この半年でかなりエネルギーへの感覚が

鋭くなったので、その感覚で検査・施術していると

細かな歪みも拾えてしまうので、逆に施術終了までの

時間が非常に長くなっています。

 

これはホント、こまった問題でした。

 

先日ふと、鍼灸施術の際にやっている検査を整体施術の

検査の前後にやってみました。

 

すると、細かな問題は整体施術で概ね解消されてしまう

ため、鍼灸施術で対処しなくてはいけない問題が、かなり

減ってしまうことが分かりました。

 

鍼灸施術に使う検査というのは、僕の場合臓器のエネルギーの

検査ということになるのですが、内臓の不調というのは、

例えば腎臓が疲れると胃のエネルギーも弱くなるといった

ように、他の臓器へも大きく影響が及びます。

 

ですから、不調になってから時間が長くなればなるほど、

不調を抱えた臓器が増える傾向があり、そうなってくると

最も大きな問題を抱えた臓器がどこなのか、判断が非常に

難しくなってきます。

 

結果、対処すべき臓器を多くせざるを得ないことが

よくあります。

 

でも、先に整体で骨格の調整をやると、他の臓器の影響で

不調のサインを出していた臓器は「ケアしてくれ!」

と訴えなくなります。

 

その後で、まだ不調を訴えている臓器だけにアプローチ

すれば、症状・体調はグッとよくなります。

 

最近は施術が鍼灸に大きなウェイトを置いていたのですが

整体も使い方次第なんですね。

 

さてここで、一つの疑問が生じます。

 

整体だけで施術している人は、内臓問題も解決

できるのか?

ということです。

 

鍼灸を抜きにした僕の今の整体技術だとかなり困難だと思うので、

多くの整体師にとっても、内臓問題は解決が難しいのでは

ないでしょうか。

 

手だけで症状を改善している整体師は、本当にすごい

なぁと感心します。

 

また鍼灸術の威力の大きさには、毎回励ましてもらって

います。

 

でも近い将来、鍼灸なしの施術で体調を改善していけたら

いいなと一つの目標にしています。