メカニカル・リンク導入

すっかり暖かくなって気持ちのいい季節です。

 

運動を始めるのにも良いタイミングではないでしょうか。

 

さて昨日までの3日間でリンクの頭蓋骨領域のセミナーを受けてきました。

 

頭蓋骨ってたくさん骨があって、つなぎ目も無数にあって、テスト法を覚えるのに四苦八苦でしたけど、なんとか使える状況にまでセミナーで鍛えてもらいました。

 

で、早速今日から使っているのですが、すごく面白いテクニックですね、やっぱ。

 

おそらく、世の中の他のどんな手法よりも詳しく頭蓋骨を調べるやり方ですが、詳しく調べてみるとビックリするくらい調子の悪い骨がたくさんあることが分かります。

 

そして、それらの骨が全部調子が良くなったとき、骨盤やらいろいろなところの骨の不調も同時にとれてしまっていることがしばしばあります。

 

体はホントに全部がつながっているんですね。

 

それにしても、今参加している全日本オステオパシープロフェッショナル協会(JOPA)のセミナーに参加している人たちは熱心な人ばっかりで驚いています。

 

昨日までのセミナーは会場が神戸のハーバーランド内だったのですが、ペアになった理学療法士の人は長崎からの参加でした。

 

JOPAの参加者は理学療法士がとても多いんですよね。

 

整骨院の業界も勉強熱心なひとはたまにおられますけど、理学療法士のほうがもっとすごいですね。

 

JOPAのセミナーは解剖学への深い理解が欠かせないので、僕ももっと苦手な解剖学を勉強しようと思います。

 

でも今回の内容は間違いなく、僕にとっても、来て頂いているみなさんにとっても、有意義な進歩になります。

 

リンクを完全に習得するまで3年くらいはかかってしまいますが、着実に前に進めそうです。

 

 

頭蓋骨のおもしろい仕組み

頭蓋骨はもう何年も前からいじっているところで、調整するのがなかなか面倒な時もあるねと思っていました。

 

でも、完全に経絡を整えることができると、勝手に頭蓋骨も整ってしまうことが多いので、本当に体ってうまくできているんだなぁと思います。

 

それでも、頭蓋骨の中にある蝶形後頭底結合というところの動きに問題のある場合は、勝手に動くようにはなってくれません。

 

この結合は脳脊髄液の循環に人体で最大の影響を持っているとされているところで、言い換えると生命力の核心にちかいところです。

 

経絡全部の持つ意味合いよりもこの結合の持つ意味合いの方がより重要なので、経絡治療で調整することができないのだと考えられます。

 

患者さんの反応をみていると、この結合がうまく動いている人は、背骨と経絡を整えれば、その時点でかなり楽になった感じが得られるのですが、ここに不調のあるひとはなんとなくすっきりしない人が多いようです。

 

ほんの数か月前なら、この結合が動いているのかどうかも判断できなかったと思うので、自分のじわじわとした成長が楽しい毎日です。

 

この結合のケアがどのくらいの効果を発揮してくれるのか、しばらく調べてみようと思います。

 

体も春の状態になってきました

まだまだ寒い日もある今日この頃ですが、ここ2~3日くらいの間に、患者さんの体の状態も春にシフトしてきているなと感じています。

 

というのは、肝臓・胆のうをケアして欲しいという体の要求が増えているからです。

東洋医学では、春は肝臓・胆のうに負担のかかる時期なのです。

調べていると実際には、胆のうの反応がより強い場合が多いですね。

なぜなのかはわかりませんが、もともと小さい臓器なので、疲れやすいのかもしれません。

ぎっくり腰の人の場合は、この時期でも胃や小腸の不調が多いようです。

 

さてここのところ取り組んでいる

「メカニカル・リンク風」施術ですが、思わぬ成果を生んでくれました。

というのは、もう15年以上にわたって取り組んでいる「経絡治療」で引き出せる効果が、MAXにかなり近づいたように思われるのです。

 

経絡治療というのは、日本における鍼灸施術での一つの大きなジャンルで、体に流れているエネルギーを滞りなく流すことで体調を整える方法です。

この手法にもいろいろな理論があって、完全に使いこなせている人はかなり少数なのではないかと思います。

やればやるほど逆に難解な部分もあって、僕もこれまで本当にいろいろなことを試みてきました。

でも試行錯誤もとうとう終わりがきたようです。

 

どこのエネルギーが滞っているのか?ということと、その中でも特にどこへ施術すべきなのか?ということが感覚的に分かってしまうと、逆にシンプルな手法だと分かってびっくりしてしまいました。

そして、少ない手数で体の状態を大きく変えられることが分かりました。

体の要求していたことはこういうことだったのか、ふ~ん、て感じ。

今までなんて下手だったんだろうと今回もまた思い知らされる展開に。

ありがたし、ありがたし!

