頭蓋骨はもう何年も前からいじっているところで、調整するのがなかなか面倒な時もあるねと思っていました。

 

でも、完全に経絡を整えることができると、勝手に頭蓋骨も整ってしまうことが多いので、本当に体ってうまくできているんだなぁと思います。

 

それでも、頭蓋骨の中にある蝶形後頭底結合というところの動きに問題のある場合は、勝手に動くようにはなってくれません。

 

この結合は脳脊髄液の循環に人体で最大の影響を持っているとされているところで、言い換えると生命力の核心にちかいところです。

 

経絡全部の持つ意味合いよりもこの結合の持つ意味合いの方がより重要なので、経絡治療で調整することができないのだと考えられます。

 

患者さんの反応をみていると、この結合がうまく動いている人は、背骨と経絡を整えれば、その時点でかなり楽になった感じが得られるのですが、ここに不調のあるひとはなんとなくすっきりしない人が多いようです。

 

ほんの数か月前なら、この結合が動いているのかどうかも判断できなかったと思うので、自分のじわじわとした成長が楽しい毎日です。

 

この結合のケアがどのくらいの効果を発揮してくれるのか、しばらく調べてみようと思います。