ぎっくり腰多発時期到来!

最近またぎっくり腰の方が多く来院されています。

どんどん暑くなっているので、冷たいものを飲む

機会も増えることが一つの要因です。

 

ただ、実際にぎっくり腰になっている方に質問を

してみると、冷たいものを一切飲食していない人も

胃腸の調子を落としていることがわかります。

 

内臓というのは、季節によって負担のかかるところが

違います。

春は肝臓、夏は心臓、秋は肺、冬は腎臓、

季節の変わり目はすい臓と東洋医学では考えられています。

 

今は季節の変わり目と言っていい季節ですね。

 

ですから、すい臓に負担をかけない生活が理想といえます。

 

具体的には、食べる量を減らすことや、甘いものや炭水化物を控える

生活がいいと思われます。

 

ぎっくり腰になりそうなときは、食事を少なめにしましょう。

 

2度と痛みがでない状態に?

症状が改善して、今日で通院もおわりというとき

 

「もうこれで痛みが出てくることはないんですか?」

 

と聞かれることがたまにあります。

 

ありません、と答えたいところですが、そんな手法は世の中に

存在していません。

 

なぜかと言うと、だれでもはじめはどこも悪くない体で生まれて

きていて、どこかでけがやよくない習慣のために体の具合を悪く

してしまいます。

 

ですから、完全に整った状態にもしできたとしても、患者さん自らが

また痛みのある体にしてしまう可能性はゼロにはできないのです。

 

もちろん、完全に整った体なんていう状態にまで、鍼灸や整体で

回復させることも至難ではないかと思います。

 

ただ、痛みの出現には必ず原因はあるわけですから、その原因さえ

取り除けば、もう痛みはでてきません。

 

痛みを完全にとりきることが一番難しいのは、けがや交通事故で

激しく傷めた場合でしょうか。

 

この場合、傷めた本人がどんな努力をしても改善させられない場合も

あります。凄腕の施術者がいればいいですね。

 

ご自身の習慣で痛みが出ている場合も、意外に治せないケースは

よくありますね。

 

たとえば生まれつきの臓器のバランスで、腎臓がとても弱かった場合、

毎日早く就寝することが大事になります。

 

でも、そんな人にかぎって夜更かしが好きだったりします。

 

夜更かしをして痛みが出てくるのを仕方なしとするか、

不夜更かしをあきらめて痛みのない生活をおくるか。

 

本人次第ですね。

 

世の中には徹夜しても腎臓があまり疲れない人もいます。

 

生まれつきの体の特性は性格と同じで変えられないので、

うまく乗りこなしていきましょう。