ぎっくり腰の改善に新たな武器!

前回投稿しました、寒い時期のぎっくり腰が改善困難という話。

 

なんと!あっけなく解決したかも?

 

とにかく痛みを考えるとき、筋肉・骨格・内臓へのアプローチで

どうにかしようという認識は自分の中で根強いのです。

 

脳脊髄液の問題は、治癒力アップ的な要素が強く、ダイレクトに

痛みに効果!というところまではできない段階。

 

そんなところに、新たに参加しているJOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)

で得た「膜」という組織への認識を加えると、あら不思議。

 

体の構造への理解が全然違ったものになってしまいました。

セミナーへの参加はわずかに3日。

でもインパクトは十分でした。

 

例えば、背骨を調整しようというとき、これまでは背骨自体へのアプローチ

しか考えていませんでした。

 

ですが、背骨も何もかもが、周りにある膜の影響を強く受けるという

のなら、膜にアプローチすれば骨の状態を変えられると考えられます。

 

実際にその考えに基づいて施術してみると、背骨自体にアプローチ

するよりも、ずっと大きな効果が得られることがわかりました。

 

そして、この時期のぎっくり腰にも、その場で効果が実感できる

程度まで改善させることができるようになりました。

 

そしてそのアプローチで調整した背骨は、2週間経ったあとでも

良い状態を維持していることが多いこともわかりました。

 

背骨の状態が維持されていれば、次の施術の際、もっと他の部位への

アプローチに時間を使うことができます。

 

背骨が良い状態なのに症状が改善していない場合、症状と背骨が

あまり関連をもっていないことも推測できます。

 

ということで、施術をどんどん前へ進めていくことができそうです。

JOPAのセミナーには、今後もどんどん参加することになりそうです。

分かっちゃいるけどやりようがないぎっくり腰

かなり寒さを感じる季節になってきました。

 

身体的にはすでに冬に突入しているようで、腎臓の疲労が

大きくなっている人が多くなっています。

 

腎臓の疲労が大きくなると、とても重度のぎっくり腰に

なることがあります。

 

症状は、まっすぐに立てない、座った姿勢の維持が困難、

寝返りが打てない、前にかがめない、靴下がはけない、など。

 

これらの症状は、腎臓と関係の深い「腸腰筋」の機能不全

によって引き起こされています。

 

腎臓が疲れると、姿勢を保持している腸腰筋がうまく

働けなくなるのです。

 

解決策はとにかく、腎臓を元気にすることです。

 

が!!これが結構困難です。

 

まず、今の時期に腎臓の疲労が大きくなる人の場合、

生まれつき他の臓器より腎臓が丈夫ではないか、全身的に

体調があまりよくないかのどちらかだと考えられます。

 

ただでさえ腎臓に負担のかかるこの時期に、その負担を跳ね返して

もともと丈夫ではない腎臓を逆に一気に元気にするという方法がないのです。

 

もちろんはり・おきゅうで効果はあるのですが、他の臓器が

疲労した場合と比べて、回復に時間がかかってしまいます。

 

つまり、効果が足りないのです。

 

場合によっては、なんども施術する必要があります。

 

ですから、その場で症状の改善が見られないケースは

この時期~春の到来までが割合的に一番高くなります。

 

施術を終了するときも大変申し訳ない気持ちになるのですが、

やりようがありません。少なくとも施術の効果が最大になるまで

一日待ってもらうしかありません。

 

何が必要か?が分かっているのに対応策がない、

指をくわえて見ているだけで、あとは漢方薬くらいでしょうか。

 

ちなみにほとんどの人は、生まれつきどこかの臓器は弱いのです。

生まれつき腎臓の丈夫ではない人は、腎臓に負担のかかる

冬は苦手なことが普通です。

 

逆に腎臓が強い人は寒さがあまり堪えませんし、手足も

冷えない人が多いようです。

 

腎臓が丈夫ではないのかな?と思う人は、下半身を冷やさないこと、

早く寝ること、甘いものを控えることなどが腎臓を疲れさせない

ための生活になります。

 

あと、時期的に栗を食べるのもおススメ。

 

たくさん食べると胃がもたれますけどね。