 

2週後のリンクのセミナーでもおそらく、びっくりするような収穫があると思います。

 

「先生はやり方が変わりすぎる」

とはよく言われてきたことで、特にメカニカル・リンク風をやりだしてからは評判がすごく悪かったんだと思います。

最近は患者さんもかなり減った感じで、施術を元に戻すべきかとも少しは思ったりしました。

それでも、治せない人が少なくないような施術をやり続けるのも苦痛で、変化していくことは技術の向上のために仕方のないことでもあるのです。

 

僕の場合は性格が極端なので、思ったが最後、元には戻れません。

でもようやく、確かな領域に到達しました。

経絡治療に関しては今後やり方はほとんど変わらないと思います。

ただ、頭蓋骨や背骨の調整方法については、まだまだ変わっていく可能性があります。

皆さんにはこれからも、ご迷惑がかかることもないとは言えない、というかあるでしょうけど、こらえてくださいね。

その代わり僕はもっと、上手くなりますので。

 

にしても、達人までにはまだまだ遠い道のりなんですかいのぉー。どっかから超能力が湧いてきませんかのぉー。

ついにお灸は卒業!?

先日もジェルについて書いたばかりなのですが、今日もジェルの話題。

先日のジェルもすごい効果ですが、今日新たに取り上げるのは先日のものをさらにアレンジしたものだとか。

今回のジェルは体のエネルギーへの影響力が抜群で、そのあたり今後の施術にも大きな変化をもたらしそうな予感。

前回のものは頭蓋骨に少量つけるだけで頭蓋骨の動きが回復する不思議さがあったのですが、体に流れる経絡(臓器のエネルギーの通り道)を調整するほどの効果はありませんでした。

経絡の調整というのは、普段お灸や針で行っていることです。

今回のジェルは、経絡に塗るだけで経絡を調整してしまいます。

つまり、はり・おきゅうと同じような効果を期待できます。

いやむしろ、今回のジェルの方が効果が大きいかも。。

はり・おきゅうの効果は、患者さん本人の体力も使って発揮されています。

それは、エネルギーの少ないところに、余っているところから引っ張ってくることを体の反応でやってもらって得られる効果だからです。

でも今回のジェルの効果は、エネルギーの少ないところの流れを外からサポートする、もしくは流れにくさを解消するような性質のもので、おきゅうのようにエネルギーを引き付けるような感覚が全然おきません。

ですから、患者さんの体にエネルギー調整の仕事をさせているわけではなさそうです。

敏感な人なら塗ってみると分かりますが、頭蓋骨の形も変えようとする力が生じます。

頭蓋骨の形は体のエネルギーの流れ方と関わりがあるので、全身のエネルギーの流れが良くなると、今までの形が必然的に変わろうとするのです。

そのとき、頭蓋骨が硬くなって固まっているような場合、ちょっと違和感を感じるかもしれません。

でも、違和感がでる人は頭蓋骨の歪みが大きいと判断できるので、どんどんケアしたほうが良い、ということになります。

今回のジェルを使って施術すると、他にもメリットがあります。

今うちの整骨院でやっている方法だと、経絡の調整にとても時間がかかってしまいますが、このジェルを使うことで経絡の調整が5分程度でできる見込みです。

ですから、手技に大部分の時間を使うことができます。

骨格の調整をどんどんできるように思います。

ジェルでまず調整して、その上で不調の大きい経絡だけお灸でしっかり調整する。

そして骨格の調整をどんどん進める。

それが新しいパターンになりそうです。

それにしても、こんなジェルを作り上げるとは、作った人は特殊能力のある人でしょうね。

先日のジェルは調べてみると、以前所属していたバイオレゾナンズ医学会会員の歯医者の先生の開発でした。

バイオのメンバーはすごい人はたくさんいるんですよね、僕は辞めましたけど、色々なことを学ばせていただきました。

能力者が新たな世界を切り開いていくのでしょう。