今年も残りわずかになってきました。

この一年の終わりのタイミングで、しばらく収まっていたコロナ感染症はオミクロン株の登場によりまたまた雲行きが怪しくなっています。

みなさんにとっての一年はどんな感じだったでしょうか。

ワタクシにとっての今年は気功教室のスタートと、いよいよ施術の追求が終わりに近づいてきたからか起きてきた施術の変化があって、とても濃密な時期になったように思います。

患者さんにとっても、こちらまで出かけてくる頻度が3週間~1か月に1回程度に減ったので楽になったのではないかと考えています。

ただその分うちは暇になっているんでございますが。ぐぅぅ。

その代わりなのかどうか、特定の状況やお仕事の人だけに提案させていただいている

「活気構築オペレーション」

なる、天然石をつかった怪しげなサービスが徐々に拡大しておりまして、なんとか売上げを下支えしてくれている状況であります。

世の中というのはなかなかうまくできているようであります。

そしてさらに、なにやら新しい業務が始まりそうでいて内容がわからず、楽しみのようなもやもやするような居心地であります。

さて本業の施術においても、まだまだよりよい方法の探求は続けており、なにかをひねり出してはまず自分の難解な体に試してみているのであります。

最近になって試みているのは、有名な施術テクニックの「効果がでるメカニズム」を調べてワタクシ流に取り入れるという作業であります。

有名な施術テクニックのうち、どこかの部位に対して定型的に施す手法については、「本質的に治す」という効果は残念ながら得られないことが分かっています。

なぜなら、原因を探らないがゆえに定型的にできるのでありますから、一時的にスゴイ効果があるものでも、根本的な解決には導けない宿命なのであります。

しかしながら、一時的にでも大きな効果がでるのにはそれなりの意味はあるわけでありますから、その優れた部分だけを取り入れれば、本質的に治す施術の効果をさらに意味の大きなものに出来るようなのであります。

例えば一定以上に全身の状態が悪化すると、背骨が全体的に回旋してしまうという変化がとても起こりやすくなります。回旋とは、首でいえば左右を見る動きのときに背骨に起きている動きのこと。

それは左半身・右半身の元気よさの度合いに、大きな隔たりが生じてくるからでありますが、積み重なっている背骨1個1個の間にできた「向いている方向のズレ」はほんのささやかなものです。

でも、積み重なっている背骨の数が多いので、背骨の一番下の方の骨と一番上の方の骨とでは、向いている方向にかなりの違いが出てきてしまいます。

この状況の場合、1個1個の背骨の間の関節にはさほど問題は生じていませんし、背骨全体の変化もそもそもの原因ではないので、ワタクシの検査だと施術対象として出てきにくい種類の問題ということになります。

こういった大きな範囲でおきた変化は、悪化した元々の原因を改善してもなかなか元に戻って行ってくれないという性質があります。

そこで、ある有名なテクニックから抽出したエッセンスにより、この回旋を一気に解消させておきますと、超カンタンにスピーディに症状が解決してしまいます。

そしてこういった定型的な手法はごく肉体的に行う方法でありますので、ぐいぐいおしたりして、やっているワタクシもヒジョーに「やっている感」があって楽しいのであります。

ワタクシの場合、患者さんの症状の性質にもよりますが、5割程度が感情や記憶などに対するエネルギー的な処置であり、必要だと感じるのでやらざるを得ないものの、やっていても実感や楽しさは皆無なのであります。

あぁ~、ぎゅぎゅう・ごりごり押したい。

なんでもゴリゴリやればいいと思っていた20年位前がなつかしいのであります。

最近の試行錯誤で、ワタクシの体もさらに大きく回復してきているようにかんじるので、もはや怖いものなしなのであります。

ただ、早く治したいという人の場合にも、1か月くらい空けろという患者さんの体の欲求を感じるので、治療活動が間延びしてしまう、という問題が。

これはなんとかしないとぉ、いけませーん。

ということで、この投稿が今年最後かもしれませんので、念のため皆様、良いお年をお迎えくださいましね。

では、もうすぐ伺いますので、今後もたのみますぞ、みくまりの神様、不動明王様、宇宙の本質殿!