年末にむけて、クリスマスモードで盛り上がっていくのかと思いきや、コロナ感染者激増で大変な状況に。

いろいろなお店が存続していけるのかどうか、心配になるのであります。

当然うちの治療院でもいくらかの影響はあるのですが、一人治療院ですし、まだ恵まれている業種かなと思っています。

さて今日はプロテインのその後の報告ですが、コロナ対策としてもタンパク質の摂取はとても有効ではないかと思います。

ワタクシの感想ですが、例年よりも寒さを感じにくいような気がしますし、寒さのためにひどくなりやすい腎臓の疲労もまったく見られません。

タンパク質が足りているのかどうかを体に聞くと、プロテインの摂取をしていない人の場合、9割以上の確率で「足りない」という返事になります。

免疫の強化を考える場合、仮にタンパク質が不足しているなら、他のどんなものを摂取するよりもタンパク質をとった方が効果は大きくなるのではないでしょうか。

免疫細胞を作るのにも、材料がとにかく必要なわけですから。

特に細身の人やアレルギー体質の人はタンパク質の吸収が良くない傾向があるようなので、プロテイン補給は100%おススメです。

臓器の状態に対するタンパクの効果は顕著で、特に「腎臓ー膀胱、肝臓ー胆のう」にはどんなサプリよりも効果的です。

といいますか、これまでにいろいろなサプリメントを患者さんにおススメしてきたのですが、ここまで効果を感じたものは他には皆無であります。

鍼灸師としては、いままでの常識が完全に覆されてしまいました。

東洋医学にもいろいろな考え方があるとは思うのですが、通常腎臓をとても重要視します。

それは思想的に、親から受け継いだ生命力を宿しているのが腎臓だと考えているからでもあり、臨床的には腎臓が弱ければ、他の臓器も弱くなりやすいからでもあります。

そんな腎臓ですが、治療院に来られる人の多くは腎臓の元気が足りない状態になっているので、鍼灸術を施すなら、腎臓のツボにお灸しよっかね、となるわけであります。

でもプロテインを摂取してもらっている患者さんの腎臓は、弱いという反応が全然でないのであります。

まさに全然であります。

ということはつまり、腎臓に元気がなかった原因は、タンパク質の不足ということになってしまうのであります。

今まで一体何をやっていたのか、と思わずにはいられない事態であります。

でもとりあえず腎臓の元気が保たれているなら、他のケアに注力することが可能になるということで、自ずと施術の成果も出やすい状況です。

プロテイン摂取を続けていて、他にも感じたことがあります。

それは炭水化物の取り過ぎが、意外なほど体に負担を強いていたということであす。

今現在は、プロテインの摂取によりご飯はあまり欲しくなくなっていますが、以前のようにたくさんご飯やパンを食べると、なんとなく気分が悪いように感じますし、のどが渇く感じがします。

口やのどが渇くことは、東洋医学では膵臓の弱りととらえる場合が多いですし、現代医学では糖尿病の症状として知られています。

すい臓の機能はいろいろとあるので一概には言えないのですが、すい臓への負担増が、やはり糖尿病になりやすい状況を生んでいるように思います。

炭水化物というか、ご飯をたくさん食べる食生活に、まったく疑問を感じずに生きてきたのですが、今の日本人の生活スタイルを考えると、多くの人にとってご飯はそれほど必要ではないのかもしれません。

激しく動いてカロリーを大量に消費するお仕事をしている人以外は、これまでの純和食ではご飯が多く、タンパク質が足りないようです。

農家の方々が頑張って作ってくれているお米が余ってしまっていることを考えると心苦しいのでありますが、どうやらそれが本当のことであるようです。

ところで、プロテインの摂取も、体に合ったものを飲むことが大きな効果をえるために大切であるようです。

うちに来られていない人なら、いろいろなプロテインを試してみるべきだと思います。

人間の感覚は意外なほど正確なので。なんとなくこれがいいなぁと思うものは、概ねからだに合っています。

うちに来られていない人は、そういった感覚を使って、体に合うものを探して行ってください。

ということで、今後も頼みますぞ、プロテイン殿!