ぎっくり腰改善後の10日間 ご用心

とてもさわやかなお天気の大阪。

 

雲ひとつない秋晴れ、っていうんでしょうか。

 

今年の夏はぎっくり腰の方が例年以上に多かったの

ですが、一度改善してからしばらくして、また来院される

方が何人かおられました。

 

ぎっくり腰になる際、内臓を含め全身的にとてもアンバランスな

状態になっています。

 

自分では気がつかなくても、このような体調には徐々に向かって

いって至るのが普通だと思われます。

 

悪化していくのに時間がかかっているので、改善にも時間がかかって

しまいます。

 

施術をして一度バランスを改善させても、まだまだその状態が

安定するまでには時間がかかります。

 

おとなしく体調の回復するのを待つと、10日くらいでかなり安定

してきます。

 

ぎっくり腰の場合は30代~40代で発症する人が大部分ですので、

それ以上の年齢層の方はもっと長期間が必要かもしれません。

 

その期間は、食事や就寝時刻に気を遣った方がいいでしょう。

 

そこで体に負担をかけてしまうと、また逆戻りしてしまうことも

当然考えられます。

 

それでも、ぎっくり腰の場合は状態が悪くなってからすぐに

来院されることが多いので、回復もとても早く得られます。

 

これが何十年と改善していなかった症状の場合は、改善させていくにも

それに見合った期間が必要になるでしょう。

 

施術すれば改善し、また悪化しを繰り返しながら改善していく

ケースが多いでしょう。

 

ある程度長期的な視点に立って、改善が進んでいるのかどうか

判断していくことが大切です。

 

 

 

 

ぎっくり腰の骨格的説明

とても暑い毎日が続いているので、

ぎっくり腰になる人もかなり多い今日この頃。

 

例年は真夏より、春から夏に向けてが一番多く発症すると

感じていましたが、今年は真夏になってもぎっくり腰の方は

かなり多くなっています。

 

暑すぎるために腎臓の疲労が非常に激しくなっている

ことが原因の一つだと思われます。

 

ぎっくり腰も症状は様々で、原因も人によってちがうのですが、

9割くらいの人に共通する問題があることがようやくわかりました。

 

それはおしりの真ん中にある「仙骨」という骨が左右どちらかに

ほんの少しずれてしまうことです。

 

これまでにも仙骨に関してはいろいろな方法でアプローチしてきたのですが、

ここのところまた少し感覚が鋭くなったことで、仙骨がどんなふうに調子を悪く

しているのか、かなり鮮明にわかるようになり、自然と共通点も見つけることが

できました。

 

内臓を調べたり、背骨を調整したり、いろいろなことをぎっくり腰への施術では

やるのですが、最後に仙骨のずれを修正すると、修正前と後とで痛みの軽減を

はっきり感じる方も6割くらいはおられるようです。

 

はり・おきゅうや整体での施術では、施術した日よりも次の日や二日後に

効果が最大限に発揮されることが多いのですが、仙骨の調整で改善する

人に対しては、施術したその場でもかなり大きな効果を実感して

頂けています。

 

人間の体の仕組みを完全に知ることがもしできたなら、

どんな症状も簡単に解決できてしまうのではないでしょうか。

 

整体術の進歩は、まだまだこれからかもしれません。

 

 

なんでそれでも頑張るんですか?

いよいよオリンピックが開幕しました。

 

それに合わせて、スポーツマンの取り組みを追ったドキュメント

が放送されています。

 

本当にすごいですね、一流の人達って。

 

そこまでたゆまずに努力し続けることができるとは。。

 

 

 

世の中って、理不尽なことがいっぱいあります。

 

人より頑張っても報われなかったり、夢を追っている最中に

障害を負ったり、死んでしまったり。

 

昔フィギュアスケートの選手でスルツカヤという人がいました。

 

オリンピックで金を取り損ねて、次のオリンピックで金を取るために

現役を続け、大きな大会ではほぼ負けなしのような成績を残し、

金メダル大本命で臨んだオリンピックで荒川さんに負けてまたもや

銀メダルに終わりました。

 

日本人はみんな大喜びでしたが、僕はなんだか切ない気分になりました。

 

万全の準備をしていても失敗してしまうことがあります。

そんなもんですよね、スポーツって。

 

そんなもんだとは十分理解していて、そんなことが自分には

起きないでいて欲しいと願いながら、それでもみなさん頑張っています。

 

それはなぜ?と疑問に思っていた部分もあったのですが、

昨日体操の内村さんのドキュメントを見ていて、なんだか分かった

きがしました。

 

限界までの取り組みをした人だけに輝く栄光。

 

家でテレビをみているだけの人には、それなりの幸運はあっても、

大きな栄光は掴めませんよね。

 

いろいろなリスクをしょいこみながらも、栄光に向かって

突き進む人たち。

 

すがすがしいですね、どこまでも。

 

そして、そんな激しい毎日があるいみ心地いいんでしょうか。

激しくやっている自分が心地いいんでしょうか。

 

大きな苦痛を伴っても、栄光の坂道を上り続けられる

メンタルと与えられた境遇があるんですね。

 

少しでも見習って、ほんの少しでも行動量を増やしていきたいと思います。