気分よく生きる

生きていく上で、どんなことよりも重要なこと。

 

それは「楽しく・気分よく生きること」といっても良いかもしれません。

楽しくなきゃ、意味ねージャン、てことで。

 

気功をやっていると、自分の気分にとても敏感になってきます。

 

「今日は気分が良くない」

 

ということに強い不快感をおぼえてしまいます。

 

 

最近ふと思ったのです。

 

「そういえば、不快な時の脳のエネルギー状態はどんな感じなんだろう」

 

ということについて。

 

 

実際に感じ取ってみると、気分のすぐれないときは

 

「エネルギー(気)が後頭部の首に近いあたりに多く、

頭のてっぺんからおでこにかけて少ない」

 

ということがわかりました。

 

そんな状態のとき、実際に頭のてっぺんあたりに気を集めると

良い気分になります。

 

気功の訓練をしていない人が頭のてっぺんに気を集めるために

一番簡単な方法は

 

「空の方に意識を向ける」

 

ことです。

 

目玉を上の方に向けることも効果があるように思われます。

 

坂本九さんの

 

「上を向いて歩こう」

 

という曲にも、気分を前向きにするヒントが隠されているのかも

しれません。

 

うつ傾向の人は、気分の良い時間が短いと思われます。

 

そんな人には頭のてっぺんに、ある器具で一日数回刺激を入れて

エネルギーが集まりやすい状態を作ると、効果が高いかもしれません。

 

さっそく試して頂こうかと思います。

腸内細菌が人間性を左右する!?

先日聞いてきた話ですが、ラットを使って

便を移植する実験が行わているようです。

 

どんな実験かというと、無菌状態で飼育されているラットの

腸に、太っている人の便を移植した場合と、やせている人の便を移植した

場合の影響を調べるというものです。

 

すると驚いたことに、太っている人の便を移植されたラットは太り、

もう一方はやせるという結果がでたそうです。

 

それ以外では積極的な人の便と消極的な人の便での比較でも、

同じような結果が出たのだとか。

 

非常に大きな影響が腸内細菌によって与えられていることは

間違いなさそうです。

 

一般の方でもヨーグルトなどを食べたりして、腸内細菌を良くしようと

考えている人はたくさんいると思います。

 

でも、そもそも腸内細菌がなぜ良くない状態になるのかも考えてみたほうが

いいでしょう。

 

同じ食べ物を食べていても、腸の状態は一人ひとり違います。

 

どんな腸に良い腸内細菌叢が定着しやすいのかというと、

おそらく血行の良い腸ではないかと想像されます。

 

当院にも便秘の人は来られているので、何か良い方法がないかと

以前から考えていましたが、良い方法を思いつきました。

 

まず馬のように四つん這いになって、おもいっきりへそを地面のほうに

突き出します。

 

すると、腹筋がつっぱってストレッチされる状態になります。

 

これを一日2回程度やってもらうと、かなり便秘に効くようです。

 

また、なんとなくリラックスもしやすくなるように思われます。

 

腹筋に緊張があることで、腸への血行にも悪い影響があるのかも

しれません。

 

消化器系への血行は、交感神経優位の状態、つまり緊張している

状態では低下するからです。

 

便通がよくなることは、腸内細菌にもおそらくプラスになるでしょう。

 

腹筋のストレッチをして便通を改善した状態で、さらに

「大草原の乳酸菌」

なんかの良い乳酸菌を摂取すると、スムーズに腸内細菌を

良い状態にできるのではないかと期待しています。

 

 

ひずみに強い体=緊張のない体

体のゆがみやひずみを解消するような施術をいつもやっている

のですが、そんな業務を続けていると自然と湧いてい来る考えがあります。

 

 

それは、「歪みを解消してもまた歪んでしまう」

 

ということです。

 

だれでも子供のころはおおむねまっすぐに近い構造で生きています。

 

でも、普通に生きていればひずみは大きくなっていきます。

 

ですから、施術で歪みのまったくない体にもしできたとしても、

いつかまたひずんでしまいます。

 

ですから、ずっと良い状態で生活できるように患者さんの

体を改善しようと思ったら、歪みをとること以上にやるべきことがあります。

 

それは、リラックスしやすい状態にして、歪みを修正する回復力の高い

体にすることです。

 

精神的な緊張と肉体的な緊張、その両方におおきな効果を発揮できる施術、

それはやっぱり頭蓋骨調整です。

 

ここの状態が悪くて十分なリラックスが得られることはまずないでしょう。

 

でも、患者さんのセルフケアで考えると緊張除去のためにできることは

いろいろとあります。

 

運動や入浴、楽しいことをすること、笑うこと。

 

日々の積み重ねが大事です。

 

どんなことよりも大事なことは、頭の中をいつも楽しい気分に

しておくということかもしれないですね。

 

これがまた、意外にむづかしいのですが。

 

今のご時世

「楽しいですか?」

ときかれて

「楽しいです!」

と即答できる人のほうが少ないと思います。

 

僕も

「楽しいです」

と即答できるように意識していきたいと思います。