一つの場所のエネルギーの出入りを良くしていきます。

この9つの場所のうち、チャクラに該当しない場所が2つあるのです。

手のひらと足の裏のツボは何かが違う!?

手のひらと足のうらには、一つしかツボはありません。

足うらマッサージのお店などで、足の裏の場所によってどこの内臓と関わっているのかを地図のように表したものがあります。

あれはインドの伝統医学、アーユルヴェーダの考え方かなとおもっているのですが、経絡の学問ではありません。

手のひらには「労宮」足のうらには「湧泉」というツボがそれぞれあります。

九守功で使う部位のうち、チャクラの場所に該当しないものはこの2カ所です。

少し調べてみると、やっぱり他のツボとは特性が違うことが分かりました。

労宮は胸腺のエネルギーの流れに属していて、湧泉は腎臓の流れに属しています。

普通のツボというのは、所属するエネルギーの流れの状態が例えばプラスだったとしたら、必ずプラスになっています。
(プラスの状態を東洋医学では「実」といいます。)

逆に所属するエネルギーの流れの状態がマイナスだったら、ツボもマイナスになっています。
(マイナスは虚)

しかし、上記二つのツボだけは、これが一致していないことがよくあります。

つまり、他とは違う役割というか、位置づけ、格付け、になっているようです。

手のひらと足のうらのツボが開けば全部が整う!

さて、最近入手した「プレミアムなジェル(販売担当者命名?)」を使って、労宮と湧泉のツボが、完全に自由にエネルギーが出入りできる状態にしてみます。

するとなんと!正経12経脈の流れがすべて正常化されてしまいます。

えー?そうだったんかいな、みたいな。

これでお手軽に施術できるじゃーん、と思った矢先、そうは問屋が卸さない的事象が発覚。

整っているはずなのに、なぜか頭痛や痛みの悪化が起きてしまうケースが。。

ウーム、体ってよくわからん!

でも何か、これを役にたてる方法はないものか。

序列の下位から整えるのが王道?

試しに前出のジェルを使って、先に12経脈を整えてみる、と、おぉ、労宮と湧泉も完全な状態になっているじゃないですか。

しかも、その際なぜか、チャクラの部位も良い状態になってしまっている。

ってことは、労宮と湧泉が良い状態になっていることを確認しておけば、施術はかなり良い出来栄えということになる模様。

どこまでやれば施術が完了なのか、の指標には使えそうです。

ちなみに奇経8脈を整えても、やっぱり同じことが起きるよう。

このあたり、まだまだ研究する余地がありそうでございます。

でもって、結局今のところ、施術のパターンは今までとなーんも変わってないんでございますよ。

残・念・!

エネルギーの出入りを自由に

連日の大雨で、とんでもない被害が出てしまっていますね。

タイの洞くつで・・、とか言っている場合じゃないくらいです。

頭では分かっていても、実際に行動に移せない場合が誰でもあるように思います。

今回も、前もってあれだけ避難をアナウンスしていたのに、逃げ遅れた人がたくさんでてしまいました。

ふと、「にげなきゃ」と思うのか「大丈夫かも」と思うのかの違い。

今回のような状況を目の当たりにすると、やっぱり運命ってあるのかな、と感じてしまいます。

小さいお子さんが亡くなるのは、本当に切ないです。

さて、切り替えて別の話題です。

エネルギーの階層的要素

気、とかエネルギーとか言いますけど、それらにもいろいろな種類がありますね。

感情のエネルギーとか、魂の~とか、霊的な~、とか。

人間が持っているエネルギーの場合は、それらに階層の要素があって、ある程度他のエネルギーがそれより下位にあるエネルギーにも影響を与えるとされています。

例えば強いストレスは痛みを引き起こす場合がよくありますが、これは感情のエネルギーがどこかの臓器の調子を低下させ、それが筋肉にも影響をあたえることで痛みが出ていると考えることができます。

臓器のエネルギーを支配するもの

当整骨院の場合は、霊的なエネルギーなどについてアプローチできませんので、いつも扱っている臓器のエネルギーの話になりますが、臓器のエネルギーも他からの干渉を受けています。

臓器のエネルギーはツボの並んだラインである「経絡」の状態に反映されています。

臓器に対応した経絡は、他からの支配もうけています。

それは、チャクラと奇経です。

チャクラはヨガでいうエネルギー(プラーナ)の出入り口で、正中線上に7つあります。

この位置は東洋医学でのツボの位置と一致しますが、東洋医学の場合には他のツボと区別はなく、特に重要視はされていません。

しかし、チャクラの状態が整えば、臓器のエネルギーも整ってしまう関係にあるようです。

奇経とは、鍼灸師でもここへのアプローチをしている者はかなり少ないと思われる、その多くは「自前のツボをもっていないルート」で、しかしながら奇経が整えばやはり臓器のエネルギーも整うと考えられるものです。

ちなみに、臓器のエネルギーの流れは「正経十二経脈」と言われていて、全て自前(独自)のつぼ(経穴)でルートを構成しています。

これら3つの序列は チャクラ>奇経8脈>正経十二経脈 となっています。

チャクラの次にエネルギーの出入りの多いところ

チャクラを全部整えれば、全身が整う、というのは正しい見解かなと思われます。

が!そんなことをやっている施術者は僕の知っている限りいません。

それがなぜなのか?を考えると、

  • チャクラと症状を結びつけて考えるのが困難
  • おちんちんとお尻の穴の間にあるチャクラには通常アプローチできない
  • どんな状態がチャクラの悪い状態なのかが普通の術者にはわからない
  • チャクラは感情など多くのエネルギー的要素があるので、扱いが難しい

などが上げられます。

奇経8脈も理論的にはアプローチする意義は大きいのですが、効果を得るために的確な操作が必須なためか、この手法を使う人は鍼灸師のなかで絶滅危惧種的存在かと思わます。

試しにやってみるとなかなか面白い手法なんですが、あっさり終わってしまうので、「これで大丈夫なのかな」とちょっと心配になってしまいます。

今後、もっと研究していこうと思います。

さて、チャクラと8脈の他に12経脈をお手軽にうまく整えられるスポットはないものかと考えていたところ、やっぱりあったんですね、これが。

今日の日記は長くなりすぎたので、続きは後日書こうと思います。