およそ10日くらい前からですが、みなさんの
臓器のバランスが「季節の変わり目」のものに
なっています。
ここ2、3日は特にその傾向が強くでているように思われます。
季節の変わり目のことを「土用」といいますが、
土用は「木・火・土・金・水」という5行のなかで、
「土」の属性の臓器に負担をかける季節です。
「土」の臓器はすい臓・脾臓・胃です。
今の日本人はおおむね食べる機会が多く、飢えていることは
まずありませんので、普段からすい臓・胃を酷使している
傾向があります。
それに加えて今の時期のように季節的に負担がかかると、
もともと膵臓や胃の強くない人は、ヘロヘロになることも
珍しいことではありません。
そんな季節ですから、すい臓・胃などの疲労により引き起こされる
ぎっくり腰の方が多い状況になっています。
この時期に体調を落とさない対策としては、食事の量を減らすことが
考えられますが、症状軽減という意味で考えるとそれほど効果が
大きく得られないこともあるようです。
それよりも、元気アップの基本中の基本である、「早寝」
がおすすめです。
それと、胃腸の調子を上げてくれる「ウォーキング」でしょうか。
すい臓・胃のエネルギーは足を流れているので、ウォーキングすることで
その流れを活性化することができます。
よく歩いて早く寝る。そんな生活で春を迎えましょう。