とても寒い時期になってきましたね。
臓器を調べていると、腎臓が両方とも疲れていないというひとが
ほとんどいないような状況になっています。
冬は腎臓に大きな負担のかかる季節です。
それでも不思議なんですが、今くらいの時期からは毎年患者さんは
かなり少なくなります。
ひどい痛みのでる人が少ないということでしょう。
そういえば昔の仕事で、養蜂家の方のところで聞いた話を
思い出しました。
ミツバチは春ごろ一番元気が良くて、夏は暑さにばてて
元気が今一つなのだそう。
おそらく人間も春が一番元気なのかもしれないのですが、
その割に患者さんは少なくない時期です。
それを考えると、元気があれば痛みが少ないというのでは
ないということになりますね。
今参加しているセミナーでも、講師の先生がおっしゃるには
「痛みがとれることと、体が元気になることとは別」
とのこと。
体の根本的な歪みをどんどん減らしていく過程においても
新たな痛みの出現することがよくあるのだとか。
体って本当に複雑にできていますね。
でも逆に、体の状態がかなり悪くなっても活動できるように、
とてもうまく構成されているということですね。
しばらくして春になったとき、痛みがでないで済むように、
冬は休息をたっぷりとって、体力が落ちないように
生活しましょう。
特に下半身の冷えにはご注意を!